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2012年8月31日 (金)

【再放送曲】『光る夏の歌』(1974年)

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先月に引き続き夏らしい発掘曲が再放送されていますね。「おかあさんといっしょ」初代うたのお兄さん田中星児さんがうたう『光る夏の歌』です。みんなのうたとしては二曲目になります。

♪ はぜろもろこし~
♪ 空まではぜろ~

夏祭りや花火の屋台の焼きとうもろこし。焼けた醤油の香ばしい香りが夏を感じさせます。でもこのもろこしは甘味種ではなく爆裂種でした。夏の日射しにジリジリ煎られて巨大ポップコーンが出来上がります。入道雲を雷鳴を轟かせて空まではぜたポップコーンに見たてるなんて、いかにも谷川俊太郎さんらしい発想ですね。おなかを空かせた夏の豪快な三時のおやつです。

二番では逃げ水が川まで逃げてキラキラ光り、三番では海まで溶けたヒマラヤがひりひり焦げてしまいました。容赦なく照りつける夏の日射しが目に浮かびます。この歌も私はレコードバージョンを先に聴いたのですが、上条恒彦ばりのスケールの大きな歌い方で気にいっていました。

今回、初めて聴いた田中星児さんのオリジナルバージョンは思ったよりポップな歌い方でちょっと意外でしたね。スケール感よりもユーモアを重視した歌い方なのでしょう。入道雲のポップコーンをぱくつく夏の姿としては、これもありかと思います。

♪ 歌えひぐらし~
♪ 夜まで歌え~

今日で8月も終わりです。夏休みも終わりだというのに、今年はまだまだ暑そうですね。でも夏祭りもひぐらしもそろそろ営業終了です。線香花火が終わる時間帯には涼やかな風も感じられるようになりました。来年まで、夏が眠りにつく季節ももうすぐです。

『光る夏の歌』
作詞:谷川俊太郎
作曲:湯浅譲二
うた:田中星児
編曲:服部克久
映像:実写
初回放送:1974年8月

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コメント

歌手について一言。
田中星児さんは登板数が多い歌手でしたね。
「悲しきマングース」が一番印象に残る曲ですが、この歌も良い線行ってましたね。
田中さんの歌唱法は爽やかそのもの!
田中さんと言えば我々世代は「ステージ101」メンバーの印象が一番強いですね。
代表曲は「でごいち」でもともとは「あなたのメロディ」で生まれた曲のはずです。
次が「歌はともだち」の司会。
「何してる」「長い足」などのテーマソングやオリジナルソングを歌っていました。
「おかあさんといっしょ」の歌のお兄さんはほとんど見ていません。
そもそもNHKの歌のコンクールでカンツォーネの「ボラーレ」を歌って優勝した方だったと記憶しています。
そして大ヒットの「ビューティフルサンデー」が記憶に残る歌手となりました。
でも、るんるんの一押しの曲は違います。
B面の「オー、マリアーナ」の方がアットホームな感じで好みです。

投稿: るんるん | 2012年9月 1日 (土) 19時15分

田中星児さんというと『ヤンチャリカ』を思い出します。おかあさんといっしょの曲ですが。

♪ ヤンチャクチャボーズ ヤンチャリカ
♪ ヤンチャクチャボーズ ヤンチャリカ

いうことを聞かない、ご飯も食べない、泥んこふかないヤンチャ坊主の歌です。おかあさんは困ってるんでしょうけど、田中さんがうたうと生き生きして元気そのものの男の子になるんですよね。うたのお兄さんの面目躍如です。いま調べたら阿久悠作詞、小林亜星作曲なんですね。びっくりしました。

『悲しきマングース』最近再放送してましたね。田中さんにしては悲しい曲で新境地といったところでしょうか。

投稿: くじょう | 2012年9月 8日 (土) 07時41分

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