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2011年2月20日 (日)

【みんなのうた50年史】 『三匹の蜂』他(1961年)

1961年6-7月のうた、残りの三曲のうち『三匹の蜂』と『バルーンの歌』はレコードにはなってないようなのですが水星社のテキストに収録されています。それでどんな曲だったかを知ることができますが、あとの一曲『ことりの丘』は著作権処理の関係で水星社テキストに収録できなかったそうです。

いろいろ事情はあったのだと思いますが、どうやら著作権が仇となって後世に伝わらなかったみんなのうた第一号になってしまったようですね。

楽譜によると『三匹の蜂』は伴奏なしの男声四部合唱で、おそらくボニージャックスのみなさんがアカペラで歌っていたのでしょう。もとは「三匹のかぶと虫」という有名な男声合唱曲らしいのですが、検索してもそれらしい曲はでてきませんでした。

「蜂」バージョンでは、黄色のネクタイをしめたおしゃれな蜂が赤い花の蜜に舌鼓をうって足がフラフラになるというストーリーになってます。でも甘い蜜にはご用心。うかれすぎると蜘蛛の餌食になるかも・・というのがおちでした。コミカルな曲です。

「かぶと虫」バージョンではクヌギの蜜に舌鼓をうつお話だったのかもしれません。赤い花とは女性のことなのかもしれませんが、みんなのうたバージョンではあくまで「美しい花」で怖いのは「蜘蛛」になってます。

『バルーンの歌』はみんなのうた用につくられたオリジナル曲みたいですね。

♪ バルーンに乗って
♪ 遠くの海を眺めてみたら

1番2番共通の出だしです。1番では海に白いちっちゃなお船が見えてきました。調性もト短調からト長調に変わってきらめく海にお船がゆれています。

2番では、海の向こうに知らない国の知らない街が見えてきました。スケールが大きくなってきますね。ハローハローとみんなが手を振って笑っています。3番はどうなるのかと思っていると・・

♪ バルーンに乗って
♪ 遠くの海を眺めていたら
♪ バルーンのように
♪ 心が軽く膨らんでいくーー

遠くの海や知らない国を眺めていたら心が軽く、大きくなってきたというのはよく出来たストーリーだと思います。木馬座の映像つきでみたらきっと素敵だったことでしょう。

『ことりの丘』は残念ながらデータがありません。作曲ホートンとありますから外国曲だったのでしょう。


『三匹の蜂』
作詞:水田詩仙
作曲:H.トレーン
編曲:服部公一
うた:ボニージャックス
アニメ:中原収一
初回放送:1961. 6-7

『バルーンの歌』
作詞:冨田じろ
作曲:小林秀雄  
うた:ザ・ピーナッツ
映像:木馬座
初回放送:1961. 6-7

『ことりの丘』
作詞:野川香久
作曲:ホートン
編曲:小林秀雄  
うた:楠瀬一途、東京少年少女合唱隊
映像:木馬座 
初回放送:1961. 6-7

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