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2010年9月 4日 (土)

【ゲゲゲの女房】 第138話 妖怪大辞典編纂

 「絵描きの先生、俺たちのこと描いてくれよな」

 「日本中の妖怪、世界中の妖怪。お父ちゃんが全部絵にしてください!」

小豆洗いと布美枝さんの依頼で妖怪大辞典の編纂がはじまりました。妖怪一人一人を改めてきちんと描く。話だけの妖怪には姿かたちをつくり、古い絵のあるものも一枚絵に描き直す。柳田國男みたいな大変な作業ですけどね。埋もれ行く伝統の姿を今に伝える大事な仕事です。脳の貯金もしっかりできますしね。

問題は出版社からの依頼ではないためにお金にはならないこと。スガちゃんも結婚するみたいで人件費を削るわけにもいきません。

 「厳しい戦いになるが、やっていけるか」

 「なんとかなりますよ」

布美枝さんがそういってくれるのが心強いですね。ある程度の蓄えもあるでしょうし、節約のすべは心得てます。ようやく描きたいものが見つかった茂さんを全力でバックアップする構えです。スガちゃんも入魂の点々で指揮官を支えてくれてます。

貸本時代の茂さんも描きたい漫画に魂をこめていました。しかし、注文に追われるうちに描きたい漫画からいつしか描かされる漫画に・・。しかし、魂のこもらない漫画はガラクタにすぎない。戌井さんやはるこさんのお陰で原点に立ち返れた一週間でした。

喜子ちゃんが京都で目目連を見たというエピソード、ウィキペディアにも載ってました。結構、怖い妖怪で鬼太郎に出てきたときも強かったのですが、あれを楽しめるのはさすがに茂さんの血ですね。障子の破れ目、障子に無数に止まった蛾の目玉模様、囲碁の勝負に敗れた棋士の怨念など、目目連の正体はさまざまに語られています。その中に目目連は「世間の目を恐れる心がつくりだしたもの」という説がありました。世間の目を恐れることなく自分の世界を持ち続ける喜子ちゃんという図は、なかなか納得できますね。

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