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2011年9月14日 (水)

【みんなのうた50年史】 『リンリン』(1975年)


♪ リンリンリリリリ
♪ リンリンリリリ…

こちらもなかなか進みませんけど、ぼちぼちいきましょう。1975年10-11月のうた3曲目は『リンリン』です。知らない曲かと思っていたのですが、音取りしてみると「ソーファーミレミファ、ソーファーミレミー」という旋律に聞き覚えがありました。再放送が一度もないので、放送当時に聴いたのでしょう。中1の秋の放送ですから、覚えていても不思議ではありません。

♪ 明るい校舎に響くよベルの音
♪ ベルは風に乗る…
♪ ベルは流れてく…

ドドソソラソファミ、ドドソソラソファミ…というメロディも聞き覚えがあります。始業や終業のベルの音が野や森に流れて行きます。もとはブルガリアの作品で、レダ・ミレヴァさんはブルガリアでは人気のある詩人で童話作家だそうです。

そう言われてみるとブルガリアという感じがしますね。民族衣装を着た娘さんたちが歌い踊る野原に涼やかなベルの音が鳴り渡っていきます。

♪ 黄金色の広場に
♪ みんなの広場を
♪ 秋は染めていくよ…

舞台は秋。野山や広場をベルの音と共に秋が染めていきます。日本ではピンと来ませんけどブルガリアを含めたヨーロッパでは秋が新入学、新学年のシーズンなんですよね。学校の始まりを告げるベルの音は秋の訪れを告げる響きでもあるのでした。

Wikipediaによると実写映像の舞台は小さな山の分校で、間奏のバックに分校生活の様々なシーンが流されていたとのこと。それもいいですね。映像はNHKには残ってないようですけど、この時期ならどこかに残されているでしょう。発掘プロジェクトで発見されることを祈りましょう。


『リンリン』
作詞:レダ・ミレヴァ 
訳詞:薩摩忠
作曲:パラシュケフ・ハジェフ
編曲:小森昭宏
うた:東京荒川少年少女合唱隊
映像:(実写)
初回放送:1975年10-11月

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コメント

プチ情報

ハジェフはブルガリアの作曲家です。「みんなのうた」では『元気な仲間』もそのはずです。ソフィア少年少女合唱団の持ち歌でした。

投稿: るんるん | 2012年1月 8日 (日) 17時37分

『元気ななかま』(1967年)もハジェフさんの作曲ですね。こちらは音源も捜索中になっています。レコードバージョンとはだいぶ違っているのかもしれないですね。

投稿: くじょう | 2012年1月 8日 (日) 18時43分

『元気な仲間』は、タイトルどおり元気あふれる明るい曲で、楽しいです。
「みんなのうた」で取り上げられたのは、ソフィアが来日して団の愛唱歌のひとつとして披露したからだと思われます。
何度も(昭和47年時点で6回)来日していますが、「歌のメリーゴーラウンド」に出演し、N児と共演したのは嬉しかったです。『元気な仲間』を歌いながら行進し、整列していく様子が目に浮かびます。

♪ぼくらは 元気な若者たち
 美しい心と体
 つらいことでも
  みんなでやれば
 1、2、3、ヤァ!
 楽しいさ
 ウラ ウラ 君とぼくとは
 ウラ ウラ すてきな仲間

「みんなのうた」生みの親である後藤田純生の解説によると、ハジェフはブルガリアにおいては、日本で例えるなら中田喜直のような存在で、歌曲の第一人者ということです。
私自身は独身時代に盛岡公演を聴き、父親になってからは妻子を伴って胆沢町公演を聴いていますが、代表曲として、フリスト・ネジャルコフの『五月の風船』や名曲『冬の歌』と共に披露してもらったものです。
最近は来日していないような気がしますが、寂しいです。日本おける児童合唱そのものの人気が衰えてしまったということでしょうが、残念で仕方がありません。NHKの「歌はともだち」が打ち切られたことが響いたと考えています。来日しても、TVで紹介する番組がなくなってしまったからです。
同じように「みんなのうた」からも徐々に児童合唱が姿を消していくことになります。時代の流れとはいえ、こんなにも美しい歌声がTVから聞こえてこなくなった現実には落胆を隠せないものがありました。
合唱団の指揮者であるネジャルコフの代表曲『冬の歌』の歌詞を紹介しながら、児童合唱全盛時代に思いを馳せることにします。

♪ハイヤハイヤ原っぱに 鈴の音振りまいて
 小さいソリ走るよ 真っ白な道
 ズンズンズンズン ズンズンズンズン
 真っ白な道

 きらきら光るよ 小馬のたてがみ
 どこまで行くんだろ 林をぬって
 ズンズンズンズン ズンズンズンズン
 林をぬって

 みんなみんな雪帽子 煙突がうれしがって
 くりだす煙は 毛糸のようだ
 ズンズンズンズン ズンズンズンズン
 毛糸のようだ

投稿: るんるん | 2012年1月 9日 (月) 08時39分

本当に児童合唱少なくなりましたね。気になって今調べて見たのですが、一番最近で児童合唱が登場するのは『シアワセのヨッチョレヨ!!』(岡本知高&ことのみ児童合唱団、2010年8月)で、その前は
『花の海』(森の木児童合唱団、2007年8月)、『鳳来寺山のブッポウソウ』(東京放送児童合唱団、2007年6月)となっています。

「ブッポウソウ」や「花の海」はいい曲ですが、五年でこれだけとは本当にすくなくなりました。子供自体少なくなって児童合唱が成立しなくなってるんでしょうかね。NHKの学校音楽コンクールは盛んなのでそうでもないと思うのですが。年に1、2曲はとりあげて欲しいですね。

投稿: くじょう | 2012年1月 9日 (月) 12時22分

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