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2012年3月16日 (金)

みんなのうた発掘スペシャル 第一夜

いやいや素晴らしかったです。こんなうたや映像だったんですね。圧倒されてしまいました。また、見られるようになって本当に良かったです!

それぞれについて簡単に感想を…

『こびとのうた』
ディズニーの白雪姫の曲を想像してましたが、違いました。レコードでは聴いたことのある曲です。シュニック、シュナック、シュニック、シュナックの早口言葉は確かに難易度が高いですね。小人が芋虫を磨いてる図がすごいです。

『じゃがいも』
♪そーら僕らは元気だ元気だってあたりに聴き覚えがあります。中原さんの絵柄が可愛いなと思っていたら、いきなりリアルじゃがいもの洪水! まずここで圧倒されてしまいました。このシーン、そういえば見覚えありますね。


『イナレオタ 〜さかだちのうた〜』
タオレナイおまじないイナレオタ。なるほど、そういう意味でしたか。イナレカツが美味しそうです。♪頭のまうーえでーのハモりがいいですね。アリンコや犬やゴムまりや耳をくすぐる草が邪魔しにくるなんて発想、実際に逆立ちしないと浮かんでこないディテイルです。そういえば逆立ちしてる人いなくなりましたね。

『ラッパと少年』
これがすごい作品でした。天地総子さん、コミカルで元気のいい作品のイメージが強いのですが、こんなシリアスな作品もあるのですね。作詞:やなせたかし、作曲:寺島尚彦という組み合わせもすごいです。そして前衛絵画のような津田宏さんの映像に圧倒されました。これは完成度が高いです!

『あくびのむこうにとびだそう』
レコードで聴いたことがある曲です。地球をのんじゃいそうなあくび。壮大なナンセンスソングですね。どんな映像なのかと思っていたら、いろんなあくびの表現が次から次へと現れてこれも別の意味で圧倒されました。

『ツビレグ ツブレグ マーチ』
ナンセンスソングが続きます。ツビレグ、ツブレグの意味は最後まで不明ながら、靴は靴でも履けない靴は…退屈、窮屈、屁理屈だい!と畳み掛けるリズムが楽しいです。たまごみたいなキャラクターがダジャレ、屁理屈で難問?にゆるーくたち向かってました。

『虹と雪のバラード』
今夜はこれを是非見たかったのです。菱沼さんのテーマソングにどんな映像がついていたのか…。はじめの夕日のシーン、見覚えなかったのですが、♪町ができる 美しい町が~ でスキーヤーが左右にターンしながら降りてくるのはおぼろげに記憶にあります。よく歌とスキーヤーの動きがあってますね。♪僕らは~呼ぶ~あふれるゆ~めに~ のフレーズは泣けます…。スキーヤーの視点で滑りおりて行く映像だったんですね。躍動感が溢れています。そして2番の映像が圧巻でした。♪雪の炎にゆらめいて~ フレーズで左右に揺らめくようにターンして降りてくる回転の選手。アップの映像にはっきり見覚えあります。巧みにアップでつながれたオリンピック選手の映像の数々。リュージュ、ジャンプ、アイスホッケー、フィギュアスケート…。スピードと迫力と優美さに溢れた映像を歌にピッタリ合わせた技は金メダル級ですね!

『ごめんなさい』
一転して月岡貞夫さんの楽しいアニメーションです。これはこれで躍動感溢れる映像ですし、なべおさみさんの歌い方いろんま声色を使い分けてさすがですね。レコード版よりオリジナルの方が相当気合いが入ってるのがよくわかります。

『歩いて行こう』
このうたは全く初耳です。レコードでも聴いたことありません。70年代フォーク風の歌に70年代ファッションのギターを肩にかけた若者が街中を自然の中を歩き続けます。まさに70年代ソングだなあと思って聴いていると、♪若者は~希望がある限り~ のあたりで不思議に力がみなぎってくる感じがしてきました。いいですね、この曲。ちらっと現れる新宿の街並みが新しいのが逆に懐かしさを感じます。

『ふるさとのヨーデル』
♪朝の日を浴びてたつ 真っ白な雪の山 とはじまるスケールの大きなヨーデルです。映像も正面から真っ白の雪山を描きます。近年見なくなった王道のような登山ソングですね。雪山の姿、谷川の流れ、舞い立つ雪煙…詩のような映像表現が綴られていきます。こういう作品はまたつくってほしいなあ。

『島原地方の子守唄』
一転して重厚な映像表現です。島原の風景を点描していくのですが、子守唄の背景にある生活の苦しさや不条理に迫っていくような映像です。1両編成の古びた列車は何線でしょうか。アップで切り取った海岸のシーンの数々が内面に迫っていくようです。

『ラ・ゴロンドリーナ(つばめ)』
これははじめて聴きました。つばめというと『秋物語』を思い出すところですが、こちらは翼に夢を描いて優しく飛び回るつばめの姿に夢を託す物語です。原色パステル調の色鮮やかなアニメーション、誰かと思ったら毛利厚さんですね。尋常ではない色遣いが印象的です。

ビデオの画質もよくて放送当時の素晴らしさが堪能できました。貴重な映像を残してくださって本当にありがとうございます!

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コメント

くじょうさん、楽しんでいただいたようで何よりです。
な~んて、NHKのスタッフみたいなことを書いてしまいました。
『ラッパと少年』を気に入っていただけたようで、嬉しいです。
高校生の時にクラスメートがこの歌をモチーフに自分なりの詩を書いたことを思い出しました。
つまり、私もクラスメートもこの曲がお気に入りだったのです。
『歩いて行こう』は、放送当時は気にも留めなかった曲です。
ところがタレントの相原勇さんが「歌はともだち」にゲスト出演した時に、披露してくれたのが見直すきっかけとなりました。
フォークソングの部類ですが、当時としては新しかった気がします。
私の中では『そして君は』『雲は旅人』などと肩を並べるぐらい、注目作品に格上げです。

今晩も楽しみですね!!
全曲録音していますが、映像はないので、しっかり録画しようと思います。
一押しは『鳩笛』です!

みんなのうた発掘スペシャルVOL.2
【総合テレビ 2012年3月17日(土)1:55~2:25】

♪放送曲目
・ちいさな汽車(デューク・エイセス)1973年2~3月
・この広い野原いっぱい(森山良子)1974年4~5月
・音のシンフォニー(東京放送児童合唱団)1974年6~7月
・矢車草(芹洋子)1974年6~7月
・オブラディ オブラダ(フォーリーブス)1974年8~9月
・赤い山 青い山 白い山(小柳ルミ子)1974年10~11月
・ながいなさんとはやいなさん(シンガーズ・スリー)1974年10~11月
・鳩笛(長谷川きよし)1974~5年12~1月
・遠いまち(五輪真弓)1976年2~3月
・緑の小馬が生まれたら(大杉久美子)1976年4~5月
・ボクたち大阪の子どもやでェ(T.J.C.)1976年10~11月
・風の子守歌(岸部シロー)1976~7年12~1月

『ながいなさんとはやいなさん』も、懐かしい!!!

投稿: るんるん | 2012年3月16日 (金) 18時54分

どうもありがとうございます。『鳩笛』楽しみですね。

『ちいさな汽車』もレコードで聴いて感動したので映像が楽しみです。『緑の子馬が生まれたら』も爽やかな曲ですね。どんな映像だったのでしょうか。どの曲もワクワクしてしまいます!

投稿: くじょう | 2012年3月17日 (土) 01時34分

いやあ、良かったでした。

私は懐かしい歌が見れるとあって、全てブルー・レイに録画して拝見しましたが、次から次へと懐かしい歌が登場してうれしかったです。全く聞いた事もない「あくびのむこうへとびだそう」や「ツビレグ ツブレグ マーチ」(あの卵キャラは傑作だ)、幼少の頃見た「じゃがいも」や「ごめんなさい」(なべさんの歌は面白いな)、まさか「みんなのうた」で放送されていたとは知らなかった「虹と雪のバラード」と、色々な歌が出ましたが、何と言っても一番良かったのは「イナレオタ」でした。というのも、私が始めて「みんなのうた」で拝見した歌がこれであり、歌詞の中「イナレーオーター!」「イナレービーシー!」「イナレーカーツー!」というおまじないは今でも鮮明に覚えてます(あの言葉が逆読みだったとは、恥ずかしながら20年以上後だった!)。もう会えないと思っていたこの歌に会えるなんて、うれしくてたまりませんでした。

そんな中、「あくびのむこうに」が4月から定時番組でも再放送を始めました。「イナレオタ」もいつの日か定時番組で再放送して欲しいと思います(でも何故早朝にしちゃったの!?。夜7時台のがよかったのに!!)。

なお、一番最初に放送した「こびとのうた」が、よくNHKで放送出来たなと思ってます。というのは、「小人」という言葉は今では差別用語的な扱いになっているからです(アニメ「リボンの騎士」でも、1990年代は口パクだった)。という事は、この歌は再放送はかなり難しいのでは?

投稿: マーチャン | 2012年4月10日 (火) 20時22分

朗報!!
遂に「イナレオタ」がこの8月・9月に再放送される事になりました!!でも早朝の映像放送はとても無理なので、ラジオで聞いて録音しようと決めております!!
また、第2夜で放送された「音のシンフォニー」も再放送され、更に1974年8月・9月放送の「光る夏の歌」も、ラジオのみですが初再放送となりました。とても楽しみです。
(o^-^o)

投稿: マーチャン | 2012年7月18日 (水) 20時32分

『光る夏の歌』はスケールの大きなうたですね。

♪ とけろ~ヒマラヤ
♪ 海までとけろ~

ってはじめてレコードできいたときは、地球温暖化を予見したのかと思いました。さすがは谷川俊太郎さんというべきでしょうか。田中星児さんのオリジナルバージョンを聴けるのが楽しみです。

投稿: くじょう | 2012年7月27日 (金) 16時50分

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