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2011年9月23日 (金)

みんなのうたフェスティバル

本日8:15ー9:33でした。朝早くてちとびっくり。でもオリジナル映像を立体的にアレンジしたCGがいいですね。『ちいさい秋みつけた』とかすごいきれいでした。『さとうきび畑』もほんとに一面のさとうきび畑で歌っているようで…。そのまま緑の波に溺れてしまいそうな臨場感でしたね。

この手のフェスティバルは歌手がステージで歌うだけのことが多くてまあ仕方がないのですが、今回のは歌い手とオリジナル映像のコラボレーションという試みが素敵でした。さすが50周年というかCGの進歩は偉大といいますか…

『ともだちはいいもんだ』『巣立つ日まで』『ボクたち大阪の子供やでェ』『ビューティフルネーム』『切手のないおくりもの』(初回バージョン)の映像が流れたのも驚きでした。ないはずの映像が見られたのは発掘プロジェクトの成果でしょうね。今回は一部だけでしたから全体の再放送が待ち遠しいです。

『北風小僧の寒太郎』や『山口さんちのツトムくん』といった定番ソングたちも映像のコラボレーションで新しい命を吹き込まれたようです。『メトロポリタン美術館』の最後では大貫妙子さんも絵の中に閉じ込められてしまいました。ひょっとしたら長年の夢だったのかも…

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コメント

初めまして。
いつもこちらを拝見させていただいてます、トムといいます。

今日流れた発掘映像ですが、
どうやら10月21日発売のDVD「みんなのうた1997~2011」に
収録されるようです。
ユーキャンのページには更新された様子がありませんが、
アマゾンの商品ページ(BOXではなく単品の)に、
全収録曲が記載されています。
それによると、

1997~1999
「この広い野原いっぱい」「ボクたち大阪のこどもやでェ」

2000~2002
「風の子守歌」「ともだちはいいもんだ」

2003~2005
「かな かな かな」「さびしがりやさん こんにちは」

2006~2008
「切手のないおくりもの(78年版)」「だるまさんがころんだ」

2009~2011
「大空から見れば」「ビューティフル・ネーム」

以上10曲が、発掘曲として収録されるようです。
この内容は、今月はじめぐらいから掲載されていたんですが、
番組ホームページでも「映像を探しています」となっていたので、
まさかな、と甘く見てました。
ですが、今日の放送で発掘が証明され、感激しています。

DVD楽しみですね。

投稿: トム | 2011年9月23日 (金) 15時41分

投稿: トム | 2011年9月23日 (金) 15時41分
トムさま
素敵な情報ありがとうございます!

よく見てらっしゃいますね。全然気がついてませんでした。「かな かな かな」とか映像を全然覚えてないので是非みたいものです。「ともだちはいいもんだ」のラグビーや相撲のシーンはおぼろげに覚えていたのですが…

DVDに収録される10曲と今日流れた「巣立つ日まで」の11曲が今のところ確認できる映像発掘曲ですね。70年代後半は結構期待できるかもしれません。「いつかある日」とか「名もない湖」とか「南風」とか「瞳を閉じて」とか「シンドバッドの船」とかこの時期、もう一度みたい曲が目白押しなんですよね。さしあたり、DVDに入らない「巣立つ日まで」の再放送をリクエストすることにしましょう

投稿: くじょう | 2011年9月24日 (土) 00時54分

るんるんです。
私も見ました。
楽しかったですね。
そのあと、お彼岸の墓参りをして、上京しました。
その時の様子をレポートします。
熱スタ仲間とふれあいなどです。(^^)

鑑賞記<N.F.レディースシンガーズ第1回定期演奏会>
2011.9.23(金)

「熱中スタジアム~みんなのうた~」の番組収録でご一緒したN児OGのお二人とのメール交換を行っている中で、あさこさんから思いがけない耳寄りの情報を入手した。

私が杉児コンサートを観に行くことをお知らせしたところ、その前日にN児OGメンバーで結成した〝N.F.レディースシンガーズ第1回定期演奏会〟が催されるので、観に来ないかとのお誘いを受けたのである。

またとない機会であり、二つ返事でお供させていただくことにしたのであった。

渋谷駅前であさこさん、ホカちゃんと合流し、お店でひとしきり合唱談義に花を咲かせた。

「みんなのうた」では、あさこさんが『小さな舟乗り』のソロを歌ったこと、演奏会?では、ホカちゃんが『城あと』の ♪~杉の木一本 山かげに……♪ のところをソロで歌うはずだったのに直前で下ろされたエピソード、岩崎進さん・河村陽子さんというスター的な団員が存在したことなどをお聞きした。

演奏会場の「さくらホール」へ移動し、開演を待った。

すると中二階に座っている男性を見つけたお二人から「あそこに座っているのが、さっき話をした岩崎よ」と、N児OGならではの説明をいっぱい受けるなど、私は一ファンに過ぎないのに解説付きでのビップな待遇をしていただいたのである。

事前にお聞きした情報では、メンバーの年齢構成は40~50代で、お二人とさほど違わないということであった。

ところが、ステージに登場した皆さんは、全くそのようには見えなかった。(遠目だから?)

まず、立ち姿勢が美しかった。あさこさんによると「私たちは整列は得意なのよ。子どもの頃からずっと鍛えられたからね」なそうである。

私は納得した。そして、感心した。

コンサートがスタートした。無伴奏の聖歌である。

見た目も若々しい皆さんだったが、声はさらに若々しかった。

(これが、私と近い年齢の方々の歌声なのか!)そう思った。

流石はN児OGである。

伸びやかで優しくて爽やかなハーモニーにあっという間に惹きこまれてしまった。

タクトを振る古橋先生のお姿も数十年前にNHKの歌番組「歌とも」や「歌メリ」で視聴したときと変わらない若々しさだったので嬉しかった。

どうしてもソプラノのほうに目が行くし、歌声が気になったが、残念なことに個人ごとの予備知識がないため、どの声がどの人とかの判別が全く付かないのが残念であった。

もはや、ソロで歌ってくれることを待つしかなかったのである。
4部構成であったが、最後の第4部「思い出のヨーロッパ」~私たちが歌いたい歌~は、そのまま~私が聴きたい歌~であった。

団長の秋野淳子さんと指揮者の古橋富士雄先生(愛称;フルセン)の解説(ヨーロッパ演奏旅行でのエピソード)を交えての進行は大変興味深く楽しいものであった。

ここで歌われたのは5曲であった。

私の好みで紹介すると、『アムール河の波』と『美しく青きドナウ』が秀逸と感じた。

すべて言語で歌われたのであるが、名曲に言葉の壁はなかった。

心に響き、心が動き、心が騒いだ。

特に『美しく青きドナウ』は、古くからのN児のレパートリーであることを知っていたので、感慨深いものがあった。

当時は日本語であったが、披露された合唱は聞き覚えがあるものだったので、全く同様のアレンジだったのかもしれない。

いずれにしろN児のレパートリーとして世に知られた曲を生で聴くことができたのが本当に嬉しかった。

合唱の途中にソロのソプラノがあったり、デュエットがあったりしたが、私はこういう演出が大好物である。

デュオの声質が合っていて、心地よく耳に入ってきたときは興奮した。うっとりと聴き入ってしまった。

合唱が終わったところで隣席のあさこさんに声をかけた。

「一緒に歌いたくなったんじゃありませんか?」

こう返事が返ってきた。

「日本語だけど私達も、歌っていたからね」

聞けば、あさこさんとホカちゃんが所属する合唱団〝レジェンドール〟も3年に一度はコンサートを開いているとのこと。

そちらにも興味津々の私であった。

アンコール曲が披露され、閉演となり、お二人とお別れしたのであるが、たくさんのお話を伺うことができて幸せだった。

N児の一ファンに過ぎない田舎者の私が、N児OGのお二人とこのようなお付き合いができたことは奇跡である。

コンサートにまで連れてきてもらえるなんて夢のような出来事である。

そういう意味ではNHKの「熱中スタジアム」には出会いの場を作っていただいたことに感謝している。

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訪問記<初恋天使さんと過ごした楽しい午後>

2011.9.24(土)

吉祥寺、東急百貨店にほど近い「葡萄屋」というレトロな佇まいの店に私はいた。

案内してくださったのは「60年代懐かしの宝箱」の管理人、初恋天使である。

私が夜の杉並児童合唱団定期演奏会開演までの間、時間を持て余したことから、無理を言って昼食を共にしてもらうことにしたためである。

快くお付き合いしていただけたことは、願ってもないことであった。

田舎者で交通にも町にも不案内な私を気遣ってくれ、昼食ばかりか駅まで出迎えに来てくださった。

駅から葡萄屋まで歩きながら吉祥寺の商店街のご案内をいただくなど、至れり尽くせりの対応には恐縮してしまった。

やがて到着した昼食会場は、レトロな雰囲気の漂う素敵な店であった。

既にお母様が待機しておられ、私たちは3人で豪華な和食弁当に舌鼓を打ったのである。会食しながら、私と初恋天使さんの話は「みんなのうた」や「熱中スタジアム」の収録のことで盛り上がった。

その様子を黙ってご覧になっておられるお母様を蚊帳の外状態にしてしまい、少々気が引けたのであるが、二人の話はエスカレートし留まるところを知らなかったのである。(^^)

昼食会場を後にして向かったのは、初恋天使さんの資料室である。

目的は「熱スタ」で紹介いただいた「小さな〝大きな古時計〟」の見学であった。

番組収録は遠目でしか見られなかったお宝である。

実物は思ったより小さかったが、初恋天使さんによると、模型は通常12分の1サイズだが、これは6分の1なので、それよりは大きいのだそうだ。

趣のあるバックに格納された作品は微に入り細に亘る細工がなされていた。

暖炉やランプの灯が本物のように点いている仕掛けは初恋天使さんの独壇場ともいうべき特別な配線によるものであることを知った。

現物で見る暖炉の煉瓦の質感や古時計を彫刻刀で丹念に削った跡は、実にリアルで見事であった。脇役のおじいさんは紙粘土で作られていたが、すべてが手の込んだものだったので、名人技に驚きを隠せなかった。

そればかりでなく、この仕掛けのルーツとなった記念すべきクリスマスの模型まで見せていただいたのには感激した。

あるTV番組で賞をもらったものとの紹介をいただいたが、あまりの精巧な夢のある模型に、絶句する私がいた。

サンタクロース、トナカイ、そり、雪、うさぎ、家、クリスマスツリーなどが物語の一場面のように作られた傑作で、流れ星まで時折遠い空を流れる様子に、初恋天使さんの芸術を感じ取ったのである。

ここで、私にとっての新発見もあった。

初恋天使さんは、朝日ソノラマが作った「みんなのうた」のソノシートを所蔵しておられた。

今までパソコン上で表紙しかお目にかかれなかったものが、ここで原物に出合うことができたのである。

さりげなく棚に置かれたソノシート入りの冊子は、歌集になっていた。

開いてみると『野をこえ丘こえランランラン』の歌が目に飛び込んできた。

谷内六郎の挿絵つきの素晴らしいものであったが、次ページ以降も同様の美しい装丁であった。

私は興奮した。それでも努めて冷静を装っていたが、思わず口走ってしまった。

「初めて見ました。こういうものだったんですね」の発言に、初恋天使さんも、私の隠しきれない興奮を感じ取ったことだろう。

「それは良かった。実はこんなものなんですよ」と目を細めておられた。

資料室にお別れをし、お母様のお宅を訪れた。

お茶をいただきながらのBGMは「みんなのうた」、二人の話は尽きることがなかった。

『きれいな帽子』『パパはママが好き』の放送バージョンが素晴らしいという話で意見が一致し盛り上がったころには、初恋天使さんの仕事の時間が迫っており、私は名残惜しい思いを抱きながら、お暇したのであった。

そして、吉祥寺駅前のバス停から一路杉児コンサートの会場である武蔵野市民文化会館へと向かったのである。

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鑑賞記<杉並児童合唱団第47回定期演奏会> 

2011年9月24日(土)18:00開演「武蔵野市民文化会館大ホール」

<演奏会レポートを前にしての思い出話を少々>

♪セカセカ プンプン メソメソ ペチャクチャ 丸い地球の上にそよ風吹いて……♪

この曲を始めて聴いたのは、今から40年以上も前の事だ。NHKの青少年向け歌番組「歌のメリーゴーラウンド」で児童合唱団が披露したのを聴いたのであるが、1回聴いただけで、すっかり気に入ってしまった。音楽の教科書には載っていないタイプの新鮮な子どもの歌であった。タイトルは『うたう足の歌』。擬人化表現による実に面白いストーリーに寺島尚彦によるリズミカルなメロディーは、私の心を掴んだ。今にして思えば、この曲を歌ったのは杉並児童合唱団であった。杉児のホームページで紹介されている合唱団の歴史にも、この曲についての記述があった。俄然懐かしくなり、当時佐賀県の文通相手からいただいた録音テープを回して改めて聴いてみた。半世紀も経つというのに新しい!~嬉しさが込み上げてきた。

昭和30年代から40年代にかけてNHKは前述の番組を筆頭に「みんなのうた」「歌はともだち」という番組で斬新な創作曲や数々の外国曲を紹介してくれた。その歌い手の常連として活躍したのが児童合唱団である。代表的な合唱団としてNHK東京放送児童合唱団、西六郷少年少女合唱団、そして杉並児童合唱団を挙げることができる。その中で、杉児はメンバーに少女が多いことから独自の歌声で魅了してくれた。西六のメンバー構成とは好対照をなしていた。

「歌メリ」では、大人の男声合唱団である東京マイスタージンガーがレギュラーであったことから、三林輝夫さんや宍倉正信さんらとの共演があった。杉児は大人の歌手との共演でも素晴らしいハーモニーを奏でていた。

大人と言えば『おとなマーチ』を思い出す。杉児が歌ったかどうかは定かでないが、楽しい曲である。

♪なりたい なりたい なりたい なりたい おとなになりたーい たい・・・・・・♪

子どもが大人を羨ましいと思う気持ちが上手く表現されていた。ほかにも『おおひばり』『海はまねく』『若い海』『若人の歌』等の曲も懐かしい。

「みんなのうた」では『さわると秋がさびしがる』の印象が強い。

♪ぽろんとこぼれた栗の実の いがの上にも秋がいる 静かに静かに さわるなさわるな……♪

サトウハチローによる自然体の美しい詩に中田喜直が相応しい作曲をし、杉児が見事に歌い上げた。日本人の心に染み入る名曲である。

さらには『グリーングリーン』『モルゲンローテ』『夏休み日記』『村は麦刈り』『佐渡の冬』等、曲名を挙げ始めるときりがない。皆、素晴らしい曲ばかりである。

「歌とも」では芹洋子、ボニ-ジャックス等のレギュラー出演者を軸に児童合唱団が代わる代わるゲスト出演していた。最も印象に残る番組オリジナル曲は『夜明けの馬』であるが、『うたう足の歌』同様、寺島尚彦の作曲である。山本直純の『だれもしらない』や『合唱七面調』も素晴らしい曲だったので印象に残っている。杉児もいろいろ歌ったに違いないが、当時私が購入したレコードでは『合唱七面調』を担当している。

♪スタカットはタカタカタッタッタ……レガート ラララ……♪

私は昭和50年前後にじぶんでNHKの歌番組を録音したカセットテープを時々聞いている。杉児が歌った曲も数多く残っているが、こんなラインナップである。『春の歌~メンデルスゾーン「無言歌」より~』『追憶』『夕日を追いかけて』『故郷を離るる歌』『アップ アップ アンド ウェイ』『夢をのせて』『さびしいときははだしになって』『虹の彼方に』

どうであろう。様々なジャンルを幅広く歌っていることがよく分かる。特に『春の歌』は大好きである。創立45周年記念演奏会で『春の歌』と『虹の彼方に』が聴けた時は感涙した。また、子供のための合唱曲『チコタン』は、作曲者である南安雄自らが指揮をしている貴重な録音であり、杉児の輝かしい歴史の1ページを飾るものとして大切に保管している。もっともこの当時の児童合唱は、あらゆる合唱団が同じ曲に取り組んでおり、この組曲に関しても杉児だけが歌ったわけではない。たまたま、私が録音したものが杉児が歌った時のものということである。

以上の3つの番組で紹介された思い出の名曲たちの中から1曲でも良いので定期演奏会で歌ってもらえたら、これ以上の幸せはない。たとえば‘なつかしのスタンダード’あるいは‘思い出のみんなのうた’と題して5曲程度披露いただけたら、私の満足度は100パーセントを超えてしまうことだろう。

<いよいよ演奏会のレポート>

私が杉児の定期演奏会に初めて足を運んだのは、一昨年のことである。創立45周年記念演奏会であった。杉児伝統の女声コーラスの心地よい響きが耳に焼き付いた。男子もいないわけではないが、その人数は僅かである。少女たちの清廉なハーモニーが会場に響き渡った。歌声ばかりではない。華やかなダンスや振付つきのステージショーに目を奪われた。観客を惹きこんでしまう魅力的な演出に息を呑むばかりであった。そんな見事なステージに大感動した私は、また機会を作って「もう一度観に来よう!」と決心していた。

そして、いよいよその日がやってきた。あれから2年、私は第47回定期演奏会の会場である武蔵野市民文化会館にいた。しかも、開場一時間半前、ほとんど一番乗り状態の午後4時であった。待ちきれない逸る気持ちを抑えつつ、2階の喫茶店で時間を潰し、誘った中学の同級生の到着を待ったのである。同級生は三鷹で仕事をしているので、すぐ駆けつけることができた。何よりも一人でも多くの友や知人に、この見事なステージを見せたかったのだ。チケットの購入が遅かったため、席が一階の最後列だった。ステージ全体を見渡すことができたが、出演者の表情を全く見ることができないことが、残念だった。

第一部「世界のうた」はシニアクラスのメンバーがステージに整然と並んでのスタートであった。見慣れたユニフォームを身にまとっての合唱はピッタリ揃っていて破綻がない。『グリーンスリーブス』などOG団員中心による鍛え上げられた数曲が披露された後に、幼年までの可愛いメンバーが途中入場してきた。その無邪気さに会場は温かい雰囲気に包まれた。ステージに勢揃いした団員は、ダンスつきで次々に懐かしい「みんなのうた」のメドレーを歌ってくれた。『フルーツサラダのうた』など6曲が盛り込まれていたが1960年代から70年代初頭に放送された曲ばかりであった。

♪わたしのうちじゃだれも フルーツサラダだいすきよ いればのおばあさんも サラダが出ればにこにこよ……♪

 実は、この曲が歌われることは事前の発表がないため分からなかった。この日、演奏会場に出かける前に「みんなのうた」ファン仲間の初恋天使さんに会って、「みんなのうた」談議をしたのであるが、たまたま『フルーツサラダのうた』にも話が及んでいた。だから、この曲が披露されたときは、嬉しかった。そして、楽しくて良い曲であることを再確認した。後半に入り、シニアグループ中心のメンバー構成に戻ったが、『禁じられた遊び』も切なく胸に迫る合唱にうっとりと聴き入ったのである。締めくくりは、フィナーレを飾るにふさわしい『ファランドール』の見事な演奏であった。強弱のあるメリハリの利いた素晴らしい演奏で、力強さと軽やかさを巧みに表現した演奏は、杉児の実力を再確認するに十分なものであった。

 第二部は、十八番の「杉児ポピュラー」である。私が印象に残ったのは『ある愛のうた』であった。少人数の合唱で始まり、徐々に人数を加えていき、やがて全員合唱に変わっていく構成は巧みなアレンジであると感じた。今回の演奏会で私の一番胸が熱くなったのは、この演奏を含む第二部であった。ポピュラーソングに長い間取り組んできた杉児が創り上げた極上の合唱に夢心地の自分がいたからである。最後に披露されたガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』は合唱も素晴らしいが、それ以上にパフォーマンスが見事であった。凝った演出で目でも楽しめるショー的な工夫がなされており、歌って踊れる集団の面目躍如であった。あれだけ体を動かしてもブレない歌声には恐れ入った。

 第三部は恒例のミュージカルである。今年の演目は「ながぐつねこ~シャルル・ペローの寓話より~」であった。二年前も感じたことであるが、物語になっているステージなので、ペンで伝えるのは困難を極める。生で見ないことには、ステージの感動を感じて貰うのは不可能に近いと思う。やはり、目と耳を中心として五感で感じるステージであった。素晴らしいステージを肌で感じた。この素晴らしさを伝えることはできないが、私の感想をもって、それに変えたいと思う。

 あどけない中に将来性を感じさせるネコ役の木元瞳さんであるが、天性の資質であろう。練習を重ねてのステージであることは容易に想像できるが、それを超えるセンスを感じた。「この娘(こ)は持っているな」と直感したからである。それは見事な演技で、歌、踊り、そしてセリフの言い回しも素晴らしかった。

 ハンス役で登場した小池乙史さんは一昨年も主役を張っていたが、相変わらずの美声と演技力であった。素人なので何とも言えないが、ダンスもトップクラスに上手いと感じた。そんな抜群のセンスを持とう彼女は野球に例えるならば「走攻守」の三拍子が揃った名選手と言えよう。前回も書いた気がするが、ミュージカルスターとして通用する実力を持っていると感じた。

 ほかのメンバーも個人個人が厳しい練習に裏打ちされた真の実力を持っている。間違いない。一糸乱れぬこれほどのステージを創り上げることができるのは、その証拠である。あれだけの大きなホールを毎回観客が埋め尽くす人気ぶりには驚嘆するが、このステージを一回観たからには病み付きになるのは当然である。私もそのうちの一人であるが、次回の鑑賞にあたっては、ミュージカルの演技者一人一人の表情が読み取れる席をゲットせねばならない。もっと早くチケットを購入することである。

 演奏会が終わり、改めて思ったことであるが、非の打ちどころのないショーであった。ステージいっぱいに繰り広げられた歌、踊り、芝居のパフォーマンスは満場の観衆を虜にした。惜しみない拍手を贈らせていただく。感動をありがとう!!

以上です。

投稿: るんるん | 2011年9月26日 (月) 23時30分

るんるんさま、お久しぶりです。

こちらにいらしてたんですね。しかも、熱中スタジアムの皆様と楽しい時間を過ごされたとのこと。皆さんお元気そうで何よりです。収録のときはボードを書いたりくねくね移動したりで結構忙しく、あまりお話できなかったので、また皆さんとゆっくりお話する機会や一緒にうたを聴いたり歌ったりする機会があるといいですね。

それから杉並児童合唱団定期演奏会の力のこもったレポートありがとうございます。その場でステージを目にし耳にしているような臨場感を味わえました。武蔵野市は府中の隣町です。そんな近くでそんな素晴らしい演奏会が行われていたとは…。これは、来年は是非とも見に行かなければなりません。チケット情報に気をつけて、差し支えなければるんるんさんの分も合わせて購入したいと思います。非常に人気のようですので、果たして前の方がゲットできますでしょうか。

投稿: くじょう | 2011年9月28日 (水) 23時06分

 有難い申し出をいただき、ありがとうございます。
 ただ、西六郷少年少女合唱団の定期演奏会はライフワークなのですが、杉並児童合唱団のそれは必ずしも毎年足を運ぶとは限りません。
 演奏内容を確認の上、行く決意を固めたときには、連絡を差し上げたいと存じます。
 なお、杉児はニューイヤーコンサートも行っています。年2回の鑑賞チャンスがあるわけです。
 もしかしたら、そちらになるかもしれませんので、お含み置き願います。
 その場合は、誘いに乗っていただけるかどうかわかりませんが「、熱中スタジアム」の収録で御一緒したちかちゃん(インターネット上のハンドルネームはYUA)や初恋天使さんにも声をかけたいと思います。

投稿: るんるん | 2011年12月18日 (日) 17時40分

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