« 今日、明日(24日、25日)の風向き | トップページ | 余震推移(25日まで) »

2011年3月25日 (金)

放射性ヨウ素3万テラベクレルは約6.5グラムなのね…

3万テラベクレルの放射性ヨウ素131って、いったいどれぐらいの量なのだろうと思って概算してみました。 ヨウ素131の原子量は131なので1モルが131グラムです。1モルに含まれる原子の数はアボガドロ数6×10の23乗個です。ヨウ素131の半減期は8日なので131グラムのヨウ素131があれば8日で3×10の23乗個のヨウ素原子が崩壊するはずです。 8日はざっと70万秒なのでこれで割ると、平均4.3×10の17乗個のヨウ素131が1秒間に崩壊していることになりますね。ただ、崩壊速度ははじめが早く次第に遅くなっていきますので、その分を補正すると、1モルにヨウ素131では1秒に6×10の17乗個の原子核が崩壊しているとわかります。 1秒間に1個の原子核が崩壊する放射性物質の量が1べクレルなので、これより1モル131gのヨウ素131は6×10の17乗べクレルと判明しました。3万テラベクレルは3×10の16乗べクレルですから、これは0.05モルにあたります。重さにして6.5g。ヨウ素の比重は4.9なので、固体の体積にして1.3㎤。これだけのヨウ素が今回の惨事を引き起こしているわけですね… 何トンかある燃料集合体から数グラムの放射性物質が漏れると大事故になる。計算してみて改めて原発事故の恐ろしさを実感しました。

|

« 今日、明日(24日、25日)の風向き | トップページ | 余震推移(25日まで) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121873/51212170

この記事へのトラックバック一覧です: 放射性ヨウ素3万テラベクレルは約6.5グラムなのね…:

« 今日、明日(24日、25日)の風向き | トップページ | 余震推移(25日まで) »