【今月のうた】 『ピースフル!』(2011年)
今月(2011年4,5月)のうた、もう一曲は『ピースフル!』です。大勢の子供たちが歌い踊る作品で、最初は『クリスタル・チルドレン』(2008)みたいだなあと思っていたのですが、何度か聴いてるうちに印象が変わってきました。特にラジオで聴くと『クリスタル』のような強烈なメッセージ性はなくて、どちらかというと『ふるさと』(2009)や『フレ!フレ!大丈夫!』(2010)のような応援歌に近いんですよね。
♪ ピース ピース 色とりどりの花を
♪ ピース ピース 世界中に咲かせに行こう
『世界に一つだけの花』(SMAP 2003)みたいな出だしですが、それともすぐに離れます。夕暮れ。君との別れ。あきらめない。君の言葉。『フレ!フレ!大丈夫!』の世界です。
♪ 君と一緒なら 明日はもっときらめくはずさ
・・・
♪ くじけそうなら 隣にいるから どんなときも
・・・
♪ てをつなごう
一緒に頑張ろうという、非常にストレートな応援歌になっています。しばらく前の新聞記事の中で現在のプロデューサーの一人の飯野恵子さんが「上から目線のお説教ソングではなく、日常にあるできごとから、自然にそういう気持ちを持てるような曲」を目指すと語ってらしたので、そういうポリシーの実践なのでしょう。『クリスタル』や『ノックは3回』(2007)の頃とは担当が変わっているのかもしれません。
『ピースフル!』は歌詞がストレートな分、子供たちのダンスが目を引きます。キレとスピード感にあふれるダンスは只者ではないなと思って公式HPを見ると、全国各地からオーディションで選抜された歌って踊れるスーパー・キッズ50名なのだそうです。さもありなんですね。50名というのは50周年にちなんでいるのでしょうけど「各地の大会で優勝しているレベルの大人顔負け、圧巻のテクニックを持つキッズ」を50名も集めたというのは気合が入っています。50周年記念曲として相当の意気込みをかけているのでしょう。
そんなわけで『ピースフル!』はラジオではなく映像付きでテレビで見ることに意義があるという、<みんなのうた>の原点に立ち返った作品だったのでした。
『ピースフル!』
作詞:松浦有希
作曲:松浦有希
うた:ピース×ピース
編曲:梅原亮
映像:奥和義
初回放送:2011年4,5月
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コメント
「ピースフル!」の終わりの画面は
2人のピエロの画面だった
投稿: | 2025年3月16日 (日) 20時30分