【再放送曲】『光る夏の歌』(1974年)

先月に引き続き夏らしい発掘曲が再放送されていますね。「おかあさんといっしょ」初代うたのお兄さん田中星児さんがうたう『光る夏の歌』です。みんなのうたとしては二曲目になります。
♪ はぜろもろこし~
♪ 空まではぜろ~
夏祭りや花火の屋台の焼きとうもろこし。焼けた醤油の香ばしい香りが夏を感じさせます。でもこのもろこしは甘味種ではなく爆裂種でした。夏の日射しにジリジリ煎られて巨大ポップコーンが出来上がります。入道雲を雷鳴を轟かせて空まではぜたポップコーンに見たてるなんて、いかにも谷川俊太郎さんらしい発想ですね。おなかを空かせた夏の豪快な三時のおやつです。
二番では逃げ水が川まで逃げてキラキラ光り、三番では海まで溶けたヒマラヤがひりひり焦げてしまいました。容赦なく照りつける夏の日射しが目に浮かびます。この歌も私はレコードバージョンを先に聴いたのですが、上条恒彦ばりのスケールの大きな歌い方で気にいっていました。
今回、初めて聴いた田中星児さんのオリジナルバージョンは思ったよりポップな歌い方でちょっと意外でしたね。スケール感よりもユーモアを重視した歌い方なのでしょう。入道雲のポップコーンをぱくつく夏の姿としては、これもありかと思います。
♪ 歌えひぐらし~
♪ 夜まで歌え~
今日で8月も終わりです。夏休みも終わりだというのに、今年はまだまだ暑そうですね。でも夏祭りもひぐらしもそろそろ営業終了です。線香花火が終わる時間帯には涼やかな風も感じられるようになりました。来年まで、夏が眠りにつく季節ももうすぐです。
『光る夏の歌』
作詞:谷川俊太郎
作曲:湯浅譲二
うた:田中星児
編曲:服部克久
映像:実写
初回放送:1974年8月
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