スタバ物語 その1 「チーズの匂い」
『スターバックス再生物語』(ハワード・シュルツ 2011)を買ってみました。スタバは椅子が硬くてコーヒーが苦いのであまり好きではないのですが、メソn人ジレンマ回避モデルをつくる上で参考になるかもしれません。
全33章400ページ余りのうち今日は第5章、CEOを退いていた創業者のハワード・シュルツが店内でサンドイッチを焼くときのチーズの匂いに切れるくだりまで読みました。ハワード・シュルツいわく「チーズの匂いはスターバックスのブランドを傷つける」。それゆえ彼はサンドイッチの販売をやめるよう命じるのですが、当時の経営陣に反対されて対立を深めていくのでした。
スタバがチーズの匂いがする軽食屋であっても別にいいと思うのですが、創業者としてはあくまでコーヒーの香りがするコーヒー店であって欲しいのでしょう。その意味で当時の経営陣との対立は〈スターバックスの定義〉を巡る対立で、どちらが正解という類の話ではないように思います。しかし、ハワード・シュルツにとっては「スターバックスを破滅に導きかねない」状況で、「自分の船が沈んでいくのを感じる船長のような気持ち」だったようです。
そんなわけでここまで読んだ段階では、創業者が自分の定義と異なる方向に会社が向かうことを「危機」と捉え、自分の定義に引き戻すことを「再生」と自賛するお話になる予感がしますね。それだとあんまり面白くないのですが、まだまだお話は序盤。果たしてそうなのか違うのか、もう少し読み進めてみることにしましょう。
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