今日(31日)の風向き


2号機の核燃料の1割ほどが圧力容器から漏れ出してるかも…という報道もあって、心配な状態が続きます。1号機も圧力容器のから水漏れが続いているようですし。。
今日(31日)の福島第一原発付近の風向き(浪江の予報)はおおむね西か北西で海に向かう風です。一時北東の風で内陸に向かう風になりますが、すぐ北西の風に戻る見込みです。風についてはそこそこ安心できる一日になりそうです。
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2号機の核燃料の1割ほどが圧力容器から漏れ出してるかも…という報道もあって、心配な状態が続きます。1号機も圧力容器のから水漏れが続いているようですし。。
今日(31日)の福島第一原発付近の風向き(浪江の予報)はおおむね西か北西で海に向かう風です。一時北東の風で内陸に向かう風になりますが、すぐ北西の風に戻る見込みです。風についてはそこそこ安心できる一日になりそうです。
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科学センターの裏手は芝生やちょっとした森林園になっていて、その一角に「蝶の家」があります。沖縄の蝶を飼育しながら展示する施設で毎日1、2回公開されています。プラネタリウムの前の公開時間にのぞいてみました。
小さな温室の中で蝶がヒラヒラ飛んでいます。中に入ると至近距離で見ることができて、これもなかなか楽しいです。手や顔にとまることもあって、賑やかな観察会でした。



日本で一番大きいと言われるリュウキュウアサギマダラの他、シロオビアゲハ、オオゴマダラが飼育されています。葉っぱの裏にはサナギがぶら下がっていたりして次々に羽化してくるようです。これも昔はなかった設備でいろいろ工夫がされてるようですね。
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そんな中で実験系の展示が人気を集めてました。液体窒素の実験は20分ほどでしたが、面白かったです。液体窒素の実物を目の前で見ること自体新鮮で、はじめ激しく泡立っていたのが落ち着くと無色透明の静かな液体になりました。

これに花やボールを入れてパリパリになる定番の実験のあと、ハンダで作ったベルを冷やす実験は興味深かったです。冷やす前は鈍い音を立てていたのが、液体窒素につけると冴えた涼やかな鐘の音に変わりました。ハンダの粘性がなくなったためでしょうか。
そのあと、二酸化炭素や酸素を入れた袋を冷やす実験も面白かったです。二酸化炭素の袋はクタッと萎んで白いドライアイスに変身。


酸素も液化して青白い液体酸素に変わっていました。理論的には知っていても目の前で変化するのを見るのは新鮮な体験ですね。前列で見ていた子供たちも興味津々でかぶりついてみてました。


最後は液体窒素が気化する圧力でポンとロケットを飛ばしてフィニッシュ。実験員のお兄ちゃんの話術もうまくて見応えのある実験展示でした!
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久しぶりに京都市伏見区にある青少年科学センターにいってきました。子供のころに良くいったものですが最近はとんとご無沙汰です。

ホームページによると昭和44年(1969年)開館だそうですので、42年になりますね。開館当時の設備とおぼしき液晶ではない計数管も現役で頑張ってました。一方で子供のころ良くみた、卵の発生の展示や元素の電子配列の展示は「調整中」や「停止中」になっていてちょっと悲しかったです。

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1~3号機外の坑道の汚染水、厄介ですね…。汚染水が海に漏れるリスクがありますし、冷却水ポンプ再起動の作業の邪魔になりますし、注水を控えると炉心が加熱する恐れがありますし…。一番不安定っぽい2号機の圧力容器が壊れないうちに、冷却機能が再起動してほしいですが、冷却ポンプ以外の安定化の方策をいくつか考えておく必要があるでしょう。
今日、明日(29日,30日)の福島第一原発付近の風向き(浪江の予報)は西風のち南東の風です。明日の朝まで西風で明日の午後南東の風、そのあとまた北西の風に戻ります。南東の風が吹く時間が短いのが救いかもしれません。
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空気より水経由の汚染が主力になっている気もしますが、風向き情報を続けましょう。
今日、明日(28、29日)の福島第一原発付近の風向き(浪江の予報)は、南東から西、さらにまた南東へと揺れ動きます。移動性高気圧が一つ通過したあとさらにもう一つやってくるため、いろいろ変わりますがおおむね弱い風なので、遠くまでは飛散しないかもしれません。
春らしいいい天気なんですけど、ゆっくり楽しめないですねえ。
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タービン建屋地下の汚染水が冷却ポンプ回復作業を阻んでいます。ポンプが使えないと上からの放水に頼らざるをえないし、放水するとまた地下に水がたまるし…というスティールメート(手詰まり)に差し掛かっていますね。排水の能力をあげて乗り切って欲しいところですが…
今日、明日(27、28日)の福島第一原発付近の風向き(浪江の予報)は、明日の午前中まで西か北西で、そのあとが南東になります。こうしてみると、西や北西と南東の風というケースが多いですね。内陸でも北西に向けて放射性物質の濃度が濃い地域が存在していますが、風向きの特徴が関係しているのかもしれません。
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富士山が綺麗だったので撮ってみたのですが、電線が入ってしまいました。そこでiPhoneの画像修正アプリで修正してみたところ思いのほか綺麗にきえてくれました。ちょっとびっくりです。これで115円だったのはもっとびっくりです。
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<みんなのうた>は1961年の4月に始まりましたので、今月のうたは50年史のトリを飾ることになるわけですが、まさかこんな50周年になろうとは‥‥。これっぽっちも予想していませんでした。
それでもここから復興していくうえで、歌の力は大きいと思います。<みんなのうた>の新しい歴史も、新しい日本を元気付けるものになっていってくれることでしょう。
2011年2,3月のうたは『くじらのあくび』『ピンクと呪文』『ケラケラ』の3曲でした。『くじらのあくび』は好きなあの娘に南氷洋まで会いに行く鯨の話です。ドミファソシドの沖縄音階が、先日の沖縄旅行を思い出させてくれます。中間部の人間カラオケは聴き応えがありますね。冒険の映像はほのぼのしていて緊迫感はあまりないですが、シリアスな冒険は『ケラケラ』に譲るということかもしれません。
『ピンクと呪文』はいきなり怪しげな呪文ではじまって何事かと思いました。
♪バンチーセッツータイナーモノカラター
♪バンチーセッツータイナーモノカラター
ピンクのスプーンを振り振り踊る姿は『アキストゼネコ』を思い出させます。このスプーンは小さい頃いつも握っていた宝物。大人になっても母親との絆をよみがえらせてくれる魔法のアイテムです。
♪たとえこの星がいきなり消えても
♪大丈夫よ怖くないわ
震災後、久々にこのフレーズを聴いて思わず涙が出ました。いくつもの町がいきなり消えていくなかで、星になってもわが子を守り続けるお母さんがどれだけいらっしゃることでしょう。それぞれのお母さんが残した魔法の呪文が子供たちを力づけ、復興していくよすがとなることを願わずにはいられません。
『ケラケラ』の主人公は蛙の子供です。母親に「旅に出る」と告げて出発しますが‥。太陽に照り付けられて干からびそうになり、助けを求めた鳥に食べられかけ、ようやくたどり着いた湖で大蛇に襲われ‥。みんなのうた50年の歴史の中でもこんなにシビアな目に合わされる主人公はそうはいません。それでも、岩陰に隠れてしたたかに生きていく強さが『ケラケラ』にはあります。日本の状況もシビアですが、したたかに乗り切っていきたいものです。
『くじらのあくび』
作詞:はらたいら
作曲:倉光 薫
うた:ザ・ジェイド
映像:土田ひろゆき
初回放送:2011年2,3月
『ピンクと呪文』
作詞:Bro.KONE
作曲:Bro.KONE
うた:ザ★スリー・ソウル・ピグリーズ
(岩崎宏美、八神純子、花田千草)
アニメ:須田英和
イラスト:玉村敬子
初回放送:2011年2,3月
『ケラケラ』
作詞:内藤まろ
作曲:内藤まろ
うた:ケラケラ
映像:内藤まろ
初回放送:2011年2,3月
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電源ケーブルの敷設作業をされていた作業員の方が被曝されて、復旧作業の厳しさが改めて実感されます。冷却装置が作動するようになるまでにはまだ時間がかかりそうですが、気をつけて作業を進めて欲しいですね。
今日、明日の福島第一原発付近は冬型の気圧配置のため北西から西の強い風が吹く予報です。海に向かう風ですので助かります。原子炉の圧力を下げるためベント(ガス抜き)の作業が行われるかもしれません。やるならこの風向きのときでしょう。
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3万テラベクレルの放射性ヨウ素131って、いったいどれぐらいの量なのだろうと思って概算してみました。 ヨウ素131の原子量は131なので1モルが131グラムです。1モルに含まれる原子の数はアボガドロ数6×10の23乗個です。ヨウ素131の半減期は8日なので131グラムのヨウ素131があれば8日で3×10の23乗個のヨウ素原子が崩壊するはずです。 8日はざっと70万秒なのでこれで割ると、平均4.3×10の17乗個のヨウ素131が1秒間に崩壊していることになりますね。ただ、崩壊速度ははじめが早く次第に遅くなっていきますので、その分を補正すると、1モルにヨウ素131では1秒に6×10の17乗個の原子核が崩壊しているとわかります。 1秒間に1個の原子核が崩壊する放射性物質の量が1べクレルなので、これより1モル131gのヨウ素131は6×10の17乗べクレルと判明しました。3万テラベクレルは3×10の16乗べクレルですから、これは0.05モルにあたります。重さにして6.5g。ヨウ素の比重は4.9なので、固体の体積にして1.3㎤。これだけのヨウ素が今回の惨事を引き起こしているわけですね… 何トンかある燃料集合体から数グラムの放射性物質が漏れると大事故になる。計算してみて改めて原発事故の恐ろしさを実感しました。
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テラベクレルにショックを受けて更新が遅れましたが、今日、明日(24日、25日)の福島第一原発付近(浪江の予報)の風向きです。
今日24日は困ったことに内陸に向かう南東の風です。風速も結構強めになっています。これが日付が変わるころから正反対の北西の風に変わります。海に向かえばいいというものでもないのですが、とりあえずは助かりますね。早く冷温停止になってこういう心配をしなくてすむようになってほしいものです。
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12日午前6時から24日午前0時までのヨウ素131の放出量は3万~11万テラベクレルに相当するという記事が出てました。テラベクレルとは1兆べクレル(10の12乗べクレル)のことですから凄まじい単位ですね…。
3万テラベクレル(3×10の16乗べクレル)のヨウ素131をシーベルトに換算すると、実効線量係数2.2×10の-8乗をかけて
6.6×10の8乗Sv(シーベルト)
=6億6000万Sv
となります。急性の場合7Svが致死量と言われていますから、9400万人!!の致死量となりますね。計算があっているのか心配になるぐらい大きな値です。
大半は大気や海や土壌に拡散して人体に取り込まれる量は少ないとはいえ、とんでもない放射性物質がすでに放出されてしまっているのですね…
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外部電源の通電作業は無事終わったものの、冷却用ポンプが動くにはまだ時間がかかりそうですね。放射性物質による汚染も刻刻報告されてますし、まだまだ風向きが気になる日々が続きます。
今日(24日)の福島第一原発付近(浪江の予報)の風向きはおおむね西風です。今日のお昼から午後3時ごろにかけて一時、南東から南の風に変わりますがあとは海に向かう風です。海に落ちた放射性物質は生体濃縮が起きるには濃度が薄すぎるらしいので、やはりなるべく陸に落ちないでほしいものです。
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早く暖かくなってほしいのに雪ですか…。地震や原発に気を取られてますが、上空に寒気が居座っていて天候も不順ですね。色々勘弁して欲しいです。
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かなり高濃度の放射性セシウム137が茎立菜(くきたちな)などから検出されています。セシウム137の場合の実効線量係数をおさらいしておきますと 0.013μSv/Bq となっています。これは1Bq(べクレル)のセシウム137を口から食べた場合に、人体が受ける通算のダメージ(預託実効線量といいます)をμSvを単位として表した値となります。 したがって、放射性セシウム137の量を示すべクレル値に0.013をかけると、それを口から食べたときに人体が受ける通算ダメージがわかります。たとえば今回見つかった茎立菜1kgあたり82000べクレルの場合、この野菜を100g食べると8200べクレルのセシウム137が体内に入ります。これによるダメージは係数をかけて 8200×0.013=106.6μSv と求めることができるわけですね。 原子力安全委員会は年に5mSv(5000μSv)を年間限度量としているようですから、毎日このくきたちなを100gずつ食べると 5000÷106.6=46.9日 で年間限度量を越える計算になります。まあ、毎日100g食べたりする作物でもないかもしれませんが、以上の方法で他の作物についても測定されたべクレル値から人体の受けるダメージを自分で計算することができますね。 ただしこれはセシウム137の場合で、ヨウ素131の場合は0.022をかけるとμSvに換算できます。ヨウ素131は半減期が短いのでまだましですが、セシウム137の半減期は30年もあるので気が重いです。
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2号機、3号機の煙が収まってきて通電作業が再開されました。アメリカの原子力規制委員会も「安定してきている」とのコメントを出してますし、なんとかこのまま収まってほしいものです。
明日(23日)の福島第一原発付近の風向き(浪江の予報)は朝のうち北西で、9時ごろから北風に変わり強く吹きます。夕方からは北西から西になり海の方に吹く風になる予報です。
海水から放射線が検出されたりしてますので一概に西風がいいとも言えないのですが、陸に吹いてくるよりはまだましだといえるでしょう。根本的には放射性物質が出なくなるのが最善なんですけどね。はやく収まりますように!
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さっきコンビニに行ったら食パンがまるでなくてアンパンが棚を埋めてました。食パンが無ければ高級アンパンを食べろということでしょうね![]()
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昨日の話になりますが18切符で伊豆へ行ってきました。土曜日から伊東線の運行が再開したのでとりあえず伊東まで。
港ちかくで魚を食べマリンタウンで日帰り温泉につかってきたのですがどこもお客さんがいなかったですねえ。まあしょうがないのですけど。そんななかマリンタウンでは、入館料を無料にして義援金を募っていました。
入館料分募金して、さらに色々食べて地域の経済活動に貢献してきました。
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電源回復の作業と放水作業が続く中、3号機、2号機から煙が上がるなど、まだまだ安心できない状況が続いています。
明日22日の福島第一原発付近の風向きは概ね南東で、内陸に吹き込む風の予報です(浪江の予報)。ただ明日の夜以降は南西から西風に変わってくる予報で、海に向かう風になってくるようです。電源回復と瓦礫の撤去が順調に進んで、早く安心できる状況になりますように!
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1時間あたりの放射線量を年換算するには、1年=約9000時間という数字を覚えておくと便利です。ホントは1年=8760時間ですが、おおまかな影響評価には9000時間で十分でしょう。
例えば、1μSv/時間は9000倍して9000μSv/年=9mSv/年となります。
「マイクロをミリに変えて9倍する」
と覚えておくとニュースを聞きながら暗算することもできるでしょう。
一般的な放射線量の許容量は10mSvと言われていますから、1μSv/時間の場所に1年とどまるとほぼ許容量に達する計算になります。
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19日は震度5強の余震があってびっくりしましたが、グラフを見る限りでは余震が活発化しているわけではなさそうです。ただ、もうしばらくは震度5ぐらいは起こる可能性はありそうです。
余震の推移については改良大森公式というのが知られていて、時刻tにおける余震の頻度n(t)は、
n(t)=K/(t+c)^p
という関数にしたがって減衰していくのが一般的なようです。K、c、pは定数でtが増えると分母が増えますのでn(t)はtが増えると減っていくわけですね。
この式の両辺で対数をとると
log(n(t))=logK-p*log(t+c)
となります。log(n(t))がlog(t+c)についての一次関数になりますのでcを適当にとって両対数グラフにプロットすると直線になるはずです。
そこで、今回の余震のデータを両対数グラフにしてみることにしました。cをどうするのか考える必要がありますが、グラフが一番直線に近くなる(直線で回帰したときのR2が一番大きくなる)cを求めるとc=0.9となりました。この場合のグラフは次のようになります。
回帰式からlogK=0.81なのでK=6.46、それからp=1.13と読み取れます。阪神淡路大震災のときにはK=15.4、p=1.07、c=1という数値が求められていますのでpやcは似たような値といえるでしょう。Kは今回は最大震度3以上の余震を集計対象としてますので、その点で違いがあるといえるでしょう。
こうしてみるとマグニチュード9.0の桁外れの地震であった割に、余震の挙動は従来の地震と似通っているみたいですね。ただ、おおまかには直線的に減少しているものの、余震推移のグラフは直線の上下に蛇行しています。この蛇行の影響で14日~16日の余震は横ばいかやや増加をしめしていました。
18日~19日も再び蛇行して横ばいか上向きになりかかっています。ここ2,3日はこの状態が続いてそのあとはもう一段階、余震が沈静化していくのかもしれません。十分大きな地震でしたから、これ以上の大きな余震は勘弁してほしいものです。
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毎日原発のニュースを見て、シーベルト(Sv)という単位にはかなり慣れてきましたけど、野菜から放射性物質が検出されたニュースではベクレル(Bq)という別の単位が登場してきました。シーベルトは人体への影響という点から評価した放射線量を表す単位で、10mSv(ミリシーベルト)ぐらいが一般の人の許容範囲で、100mSvが放射線を扱う仕事をする人がそれ以上浴びないように気をつける放射線量の目安になっているようです。
一方、ベクレルは放射線を出す放射性物質の量を示す単位で、1秒間に1個の原子核が崩壊してα線かβ線かγ線かのなんらかの放射線を出す放射性物質の量が1ベクレルです。野菜1kgあたり24000ベクレルの放射性ヨウ素131が検出された、といった報道で使われています。このベクレルをシーベルトに換算できれば、せっかく勉強したシーベルトの知識が使えるのでちょっと調べてみました。
結論から言うと、ベクレルの値に「実効線量係数」という値を掛ければベクレルをシーベルトに換算できます。これは放射性物質の種類ごとに異なる値をもつ係数で、たとえばこのページ(http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/4_1.html)に一覧表が載っていました。このページの表によると、ヨウ素131(I-131)の実効線量係数は2.2×10の-8乗となっています。言い換えるとベクレルの値に0.000000022をかければシーベルトに、0.000022を掛ければミリシーベルトに、0.022をかければマイクロシーベルトに換算できます。
したがって、1kgあたり24000ベクレルの野菜を100g食べると
2400ベクレル×0.022=52.8マイクロシーベルト(μSv)
の放射線量を浴びる計算になります。ちなみに上記のページによるとこの係数は大人は50年、子供は70年の積算値だそうなので、上の野菜を100g食べた後50年にわたり人体が浴びる放射線量の合計が52.8μSvとなるようです。
この計算が正しいとすると一般の人の許容範囲10mSv(=10000μSv)の放射線量を浴びることになるのは上記の野菜を
100g×10000÷52.8=18.9kg
食べたとき、ということになりますね。毎日100gを189日、半年ほど食べ続けると許容範囲をこえることになりそうです。
これは、ヨウ素131の場合ですが、セシウム137の場合の実効線量係数は1.3×10のマイナス8乗で、セシウム137のベクレル値に、0.000013を掛けるとミリシーベルトに、0.013を掛けるとマイクロシーベルトに換算することができます。当面、ニュースに出てくるのはこの二物質だと思いますが、他の放射性物質についても上記のページの表にある値を使えば換算することができます。
(実効線量係数の算出についてはhttp://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-04-02-03を参照。モンテカルロシミュレーションで求めるらしいです)
(ここで求められるシーベルト値は預託放実効線量値を示します。預託実効線量の詳細は http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/yotaku_jikkou_syousai.html を参照ください)
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3号機への連続放水、かなり効果があったようで何よりです。消防庁の警防部長さんの会見は感動しました。電源回復作業の進展とあいまってようやく峠を越えつつあるようです。
今日、明日(20、21日)の福島第一原発付近(浪江での予報)の風向きは目まぐるしく変化します。今日いっぱいは南東から南の風で内陸に弱い風が吹いてきます。明日になると西風に変わって少し安心できますが、明朝には北風になって南へ向けて吹いてきます。
これ以上爆発が起きず、水が十分に溜まって使用済み核燃料が水面下に沈むとかなり安心できる状態になりますので、はやくそうなって欲しいですね!
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ハイパーレスキュー隊の連続放水が始まりました。1000t以上放水できるようなので、かなり期待できます。
今日、明日(19日、20日)の風向きは19日は西風なんですが、20日は朝から東~南東の風に変わってしまうんですよね…。連続放水で冷却できているうちに電源を回復させて、収まって欲しいです。
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福島第一原発付近(浪江)の明日3月19日の風向きは南西から西と予測されています。風速は一時10m近くなってつよく吹きますが、次第に弱まってくるみこみですね。明日も海に向かう風で助かります。
電源回復の作業が進む一方、今日は自衛隊と米軍と消防車による放水が行われました。使用済み核燃料貯蔵プールの水位が回復するほどの水量はないのですが、とりあえず水をかけておけば1リットルあたり512kcalの気化熱を奪ってくれるので時間稼ぎにはなるでしょう。
その間に電源を回復して炉心冷却装置が起動できるようになって欲しいものです。
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昨日、今日と冷え込んでますが、府中郷土の森公園ではカタクリがちょうど花盛りでした。雪が解けてから落葉樹の葉が茂って林床が暗くなるまでの短い間に、花をつけ葉を広げて光合成を行うスプリングエフェメラル(春の妖精)の一種です。
雪が解ければ春がくることを実感させてくれる花ですが、今年はとりわけ春の訪れが待ち遠しいですね!
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気象庁の地震情報のページ(http://www.jma.go.jp/jp/quake/quake_singendo_index.html)にあるデータから、最大震度3以上の余震推移のグラフを作ってみました。縦軸は1時間あたりの平均発生数です。全国どこかで最大震度3以上の地震が起きた頻度を示していると思ってください。
新潟や静岡の地震は「余震」なのか微妙なところですが、とりあえず集計に含めてあります。日ごとに単純集計すると11日は14時46分以降の9時間余りの分しかなくて少なくなりますので、時間で割って1時間あたりの平均発生数をもとめてあります。あと最大震度7だった本震も含めてあります。
こうしてみると、余震の発生頻度は13日を境にして大きく減ってるようですね。最大震度3の余震は1時間に3回程度だった発生頻度が1時間に1回程度にがくんと落ちています。最大震度4の余震も同様のパターンを示しています。ただその後は17日まで発生頻度は目立った低下を見せず、1~2時間に1回程度をキープしていますね。これがいつまでも余震が続くなあというイメージにつながっているのでしょう。
最大震度5以上の余震も横ばいな感じで、まだ起こる可能性があることを示しています。あと数日震度5以上が起こらずに、震度3の余震がもっと減ってくればかなり安心できるだろうと思われます。
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プロ入り23年目だそうです。中原棋聖に2連敗後の3連勝で棋聖を獲得したのも今は大昔、21年も前の話になるんですねえ。
ながーいことC1級で足踏みして、何度も昇級を逃していた時期もありましたが、最近になってB1に昇級、今年の最終戦でA級昇級決めました。
C1時代は永久にC1かと思ってましたが、それは永久ではなくA級に上がる日がやってきました。是非活躍してほしいです!
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大規模停電回避のため、首都圏全域で灯りが落とされてます。強い風で澄んだ空気とあいまって暗い夜空に月が綺麗に輝いてました。
大変な状況ですが、ちょっとぐらいはいいこともないとね![]()
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大爆発が起きる前に先手を打って大量のコンクリートを投下して固めてしまうとかできないものなのですかねえ。
爆発がおきたらコンクリートで固める以外に手がないわけですし…
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明日、3月18日も冬型の気圧配置が続き、福島第一原発付近の風向きは北西から西が続きそうです(浪江の予報)。
風速は朝まで10mを越える強い風で、その後はだんだん弱まってきます。万一大きな爆発がおきても内陸の方に放射性物質が飛んでくることはなさそうで、それだけが救いですがホントになんとかなりませんかねえ…
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機動隊の高圧放水車は結局目標にとどかず…。放射線の強さが障害になって打つ手がなくなりつつあります…。
そんな中、自衛隊の放水車が4度に渡り放水を実施したもようです。決死の作戦に頭が下がりますが、今日の放水は結局朝のヘリと夜の放水車のみです。15メートルの深さのプールに水を張るには断面積を10m×10mとして1500tの水が必要です。放水された46tの水が半分届いたとして23tにしかなりません。
おそらく3号機と4号機の使用済み燃料プールの水はほとんどないか、すでに完全に干上がっていることでしょう。大規模停電に気を取られてきましたが、こちらは本格的にまずい状況になってきたようです…
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需要が供給を上回って大規模停電がおきるかも…ということで、すでに帰宅ラッシュが始まってますね。いつから始まるか分からないのが困りものです。
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このグラフがわかりやすいです。
http://dl.dropbox.com/u/659087/fukushima.png
縦軸は対数目盛りですから、1つ増えると10倍になります。12日の水準より16日は100倍程度の水準ですね。。
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ヘリからの放水が行われましたね。西風が強いのだいぶ流されてますが、ある程度3号機にかかった模様です。
風が強いので難しいですね。でも放射能を避けながら風上から投下するにはかえってありがたい風かもしれません。2回目はかなり拡散した模様ですが、3回目は4号機に割と命中していました。4回目はかなり風上から上手に投下したけ、風で拡散してますね。やっぱり難しそう。。頑張れ、ヘリコプター!
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福島第一原発付近(浪江)の風の予報です。
明日の風向きは西か北西です。内陸に向けて吹くことはありません。ただ10mを越える強風が吹くので空からの放水作業にはかなり支障になるかもしれません。
一方で少し風上から水を落とせば放射性物質を浴びずに放水できるかもしれません。いずれにしても非常に困難な作戦になりそうです。
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格納容器から冷却水か水蒸気が漏れて、高濃度の放射性物質が漏れているらしい…ということですが、次から次へと危機的な状況が発生しますね…。
炉心の冷却が維持できるかどうかが勝負なわけで、そのためには格納容器内の水位を保つことが重要です。にもかかわらず水位がどうなっているのか、この情報が大変すくないですね。
1時間おきにでも定期的に発表してもらえば、こちらもある程度事態を把握して心構えができるのですが。ひょっとしたら東電も計器の破損でリアルタイムには把握できていないのかもしれませんが、そうであればそうと知らせて欲しいものです。
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今日、3月16日の福島第一原発付近の風向きの予報です(浪江の予報)。おおむね北西から西の風になっていますね。一時北風なのが気になりますが、おおむね海へ向かう風のようです。
それにしても、次から次へと事故が起きて気が休まりませんね…
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今晩は多摩市あたりで停電してました。全く真っ暗かと思ったら、幹線道路の信号は作動してて一安心です。交通量は多いので、信号がないと渡れないですね。お巡りさんや白バイがスタンバイし、上空からはヘリの音が聞こえてきました。
ただ、すこし脇に入ると信号も非常灯も街灯もついていなかったです。自動販売機も漏れなく暗くなっていてちょっと異様でした。民家にももちろん明かりはなくて、午前2時か3時の丑三つ時と錯覚しそうです。
上限の月がかかっているのと、遠くの街明かりで真っ暗でないものの相当暗いです。急に人とすれ違うと、すこしギョッとします。無灯火の自転車追い越していったときはホント怖かったです。
車がくると明るいのですが、ヘッドライトがあたると目が眩んで逆に何も見えなくなってしまいますね。足元の段差も見えづらくて、停電の街は予想以上に怖いということが分かりました。確かに回避できるものなら回避した方がいいのでしょう。
回避できない場合は、外は午前2時や3時より暗いので出歩かないのが正解でしょう。丑三つ時だと思って寝るのが吉かもしれません。
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アメダスも損害を受けて、リアルタイムの風向きはつかみづらいですね。おそらく福島第一原発付近で東の風3、4mといったところでしょうか。はやく西風に変わって欲しいです。
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福島第一原発付近(浪江)の今日(15日)の風向き予報です。
今のところ北風ですが、10時ごろから北東、13時ごろから東の風に変わるようですね。内陸に向かうまずい風向きです。
19時ごろから南東、東、北東と変わっていって明朝3時ごろには北風、さらに夜が開けると西風になると見込まれています。西風になるまではかなり心配な風向きです…
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また爆発…。冷却装置が損傷したらしいけど、まずい状況ですね…。

今日は風向きは北から東に変わってきますので、内陸に風が吹いてくる状況で、これもまずいです…。
明日には西風に戻るのでなんとか持ちこたえて欲しいものですが、今日が山場っぽいです。炉心溶融から燃料爆発という最悪の事態にならないように祈ります。
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近所を一回りしてきました。今日の輪番停電はこの辺では中止になったのですが、午後8時現在で8割ほどの店がしまって街はひっそりしてました。これぐらい店がしまっていると十分節電の効果が上がっているようにも感じます。
開いているのはコンビニとワタミの居食屋とモスバーガーで、あとはサミット(スーパーです)もマクドナルドもファミレスも駅前の中華屋もラーメン屋も本屋も洋食屋もしまっていました。
モスバーガーには「停電の間は閉店」と書いてありましたから、停電しなければ開けるという方針のようです。ワタミは特に但し書きはなかったようで、割と賑わっていました。
本当は店だけしまって信号や街灯はついている状態が、節電の効果をあげながら安全が守られて理想的なのですが、なかなかそううまくはいかないかもしれません。社会的ジレンマの実験を行った経験からするとモスバーガーやワタミのように停電でなければ営業するという店が増えてくる可能性が十分考えられます。
ある意味、現在の状況は社会的ジレンマの巨大な実証実験を行っているようなものなのですが、果たして今後、実験室実験の通りに進むのでしょうか?
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結局、今日の輪番停電は実施されないようですね。なるべく避けるに越したことはないというのは分かるのですが、営業を率先して自粛した会社や百貨店のおかげで停電をやらなくてすんだというのであればちと問題です。
新宿では高島屋や小田急デパートが閉店する一方で京王百貨店は営業してました。まあ、京王も上はガラガラだったのですが食料売り場は賑わっていて、高島屋や小田急にしてみれば心穏やかではなかったかもしれません。
社会的ジレンマにおける自主的対策というのは進んで対策を行った人が損をする構造になっているので、対策が長続きしませんし、次を呼びかけたときにも協力をしてもらいにくくなります。そんな訳で今回の「やるやる停電」は、一時的に節電の効果をあげても長期的には節電の意欲を削ぐような気がします。もうちょっと、やるならやるで不公平が生じない形でキチンと実施した方がよいでしょう。電力不足は長期化するわけですから…
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福島第一原発付近(浪江)の今日明日(14、15日)の風向きは、西から北、さらに東とぐるーっと回って行きます。
3号機の水素爆発があったものの今のところ西風なので海の方に吹いていきます。ただ北風になると南の富岡方面、東風になると内陸の方に影響があるかもしれません。それまでに収まって欲しいですね!
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京王線は調布以遠が止まってます。13:30に八王子方面と橋本方面が動き出す予定なので沢山の人が列をつくってました。構内に人が溢れると危ないので入場制限をしている模様です。
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こんな感じで止まるみたいですね。
よるは真っ暗になるのでLEDランタンが活躍してくれますが、こんな形で必要になるとはねえ…
http://www.asahi.com/special/10005/teiden20110313.pdf
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明日から実行する割に詳細がわかりませんね
いつどの地域が停電するのか…。多分プランを作ってる最中なんでしょうけど。
どちらにしても冷蔵庫の中身を整理しておく必要はありそうですね。冷凍食品が一番やばそうだから早いうち食べておくとしましょうか。デパートとか自家発電でしのぐのかな
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関東大震災の昔から災害時には流言やうわさがつきものですが、今回はチェーンメールやチェーン日記という形で流れるケースも見られていますね。ここで震災流言について簡単におさらいしておきたいと思います。
オルポートの分類によると流言(主に社会的な事柄について語られる特に根拠のない真偽不明のうわさ)には、人を怖がらせる恐怖流言、こうなって欲しいという願望を語る願望流言、誰かの悪口をいう分裂流言の3通りがあります。震災時にもこの3通りの流言が見られますが、余震や略奪、レイプなどに関する恐怖流言や分裂流言が特に多く流れるようです。
関東大震災では「横浜が水没した」「いついつに大きな余震がある」「囚人が脱走した」「井戸に毒を投げ込んでいるものがいる」といった恐怖流言や分裂流言が流れていました。あるいは火山の噴火時に「避難したあとに窃盗団が入り込んでいる」という流言が流れた事例もあります。今回の地震では余震の他に放射能や有害物質など恐怖心をもたらす題材が数多くありますので、それらについてのチェーンメールがすでに流れているようです。
流言とデマは同一視されることが多いのですが誰かを欺くことを目的として悪意を持って流されるデマと違って、流言の方は役に立つ情報を伝えたいという基本的には善意によって伝達される点が違うといえるでしょう。それゆえ流言には聞いた人が「本当のことだ」と思って「流す必要がある」と感じるような<信憑性>が備わっていることが多いです。
具体的には、警察や役所、あるいは「○○につとめる友人」からの情報だ、という形で権威付けされていることが多くあります。今回も「関西電力が」とか「厚労省が」といった形の出所が付与されているチェーンメールが出回っているようです。また状況を具体的に詳細に語っている情報を人は信用しやすいのですが、流言もこのような形で具体的な細部が付与されると伝達力が増すことが知られています。
こうした「権威付け」や「具体化」、あるいは他の情報との整合性をとる「つじつまあわせ」が行われて<信憑性>を獲得した流言が広く伝わる傾向があるといえます。震災時には情報の不足がおきがちですので、こうした<信憑性>のある流言が情報の不足を埋める形で流通しやすくなるといえるでしょう。
そんなわけで、妙に具体的だったり、権威付けやつじつまあわせがなされている情報に出会ったらすぐにコピペして拡散する前に少し立ち止まってどの程度根拠のある情報なのか確認してみることが大事でしょう。
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千葉の養鶏場で鳥インフルエンザにかかった鶏がみつかったようです。この大変なときに困ったものですが、殺処分を急がないといけません。被災地救援に向けられるマンパワーがそがれてしまいますが…
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1号機の海水注入は完了した模様です。大規模な水素爆発も起こらず何よりでした。あー良かった! 作業をされた皆様おつかれさまです。ありがとうございました!
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福島第一原発付近の今日の風向きは西の強い風~北西、一時南西の弱い風みたいですね。おおむね陸から海へ吹く西風なので、もし放射性物質が漏れても陸の方にはこない風向きではあります。
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1号機の海水注入が続くなか、3号機の冷却装置も停止してしまったようです。まずいですねえ。
自家発電か電源車かエネルギー供給系統のダウンというより冷却装置自体のダウンなんでしょうね。地震によるダメージがあるなかフル回転してきてダメになったのかもしれません。こちらも溶融が起きる前に海水注入をした方がいいように思いますが…
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原子炉の格納庫本体はどうやらまだ無事みたいですね。何よりです。それで最後の手段として海水の注入で冷却する作業に入っていると報道されています。
20時から1時までと言ってましたから5時間ほどかけて水深8m分ぐらいを一気に注入するようです。2700度の灼熱の燃料棒に海水を注入すると一気に蒸発しさらに熱分解して水素と酸素に分かれて大変危険だと想像されます。枝野官房長官は「格納庫内に酸素は無い」といってましたけど、熱分解で水素が生じれば酸素もできてるはずで大変危険なことには変わりはないように思います。おそらくそのため、20km圏内の住民の避難を行っているのでしょう。
この作業が20時から始まって3時間、どうやら大きな爆発なく最初の作業は乗り切っているようです。冷却水が増えて燃料棒の温度が下がってくれば危険な山場はすぎてくれると思います。
海水を使うと塩分を含んでいるので復旧や運転再開は容易ではありません。福島第一原発は古い炉なので廃炉も覚悟しての作戦と思われます。あと2時間、成功を祈りましょう!
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福島第一原発付近の風向きは、現在南から北に向かう弱い風で、夜にかけて西から東に向かう風になるようです。
西風になってくれると多少は助かるのですが、外壁が爆発してしまって冷却水の注入作業が続行できるのか、かなり疑問ですね。チェルノブイリみたいにコンクリートの棺桶で覆わないとしょうがなくなるかもしれません。
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福島第一原発で爆発!
原子炉付近で爆発とは…怖すぎ…
外に出ずにマスクしてとの報道
風向きは南なので原発の北側にいる人は注意!!

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福島第1原発、4mの燃料棒のうち1.7mが冷却水から出てしまっているようですね。半分近く露出してしまって溶けはじめている状況のようです。冷却水がないと2700度ぐらいになるらしいので、そうなってしまうと冷却水を注いでもすぐに蒸発してしまって冷えてくれなくなる恐れがあります。
そうなると手に負えなくなりますね。蒸発するよりはやく冷却水を注がないといけないのですが、電力もないし容器も破損しているかもしれませんし、非常に深刻な状況になってきています。セシウムのほかヨウ素も検出されてるとかで本格的な炉心溶融がおきつつある可能性もあります。スリーマイル島の事故では3分の2が露出して溶融したといわれてますから、その状態に近づいてきてますね。
スリーマイル島の事故の場合、この段階で冷却水の大量注入がなされて収まったようですから、それができるかどうかが鍵となります。もし、注入が間に合わなければ燃料が全部溶けて爆発を起こしたチェルノブイリ事故のようにならないとも限りません。
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地震発生からまる一日たちました。
昨日はコンビニに寄って出かけようと思って歩いていたところ、周りの人がざわめき出して見る間に大きく揺れはじめました。一瞬、店内に入ろうかと思ったのですが、出られなくなると嫌なので上から物が落ちてこない入口付近の軒下で様子見。
ゆーっくりした揺れが段々激しくなり、電信柱や看板がガタガタ揺れます。ヤバいと思ったものの建物は壊れそうになかったので「4ではないけど6ではない。震度5ぐらいか」などと考えてました。
電車や物流がとまると思ったのでとりあえずコンビニでおにぎりとパンを買って家にUターン。初期の揺れが長い割に本震が大きかったので、震源付近は大変だろうと思いつつ携帯をチェックしました。少しの遅延ののちひらいた画面には「7」の文字が!
これは大変と急いで家に帰ってテレビをつけて昨日はそれっきりでした。阪神のときもテレビをつけたが最後一日中テレビに釘付けでしたから、そうなるだろうと思いつつ、津波のヒドさに呆然…。こんなことがいきなり起こるとは…
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福島第一原発でセシウムが検出されたとラジオで言ってました。冷却水が不足して炉心の溶融が始まっている可能性があります。相当マズイ状況ですね。早く冷却水が補給されますように!
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明日以降の方が電力の供給能力が落ちるみたいですね。今日は首都圏で最大100万kw(3パーセント程度)の不足で明日以降は輪番で計画停電ということになりそうです。どこがいつ停電するのでしょうか。
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こちらにも貼っておきます。
食料等に困ったときは…
●災害時における帰宅困難者支援に関する協定社一覧
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1687255027&owner_id=24689307
●ビックカメラが充電器を無料開放。
●サントリーが自販機を無料開放(ボタンを押すだけでいいそう)
●無料開放避難場所は
【池袋】立教大学
【御茶ノ水】明治大学リバティタワー
【新橋】新橋第一ホテル
【品川】品川プリンスホテル
【新宿】高島屋タイムズスクウェア
【渋谷】青山学院大学 他
もっと詳しく
↓
●【東京23区内にいる帰宅難民へ】
避難場所を公開しているところを可能なかぎりGoogleMapsでリアルタイムでまとめた方がいます。
http://bit.ly/tokyohinan
●23区内の避難所&防災メモ。
携帯からでも見れるはずです。
http://bit.ly/f31cbw
●東京都防災HP
*PC→http://www.bousai.metro.tokyo.jp/datasheet/index_em.html
*モバイル
ドコモ http://www.bousai.metro.tokyo.jp/mobile/index.html
au http://www.bousai.metro.tokyo.jp/mobile/index.html
ソフトバンク http://www.bousai.metro.tokyo.jp/mobile/index.html
ウィルコム http://www.bousai.metro.tokyo.jp/mobile/index.html
eモバイル http://www.bousai.metro.tokyo.jp/mobile/index.html
●災害用伝言ダイヤル「171」
◆被害者の方
1.伝言ダイヤル「171」を押す。
2.自宅の電話番号を押す。
3.伝言を録音する。
◆安否を確認したい方
1.伝言ダイヤル「171」を押す。
2.安否を確認したい方の番号を押す。
3.録音された伝言を再生する。
●災害用伝言板サービス一覧
▼NTTドコモのiモード災害用伝言板サービス
→http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/110311_01_m.html
伝言板にメッセージ登録が可能なのは青森県、秋田県、宮城県、山形県、福島県。
PCからメッセージを確認する場合はhttp://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi。
▼KDDIの災害用伝言板サービス
EZWEBトップメニューかauoneトップから災害用伝言板へ。
安否情報の確認はhttp://dengon.ezweb.ne.jp/。
▼ソフトバンクモバイルの災害伝言板
→http://mb.softbank.jp/mb/information/dengon/index.html
Yahoo!ケータイの災害用伝言板メニューかMy Softbankからアクセス。
安否情報の確認はhttp://dengon.softbank.ne.jp/。
▼NTT東日本
→http://www.ntt-east.co.jp/saigai/index.html
災害用伝言ダイヤル「171」と災害用ブロードバンド伝言板「web171」。
▼ウィルコムの災害用伝言板
→http://www.willcom-inc.com/ja/dengon/index.html
ウィルコム端末からのアクセスはhttp://dengon.clubh.ne.jp/。
他社携帯やPCからのアクセスはhttp://dengon.willcom-inc.com/。
▼イー・モバイルの災害用伝言板
→http://emobile.jp/service/option1.html#saigai
アクセスは、ブックマーク(お気に入り)→EMnetサービス→災害用伝言板→災害用伝言板トップページ。
安否確認はhttp://dengon.emnet.ne.jp/。
●首都圏電車は3/11いっぱい一部を除いて見合わせてますが、バスは動いているとの情報も。
東京バス案内WEB
PC→ http://www.tokyobus.or.jp/
モバイル→ http://www.tokyobus.or.jp/mobile/index.html
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マグニチュード8.8、予想される東南海地震を上回る大地震でした。被害の全貌はまだまったくつかめませんが津波の映像だけでも大惨事であったことがわかります。まだまだ、家屋の倒壊、火災、土砂崩れ、原発の損傷などなど判明してくるでしょう。早く救出や消火が進むことをお祈りしますが、とりあえずここまでの余震の推移をみておきますと
最大震度 18時まで 21時まで 24時まで
7 0 0 0
6 1 0 0
5 3 1 0
4 10 7 6
3 7 17 7
2 0 10 9
1 0 0 0
こうなっています。モードは18時までは震度4、21時までは震度3、24時までは震度2となってますので次第に減衰してますが最大震度は4をキープしてます。まだ5の可能性もあるので十分注意しながら休むことにしましょう。
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沖縄のモノレールに乗って空港から一駅目が赤嶺駅です。ここは日本で一番南にある駅だそうで、最南端駅の碑が立っていました。今や西大山ではないのですね。


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月曜日は学会の発表原稿を書いて夜は国際通りにあるライブハウスレストラン「ライラ」というところで、みんなで晩御飯を食べれきました。ここは島唄のライブを聞きながらご飯を食べれるところで、伸びと迫力のある歌声と沖縄料理の数々を堪能してきました。
真ん中の写真が「豆腐よう」で濃厚なお味です
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海中展望塔では歩いて水深3mまでもぐって魚を見ることができます。塔の周りに微妙に餌がまいてあるので、魚を至近距離で見ることができました。クマノミが可愛いです。


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日曜日は名護から那覇まで西海岸をよりよりして帰ろうと思ってたのですが、ブセナビーチで時間を過ごしてしまって結局ここしかよらずに帰りました。
でも悔いはないですね。非常に綺麗なビーチでした。修学旅行の女学生が海を見るなり大声で叫んでましたが気持ちはよくわかります!


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名護から東に山を越えると辺野古があります。有名なわりにどんな所か知らないの見にいってみました。
第二辺野古というバス停で降りると辺野古の集落が広がっています。沖縄風石がわらの家が並ぶ合間に「ハワイ」とか「オーシャン」というスナックが点在してました。
海は見えるのですがまっすぐには降りられないので迂回して降りていくと漁港がありました。漁港の脇を海沿いに歩いていくとテレビでおなじみの場所にでます。今日も20人ぐらいの人が見学にきてました。
ここから先はキャンプシュワブの敷地で入れなくなっています。しかたないので海岸にそって反対の方にズンズン歩いていくと綺麗な海岸に降りられるところが見つかりました。人もいなくて穴場かもしれません。多分、基地候補地もこんな海なんでしょうね。
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1961年8,9月のうたで知らなかった曲は『まね』だけです。レコードにはなっていないようですが、水星社のテキスト1に収録されていました。
♪ まねっこマネちゃんまねしてる
♪ うでを広げて鳥のまね
谷川俊太郎作詞、林光作曲というすごい組み合わせの割には、三拍子の平易なメロディ、平易な歌詞です。主人公は「まねっこマネちゃん」でこちらも平易な(?)イラストといえるでしょうか。
♪ 山の向こうはまた山で
♪ そのまた向こうは海なんだ
海の向こうには砂漠が広がり、そこでは「青い目のマネちゃん」がこちらのマネちゃんのまねをしているのでした。
2番ではマネちゃんは刀を差してお殿様のまねをしています。
♪ 昨日の昨日は一昨日で
♪ 一昨日の昨日はさきおととい
この辺の理屈っぽい歌詞は谷川俊太郎さんだなあっと思いますが、昔むかしのお城の中では「ちょんまげをしたマネちゃん」がこちらのマネちゃんのまねをしているのでした。
過去とくれば今度は未来です。1961年当時の未来というのは宇宙だったようですね。3番のマネちゃんはロケットの(?)まねをしています。
♪ 明日の明日は明後日で
♪ 明後日の明日はしあさって
この辺は、子供向けの言葉の教育もかねているのでしょうか。1000年先の星の上では「知らないマネちゃん」がこちらのマネちゃんをまねしてました。
子供向けの平易な歌詞や曲の中に時間と空間の壮大な広がりを取り入れるとともに、そこにも自分たちと同じような「マネちゃん」がいて、決して縁遠い世界ではないのだということを谷川さん林さんは伝えたかったのかもしれませんね。
『まね』
作詞:谷川俊太郎
作曲:林光
うた:楠トシエ
映像:中原収一
初回放送:1961年8,9月
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ジニ係数(大きいほど不平等)を横軸、初対面信頼の指数(大きいほど信頼)を縦軸にとって散布図を描くと図のようになりました。予想通り、右下がりのグラフになっています。ばらつきはありますが、一人当たりGDPと初対面信頼のような曲線的な関係は見られず、ジニ係数が増えるにつれて初対面信頼は直線的に減少していくようです。相関係数は-0.53、R2は0.28でかなり強い負の相関がみられるといえるでしょう。
国名をつけると上のようになります。一人当たりGDPが300~1000ドル程度の低開発国に赤、3000~1万ドル程度の新興国や中開発国に黄、3万ドル以上の先進国に青の色をつけてあります。赤の国々がグラフの真ん中あたり、黄色の国々が真ん中から右下にかけて、青の国々がグラフの左上から中 央にかけて分布していることが分かりました。
これもクズネッツ曲線から予想される通りで、低開発の国々では所得分布の不平等が比較的小さく、それに対応して初対面信頼も中間的な値になっています。中開発の国々では、国によってばらつきはあるものの不平等が大きく広がる国が現れて特にそういう国で初対面信頼が低下しています。先進国になると所得格差が小さくなり、それに対応して初対面信頼が改善しているようです。
それぞれのグループの中でも右下がりの配置が見られますので、ジニ係数の増加(所得の不平等の増加)が初対面信頼に悪影響を与える傾向は一人当たりGDPを統制しても残るといえます。一方で、たとえばジニ係数40前後の国を見てみますと、赤色の低開発国は中信頼、黄色の中開発国は低信頼、青色の先進国は高信頼という傾向が見られますので、ジニ係数を統制しても一人当たりGDPと初対面信頼のU字型の関連は残るともいえるでしょう。
結局、ジニ係数と初対面信頼の間には線形の直接効果、一人当たりGDPと初対面信頼の間にはU字型の非線形な直接効果が存在し、さらに一人当たりGDPとジニ係数のあいだにクズネッツ曲線のような非線形な関係があることが組み合わさって、一人当たりGDPと初対面信頼のU字曲線が出来上がっていると考えることができます。
先にパス解析を用いて一人当たりGDPやジニ係数と信頼の関係を調べてみましたが、パス解析は線形モデルを仮定して行う分析なのでU字曲線のようにはっきりした非線形な関係があるときには適切な結果が得られません。そこでいささかローテクですが散布図による分析を試みてみました。今後は、ジニ係数と信頼や一人当たりGDPと信頼の間に見られる直接効果の中身を考察していくことが重要な課題になっていくでしょう。
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一人当たりGDPと曲線的な関係があることが知られている社会的指標の一つがジニ係数です。ジニ係数は所得や資産分配の不平等を計るときに使われる指標で、たとえば全員が等しい所得を持っているときには0(完全な平等)、一人がすべての収入を独り占めして残りの人が所得ゼロのときに1(完全な不平等)となります。通常はその中間の値で、値が大きいほど不平等ということになりますね。
UNDPのHuman Development Report 2010にデータのある135カ国について、横軸に一人当たりGDP(対数変換したもの)、縦軸に所得についてのジニ係数をとった散布図をつくってみると次のようになります。HDPのジニ係数は0~1の値を100倍して0~100の値に変換したものが載ってましたので、図でもそのまま使っています。
ばらつきは大きいのですが、二次曲線で近似すると上に凸の曲線が得られました。一人当たりGDPの対数値が3未満の国(GDPが1000ドル未満の国)ではジニ係数は40前後ですが、GDPの対数値が3~4の国(GDPが1000ドル~1万ドルの国)ではジニ係数が50や60を越える国が現れて不平等が拡大する国が多いことが分かります。中にはジニ係数が20を切る国もあったりはしますが(シリア18.3、アゼルバイジャン16.8。本当?という気はしますが・・)、平均するとジニ係数は増加しています。
これがGDPの対数値が4を越える国(1万ドルを越える国)になると、ジニ係数が50を越える国は姿を消し、30前後の国が大半を占めるようになります(ノルウェー25.8、スウェーデン25、日本24.9、イギリス36、アメリカ40.8など)。こうして、曲線近似すると上に凸の曲線が得られることになります。
経済発展の初期には農業部門から工業部門に資金が移動して格差が拡大する一方、経済発展によって中間層が増えてくると所得再分配が行われるようになって格差が縮小する現象は、1971年にノーベル経済学賞を受賞したサイモン・クズネッツが発見しました。そのため、この上に凸の逆U字曲線はクズネッツ曲線と呼ばれています。
この逆U字型のクズネッツ曲線と、先ほど発見した一人当たりGDPと初対面信頼のU字型曲線の関係から考えると、ジニ係数と初対面信頼の間には負の線形な関連があると予想されますが・・
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世界銀行が出している人間開発報告書2010に載っている各国の一人当たりGDPのデータと、世界価値観調査(WVS)第5波調査から分かる各国の初対面信頼のデータを用いて散布図をつくってみました。横軸が一人当たりGDPですが、対数変換してありますので3だと一人当たり1000ドル、4だと1万ドル、5だと10万ドルにあたります。
縦軸が初対面の相手に対する信頼で、とても信頼できるを3点、やや信頼できるを1点、あまり信頼できないを-1点、まったく信頼できないを-3点として国ごとの平均を求めてあります。この値がプラスだと初対面の相手を信頼する、マイナスだと信頼しない傾向が強いと解釈できます。一般的信頼(たいていの人は信頼できると思いますか)よりも、より明確に<見知らぬ人>に対する信頼を測定したものと考えられるでしょう。
散布図を見ると、一人当たりGDPと初対面信頼の関係は単純ではありません。一人当たりGDPの対数値が2.5から4にいたる間はGDPの増加につれてどうやら初対面信頼は低下しています。他方、4を過ぎたあたりから5にかけては初対面信頼が急激に増加しています。全体としては少し右に寄ったU字曲線、あるいは少し開いたJカーブのような曲線になっているようです。
やや見づらくなるのですが、国名をいれると上のようになります。log(GDP)が2.5~3(GDP300~1000ドル程度)の領域にはエチオピア、ルワンダ、マリ、ブルキナファソといったアフリカの低開発国が並びます。これらの国では、初対面信頼指数がマイナスですから見知らぬ人を信頼しない傾向が見られるのですが、強い不信というほどではなくどちらかというとという程度の不信にとどまっています。
log(GDP)が3.5~4(GDP3000ドル~1万ドル程度)の領域にはブラジル、ロシア、南アフリカ、中国、タイ、マレーシアといった新興国や中開発国が並んでいます。これらの国々では押しなべて見知らぬ人に対する不信感がつよく-1(余り信頼しない)以下の信頼度となっています。中南米の国々は一般的信頼を調べたときも低かったのですが、初対面信頼でもペルーを筆頭にブラジル、チリ、メキシコ、コロンビアといった国々が顔を見せていますね。中南米の中開発国の中でもウルグアイやアルゼンチンが比較的初対面信頼の高い国になっているのは興味深いところです。
log(GDP)が4.5~5(GDP3万ドル~10万ドル程度)の領域がいわゆる先進国の領域となります。先進国の中でもばらつきは大きいのですが、イタリア、ドイツ、オランダ、スペインといった比較的初対面信頼の低い国々でもその水準は中開発国で最高だったウルグアイやアルゼンチンと同程度で、その他の国々はすべて-0.5より大きな値となっています(WVSには日本の初対面信頼のデータはないのですが一般的信頼の値から推測して多分この領域に入るでしょう)。
スウェーデン、ノルウェーは先進国の中でも別格でデータのある49カ国の中でも唯一初対面信頼指数がプラス(どちらかというと信頼するという傾向)を示しています。フィンランドがわずかにマイナスですがこれらノルディックの国々が初対面信頼でもトップグループを形成しています。その次が、オーストラリア、カナダ、スイス、フランス、イギリス、アメリカといった欧米諸国でノルディック諸国を除いても初対面信頼のトップになります。北欧の国々はやや例外的ではありますが、それらの国々を除いても一人当たりGDPと初対面信頼にはU字型の関連が見られることを上の散布図は示しているといえるでしょう。
それがなぜなのかを考えていく必要があります。
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