余震推移(4月1日まで)
久しぶりに余震推移のグラフを作ってみました。
震度5強の余震がまだあって油断はできないのですが、全体としては沈静化に向かっているようです。頻度の合計を対数変換したグラフを見ると、ゆるやかな減少の時期であったものが31日ごろからもう一段階頻度の下がった時期にシフトしつつあるようにみえます。地震だけにグラフは上下に震動していますが、傾向としてはようやく沈静化といえるでしょう。
日数から0.9を引いた値の対数を横軸に、頻度の対数を縦軸にとった大森公式のグラフでも、公式の予想通りの沈静化のプロセスが進行していることが伺えます。ただ31日、1日の水準は大森公式の予測よりはかなり低い水準なので、もう一度頻度上昇の揺れ戻しがあるかもしれません。ひところのようにしょっちゅう余震が起こるようなことはないと思いますが、震度5程度の揺れはしばらくは起こる可能性があると思われます。
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