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2012年9月30日 (日)

石井選手お疲れ様!

台風を突っ切って石井琢朗選手の引退試合を見にいってきました。マツダスタジアム自体久しぶりですね。しょっちゅう来てる気がするのですが、考えてみたら一年ぶり、幻の<前田選手引退試合>以来になります。

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駅からスタジアムへの道すがら、平清盛をもじった壁画が並んでいます。今年のはじめからあったはずのものを初めて見るということはやはり一年ぶりなんですよね。格好いい壁画ではありますが、やはり平家になぞらえるのが失敗のもとだった気もします。

スタジアムはさすがに満員で琢朗選手は1番ショートでスタメン出場です。それでゲームセットまで出場されました。引退試合というと、1イニングだけ、とか代打だけの出場が多いのですがプレーボールの瞬間からゲームセットの瞬間まで出場する引退試合は初めてです。まだまだできるじゃんとか思いましたが、最後の力を振り絞ってだったのでしょう。お疲れ様でした。

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レフトへライトへクリーンヒットを放ち、ショートでは華麗なフィールディング。1点差を追う9回裏は1死1、2塁から東出選手が送りバントを決めて琢朗さんに打席を回しました。1打サヨナラの場面で右翼に放った大きな飛球はライトフライ…。惜しくもゲームセットとなりましたが、最後の最後までの全力プレーには胸をうたれました。

セレモニーのあとグランド一周して記念撮影。最後に胴上げです。

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本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございます。若い選手たちが琢朗選手の姿勢をしっかり受け継いでくれることを祈りたいですね。

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広島へ

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これから広島に向かうのですが、台風に向けて突っ込むことになりますね。果たして無事につけるでしょうか。

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2012年9月29日 (土)

試運転

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本日はお日柄もよろしく、ソーラーシステム試運転日和です。午前中はベランダに日が当たるので、そこそこ充電ができました。

メーターとかはないので充電池の減り具合というか溜まり具合から判断するしかないのですが、昨日30分ほどテレビを見た分は充電できてるようです。

天気の悪い日にどうなるかが気になりますが、晴れてれば十分に使いものになりそうですね。

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2012年9月28日 (金)

ソーラーシステム起動!

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ソーラーパネルとチャージコントローラー、そして充電池の配線が完了してソーラーシステムが作動するようになりました。 こんな時間なのでほとんど発電しないのは残念ですが、明日晴れてくれるといいですね。

続きを読む " ソーラーシステム起動!"

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2012年9月27日 (木)

コネクタ到着

ソーラーパネルコネクタとケーブルがつきました。太陽エネルギー復活まであと一歩、のはずですが、ドライバーがありません。買ってこなければ…

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2012年9月26日 (水)

ススキ

ススキの穂が出てるのをみかけました。絹雲がたなびく青空によく似合ってましたが…。

今年は彼岸花ってもう済んだんでしたっけ? 気がつかないうちに終わってしまったのか、ひょっとしてまだなのか…?

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ソーラーパネルの裏側

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ソーラーパネルの裏側にはこんな装置がついていてケーブルが二本伸びています。ケーブルの先はこんな形状に…

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これをどうやって蓄電池につないだらいいのかが分からなかったのですが、どうやらケーブルの先についているのは「ソーラーパネルコネクタ」というもので雨風や日光による高音に耐える特殊な仕様のコネクタであることが判明しました。

なるほどね。確かに屋根の上で十数年使うものですからね、接続端子にも工夫が必要だというのはよくわかります。専用の規格もあるようで、それを満たした「ソーラーパネルコネクタ」という部品のジャンルがあることが分かりましたので、このコネクタ付きの5mケーブルをAmazonに発注してみました。

ケーブルがつけばソーラーシステム起動となるはずですが、果たしてどうなるでしょうか。

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バッテリー購入

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バッテリーとインバーターをAmazonで購入しました。5000円と2000円ぐらいです。バッテリーの容量は100Whで12Vの直流が取れます。これをインバーターで100Vの交流に変換してつかうという寸法ですね。

交流といっても正弦波ではなく矩形波なので心配しましたが、実験してみるとちゃんとテレビがつきました。「ゲゲゲの女房」の今日の分の録画をみても、そんなにバッテリーが減ってないので十分実用になりそうです。このバッテリーでテレビがついてる光景って結構不思議感がありました。

あとはソーラーパネルでバッテリーの充電ができれば、太陽光でテレビがみられることになりますが…。ここのソーラーパネルと充電器をつなぐアダプターが今のところありません。アダプター探しが最後の関門になりそうですね。

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2012年9月22日 (土)

ソーラーパネル購入

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誕生日の記念にソーラーパネルを一枚購入しました。多結晶型で定格60w。1万3000円也です。こんなのがAmazonで買えちゃう時代になったのですね。

ただ、相棒のバッテリーをまだ買ってないので今のところ発電しても使う方法がありません。おいおい周辺機器をそろえてパソコンとiPhoneぐらいは太陽光で動くようにはしたいものです。

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2012年9月21日 (金)

50周年

去年はみんなのうた50周年で沢山特番が組まれたり発掘プロジェクトが始まったりして盛り上がりましたが、今年はおかげさまでiPhone5の発売日に生誕50周年を迎えることができました。大きな怪我や病気もなく過ごすことができて、本当にありがたいことです。

2005年の誕生日にブログを始めてこちらもちょうど7年になりますね。雑然としたブログではありますが多くの人に見ていただいてこちらもありがたいことです。みんなのうた50年史がなかなか進まないのが気になっていますが、ボチボチ進めていきましょう。

40代では本を2冊書くことができました。50代でもそれぐらい書きたいものですね。一般的信頼と社会制度の進化の研究を頑張って進めていきたいと思います。ゲーム理論関係の記事は数式が並びますのでこちらとは別にアップしていこうかと考えています。色々試行錯誤しながら進めて行きますので、よろしくお願いいたします。

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2012年9月19日 (水)

調布地上駅近況

調布駅が地下化されて1ヶ月がたちました。地上駅の方は撤去作業が進んできています。

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まず線路の撤去から進めるようですね。電車が通らないとすぐに錆びて来ちゃいますから。駅周辺でも構内でも赤くなってきた線路が山積みになってました。錆びる前だとリサイクルしやすいので急ぐのが正解でしょう。

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駅のホームが撤去されてるところもありました。ここはホームを撤去したあとエスカレーターかエレベーターかを設置するのでしょうね。現状では地上と改札のある地下一階との間には改札から離れた位置にエレベーターが一個あるだけで高齢者の方が苦労して階段を上がってらっしゃいます。エスカレーターかエレベーターかの工事も急務でしょう。

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ホームの断面が見える箇所もありました。こんな構造をしてるのですね。余り見ることのできない光景です。

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踏切の警報機には黒いカバーがかけられています。いたずらされないためでしょうか。これもいずれ撤去されるのでしょうね。

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2012年9月13日 (木)

つるべ落とし

昼間は暑いけど、5時過ぎると急に涼しくなりますね。気持ちいいです。でも6時過ぎるともう暗くなる…。秋の日はつるべ落とし。ゆっくり夕涼みという季節ではなくなりました。

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どんぐりを巡る攻防3

どんぐりの価値が4、喧嘩になったときの闘争のコストが1の場合、Aがどんぐりを要求しBがそれを拒否して喧嘩になる状態が強いナッシュ均衡となることが分かりました。強いナッシュ均衡はたとえば試行錯誤によるダイナミクスを仮定したときに漸近安定になる状態ですので、A、B両者が試行錯誤して行動を修正していった場合、A要求、B拒否で必ず喧嘩になる状態に至って安定することが予想されます。

これは喧嘩になったときの闘争のコストが比較的小さい場合の結果ですが、闘争のコストがもっと大きい場合はどうなるのでしょうか。例えば闘争のコストを3、あとの条件は<その2>と同じ(どんぐりの価値は4、A、Bが勝つ確率は等しくて1/2ずつ)として考えてみましょう。

今度は喧嘩になったときのAの利得は
  4×1/2-3=-1
となり、Bの利得も
  4×1/2-3=-1
となります。喧嘩になると両者とも何もしないときよりも損をします。

このときゲームの木は

         要求    拒否
      A  →  B  →  (-1、-1)  
   非要求↓   受諾↓
      (0、4)   (4、0)

となります。また、利得表で書くと

   A \ B | 拒 否  受 諾
  ------------------
    要 求  |-1、-1 4、0
    非要求  | 0、4  0、4

となります。今度はAが要求をしてきたときにBは拒否すると利得は-1、受諾すると利得は0となりますのでAの言うことをきいてどんぐりを引き渡す方が得になります。Bが要求を受諾するのならAは要求した方がしないより得ですからAが要求してBが受諾する展開になると予想されます。

利得表をみるとA要求、B受諾の組み合わせは強いナッシュ均衡(手を変えると損をする手の組み合わせ)であることが分かります。闘争のコストが大きい場合はAの要求をBが受諾することで、どんぐりは奪われてしまうものの闘争は回避されることになりそうです。

ただこの利得表にはもう一つナッシュ均衡があります。探してみてください。そうですA非要求、B拒否もナッシュ均衡になるんですよね。Bが拒否することを察知してAが要求を差し控える状態と解釈できますが、この状態から手を変えることでどちらも得をすることはできません。Aの方は手を変えると損をします。Bの方は拒否を受諾に変えても得はしませんが損もしません。Bの方が損はしませんのでA非要求、B拒否の組み合わせは強いナッシュ均衡ではなく普通のナッシュ均衡(強くはないナッシュ均衡)であることが分かります。このように闘争のコストが大きいときは、Bが拒否することを見越してAが要求しない状態もナッシュ均衡になります。このときどんぐりはBのもとに留まり、現実の闘争は回避されることになるでしょう。

上の利得表に現れたナッシュ均衡はこの二つです。どんぐりはAかBかいずれかの手に帰する一方で、AかBかのいずれかが譲ることで喧嘩は回避されることが予想されます。これが喧嘩のコストが増加したことの効果です。コストの高い行動が回避されるというのは分かりやすい話ですが、どんぐりの行方も気になりますね。AかBのいずれがどんぐりを手にするのでしょうか。

試行錯誤によるダイナミクスを仮定して調べてみると、Bが0.8以上の確率で拒否するつもりでAがそれほどどんぐりを欲しがらない状態からゲームを始めると「A:非要求、B:0.8以上の確率で拒否」の状態に至って安定します(リャプノフ安定という余り強くない安定状態です)。上記以外の状態からゲームを始めると「A:要求、B:受諾」の状態に至って安定します(漸近安定という強い安定状態になります)。どちらになるかは初期状態次第ですが、どうもAの方に分がありそうな結果ではあります。

ちなみに闘争のコストがもっと増えて例えば6になったとすると、利得表は

   A \ B | 拒 否  受 諾
  ------------------
    要 求  |-4、-4 4、0
    非要求  | 0、4  0、4

となります。このときは、Bが0.5以上の確率で拒否するつもりでAがそれほどどんぐりを欲しがらない状態からゲームを始めると「A:非要求、B:0.5以上の確率で拒否」のリャプノフ安定に至り、それ以外の状況から始めると「A:要求、B:受諾」の漸近安定に至ります。A、Bの両者が強力な武器を持っていたりして喧嘩になったときのコストが増すと、Bに分のある均衡に至りやすくなるといえるでしょう。同じことはどんぐりの価値が2になった場合にも生じます。わずかな資源を巡って喧嘩の危険を冒すのはAにとっても割りにあわないと解釈できます。

このように闘争のコストが増すか、資源の価値が低い場合にはAがどんぐりの要求を思いとどまってBがどんぐりを保持し、闘争のコストが小さかったり、資源の価値が高いときにはAがどんぐりを要求してBが譲ったり、喧嘩になったりしやすいといえるでしょう。弥生時代に入って資源の主体がどんぐりから稲に移ると、資源の価値があがり闘争が発生しやすくなると予想できます。実際、弥生時代になると武器によって負傷した人骨が発見される割合が増えるようです。

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西国分寺駅

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西国分寺のプラットホームカフェを見にいってきました。西部の開拓時代をイメージしたバラック風の建物で店員さんもテンガロンハット風の帽子をかぶってました。SLの壁画もなかなかの迫力です。

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中央線の向かいがわ、東京方面行きの上りホームにはミスドやうどん屋が出来つつありました。こちらは明日開業だそうで今日は内覧会中でした。こちらができるとかなり充実しますね。駅前に喫茶店もなかった駅なのにずいぶん便利になったものです!

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2012年9月11日 (火)

どんぐりを巡る攻防2

まずBさんが価値4のどんぐりを蓄えているとしましょう。そこにAさんが現れて、それを寄こすように要求する場面を考えることにします。縄文人っぽい名前にする手もあるのですが、どんな名前が縄文人っぽいのかよく分かりませんので、単にA、Bとしておきます。

Aの戦略は「要求する」か「要求しない」かの二つです。「要求しない」と話はそこで終わりでAの利得は0、Bの利得は4となります。これを(0、4)と書くことにします。

Aが「要求する」とBはどうするでしょうか。要求どおりどんぐりを渡してしまうかもしれませんし、拒否するかもしれません。あるいは半分渡す選択肢もあるかもしれませんが、簡単のためにBの戦略は「受諾」と「拒否」の二つだとしましょう。Bが「受諾」するとどんぐりはAに引き渡されますのでAの利得は4、Bの利得は0となります。(4、0)と表記できます。

Aが要求してBが拒否すると事態は風雲急をつげてきます。寄こせ、寄こさんの押し問答の末Aが攻撃をしかけるものとしましょう。Bも応戦して喧嘩になります。喧嘩の結末はケースバイケースでしょうけど、ざっくりいってある確率でAが勝ってどんぐりを手にするでしょうし、またある確率でBが勝ってどんぐりの防衛に成功するでしょう。ただしいずれが勝つにしても怪我のリスクを負うことになります。

ここでは一番簡単な場合としてどちらが勝つ確率も同じで1/2、どちらが勝つにしてもコスト1に相当するダメージを受けるものとしましょう。このとき、Aは確率1/2で価値4のどんぐりを手に入れますので期待利得は4×1/2=2ですが、1のダメージを受けるのでその分を差し引いて利得は2-1=1となります。Bの利得も同様に4×1/2-1=1なので、Aが要求してBが拒否したときの利得は(1、1)になると考えられます。

以上をゲームの木で表現すると

         要求    拒否
      A  →  B  →  (1、1)  
   非要求↓   受諾↓
      (0、4)   (4、0)

となります。また、利得表で書くと

   A \ B | 拒 否  受 諾
  ------------------
    要 求  | 1、1  4、0
    非要求  | 0、4  0、4

となります。ゲームの行方を考えてみると、Aがどんぐりを要求したときにBは受諾するより拒否したほうが得ですから、拒否すると考えられます。Bが拒否するとき、Aは要求しないと利得0で要求すると利得1ですから、Aは要求した方が得です。利得表をみるとAが要求、Bが拒否の組み合わせがナッシュ均衡になっています。ナッシュ均衡というのは、その状態から自分だけ手を変えても利得が増えないような手の組み合わせで、A要求、B拒否の組み合わせから手を変えてもどちらも利得は増えません。それどころかこの場合は手を変えると損をしてしまいます。手を変えると損をするような組み合わせを特に強いナッシュ均衡(strict Nash equilibrium)といいますが、この場合、A要求、B拒否が実現しやすいといえるでしょう。

上で考えたケースではAは常にどんぐりを要求してBがそれを拒否し、かならずどんぐりをめぐる喧嘩が発生すると予想されます。

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どんぐりを巡る攻防1

1万2千年前ごろ以降、氷河期が終わって気候が温暖化すると、日本列島に広葉樹の森が広がりました。その中でもクヌギ、コナラやカシといったブナ科の植物は秋になると沢山のどんぐりをつけ、これが縄文時代の人々に利用されるようになりました。縄文人の摂取カロリーの約6割がどんぐりからだったという試算もあり、主食といってもよい存在だったようです。

このどんぐり、タンニンという苦味成分を含んでいるのでそのままでは苦くて食べられません。長時間水につけて虫を殺すとともにタンニンを抜いて乾燥させた状態で保存し、食べるときには石皿とすり石で粉にして土器で煮て食べるというのが縄文の人たちの利用法だったようです。縄文時代の遺跡では竪穴住居の中や外にどんぐりを大量に蓄えた貯蔵穴があったり、谷筋に水にさらしてアク抜きしたと思われる施設が見つかったりしています。秋に大量に採取したどんぐりが特に冬から春にかけての主食になったのでしょう。

この大事などんぐりを誰かに取られてしまうということはなかったのでしょうか。事実として貯蔵穴が沢山見つかるということは、それほど頻繁に取られることはなかったことを示唆しています。しょっちゅう取られてしまうのであれば、苦労して山から集めてわざわざ穴を掘って貯蔵したりはしないでしょうから。

それでも自分ではどんぐりを集める労力をかけずに誰かから奪って済ませようという不心得者が現れる可能性はあるでしょう。あるいはどんぐりを年貢として徴収しようとする支配者が現れるかもしれません。弥生時代以降になって水田稲作が始まると、稲を徴収する支配者が現れるようになりますし、戦国時代には刈田狼藉といって他人の育てた稲を勝手に刈ってしまう行為も行われました。縄文時代にはそういったことはなかったのかもしれませんが、それならばそれはなぜなのかというところに興味がもたれます。以下では、どんぐりを巡る仮想的な争いの場面を考えてゲーム理論的に分析することを試みてみましょう。

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2012年9月10日 (月)

「タイム・トラベラー」最終回

少年ドラマシリーズ第一作「タイム・トラベラー」の最終回もついでにみてきました。1972年、小学校4年生のときの作品です。当時ずいぶんはまって見てましたね。面白かったです。

2000年ごろ最終回だけビデオが発掘されたという話はきいたことがあって、DVDに復元されてることも知ってはいるのですが、発掘映像を見るのは初めてです。再放送はされてなかったと思いますので、ジャスト40年ぶりの再会といっていいでしょう。

「カラーだったんだ」

というのが今日の第一印象です。うちのテレビはすでにカラーだったはずなのですが、タイムトラベラーの記憶はなぜか白黒です。もっともラベンダーの青い色は記憶に残ってますから人間の記憶はいい加減なものです。オープニングのモノトーンの印象が強かったのでしょうか。

未来へ帰る薬をついに完成させたケン・ソゴル。でも和子のテレパシーを受けて薬を放置して出ていってしまいます。貴重な薬を丸底フラスコにいれたまま、部屋に鍵もかけずに…。貴重なだけでなく危険な薬なのにケン・ソゴルくん、ずさんすぎますね。案の定、掃除のおばさんが部屋に入ってきてモップの先でフラスコを突き落としてしまいます。

この辺の展開は全然覚えていません。でもお掃除の吉川さんが戦時中の病院にタイムスリップするところはうっすらと覚えています。吉川さんを追って27年前にタイムトラベルするケン・ソゴルと和子さん。27年という数字にちょっと愕然としました。

1972年からみると1945年というのはたった27年前だったのですね。2012年からみた1972年の方がずっと遠いのがショックです。思えば遠くに来たもので、自分の方がタイムトラベラーになった気分になりました。「続タイム・トラベラー」についてWikipediaで読んだときも舞台が21世紀とか書いてあるのを見て「今じゃん」とか思っちゃいましたし、我々も未来人になったものです。

今から27年前というと1985年で筑波の科学万博があったり阪神が優勝したりと昨日のことのように思い出されます。1972年当時には第二次世界大戦は今よりずっと身近な出来事で、世の中のすぐ裏側に横たわっていたのですね。

終戦間際に肺炎にかかった娘さんを1972年の世界につれていって助けようとする吉川さん。それに対し歴史を変えてはいけないと説得するケン・ソゴル。深刻なタイムパラドックをどう回避するのかと見ていたら、吉川さんに「時間のひずみ」がどわーっとのしかかり押しつぶしてしまいました。何という力技でしょうか、筒井康隆さん! これもびっくりですね。吉川さんが姿を消し、残された娘さんが苦しむ姿をみて和子さんがケン・ソゴルにしがみつきます。「ケン、怖い!」。その瞬間再びタイムスリップして1972年に戻る二人。

これは見た瞬間に記憶が蘇りました。あった、ありました「時間のひずみ」。人間ドラマとして吉川さんを説得しようとしたり、残された娘さんをどうしようか悩んだりしてると25分では収拾がつかなくなります。そこでルール違反者を容赦なく消し、感情の高ぶりに乗じて和子たちを連れ戻す「時間のひずみ」が強力な狂言回しの役割を果たす仕組みになっていたのでした。巧みといえば巧み、強引といえば強引なストーリー展開ですね。

そして700年後に戻るケン・ソゴルとの別れのシーン。時間を止めておいて「時間の流れと同じ速さで過去へ遡っているんだ」なんてマニアックなセリフも聞き覚えがあります。歴史を変えないために未来に帰るときは、関係者の記憶をすべて消さなければならないというルールに途方もない喪失感を感じたのもよく覚えてます。帰っちゃったらすべて忘れてしまうのか。ひょっとしたら自分も知らないうちに誰かとの別れを経験しているのかも…。などという想像をかきたてるラストが秀逸ですね。このラストのおかげで記憶から消えるどころか、いつまでも記憶に残る作品になったような気がします。今でも、ラベンダー畑をみるとタイムトラベルできそうな気になるんですよね。

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2012年9月 9日 (日)

【再放送曲】『遠い海の記憶』(1974年)

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♪ いつか思い出すだろう
♪ 大人になったときに…

1974年の少年ドラマシリーズ「つぶやき岩の秘密」の主題歌『遠い海の記憶』が再放送されています。同じく少年ドラマシリーズの主題歌だった『巣立つ日まで』も今年の発掘スペシャルで放送されてましたね。

♪ 追憶の片すみで
♪ そうっととけてしまうのだろう…

小学校6年生のときの作品なので、見ていればきっと懐かしく思い出したことでしょう。ただ残念ながら「つぶやき岩」は見ていなかったので、渋谷のNHKアーカイブス番組公開ライブラリーまで見に行ってきました。25分×6回で全部見ると150分、2時間半かかります。でもなんとなく全部みるのがもったいない気がして、とりあえず今回は2回分だけ見ることに。

オープニング、一人舟を漕いで洞窟に向かう少年の姿が。主人公の三浦紫郎くんです。そしてインスツルメンタルで『遠い海の記憶』のメロディーが流れます。石川セリさんのボーカルが入るのはエンディングなんですね。主人公の名前をきいて「つぶやき紫郎かよ」と思ったのはつぶやき岩にかけて秘密です。

ストーリーはシリアスですね。洞窟の岩に耳を当てると小さい頃に死んだ母の声が聞こえるという紫郎くん。嵐で遭難して死んだと聞かされていた両親が、実はカツオ船にぶつけられて殺されたらしいこと、つぶやき岩のある岬の地下には旧日本軍の掘った秘密基地があり、そこに大量の金塊が埋められているという噂があること、金塊探しに洞窟に入った人が次々に死体で見つかっていること…。旧軍の金塊と両親の死につながりがあることが示唆されます。洞窟付近を調査しようとした紫郎くんの担任の先生の弟さんが殺されようとし、担任の小林先生にも危険が迫ったところで第2話が終わりました。

エンディングテーマに合わせて紫郎くんが舟を漕ぐ風景がロングでずっと映されています。石川セリさんのミステリアスな歌声が謎が謎を呼ぶ展開にぴったりマッチしてますね。

♪ いまだみつめておけ
♪ きみのふるさとを…

このあと、洞窟の中を探検して両親の死の真相を探っていく展開になるのでしょう。そこで見えてくる美しい故郷の「本当の姿」が気になります。連続ドラマの主題歌として、今後の展開を期待させる力を十分持っている作品ですね。そして、最終回を見終わったあと「輝く青い海が教えてくれたもの」をいつまでも反芻させてくれる曲でもあるのでしょう。

「つぶやき岩の秘密」の原作は数々の冒険小説を残された新田次郎さんです。今年、復刻版が文庫でも出されています。ここに結末を書いてしまっては、これから読まれる方にネタバレになってしまうでしょう。三浦半島の美しい青い海が何を教えてくれたのか。それは、後日ドラマを全部見終わってからネタバレ編に書いてみたいと思います。


『遠い海の記憶』
作詞:井上真介
作曲:樋口康雄
うた:石川セリ
映像:実写
初回放送:1974年8月

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2012年9月 8日 (土)

貯蔵資源の所有権

定住生活を送るようになると家財道具が増え、ドングリの貯蔵や魚や肉の燻製の保存が行われるようになります。こうした貯蔵資源の所有権がどうなるのかというのはゲーム理論的には興味が持たれるところです。

竪穴住居内に貯蔵されているものであれば、とりあえず居住者のものといえるでしょうけど、貯蔵条件のいいところに共同で蓄えたケースもあるようで、そういう場合はどうなったのでしょう。収穫に参加しない人がフリーライドするという現象がおきそうです。

竪穴住居内に貯蔵した資源の拠出を求められる可能性もあります。現実にはあまりなかったかもしれませんが、それはなぜなのか、のちの年貢や納税の始まりと関連して興味がもたれるところです。

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2012年9月 7日 (金)

定住生活のはじまり

日本の歴史01 『縄文時代の生活誌』岡村道雄 2002 を講談社学術文庫で読んでいます。10年ぐらい前の少し古い本ですがなかなか面白いですね。

寒冷な旧石器時代の遊動生活から、1万2000年ほど前に温暖な時代になると定住生活がはじまります。移動のコストが節約できるので定住生活の方が楽かとは思いますが、大型動物の狩りが主体で、植物性食品の層が薄かった旧石器時代には植物性の食べ物が不足して獲物が移動してしまうと、移動するしかありません。

温暖になり植物性の食べ物が豊富になると定住が可能になります。定住するとドングリなどの堅果類を割って食べるための石器や煮炊きするための土器を作って家に置いておくことができるようになります。さらに堅果を貯蔵する穴も家の中に掘ることができて食料の不足期にも移動しないですごすことも可能になります。

西アジアで自生小麦を食べるために石臼などを装備したナトゥフィアン文化の人たちも、定住生活に入って始めて重い石の道具類を使うことができるようになり、道具の充実が定住生活を支える好循環をもたらしたようです。定住生活には定住生活を強化する作用があって、一度定住生活に入ると遊動生活には戻りにくいラチェット(歯止め)がかかると考えられます。

ただ、最初の定住はこうした道具類の支えなしに始まったはずですからよほど条件の良いところで始まると予想されますが、考古学的な資料によると氷期が終わって最初にコナラなどの広葉樹が成立しはじめた鹿児島県南部で最初の縄文遺跡が発見されているようです。海の幸の力もあって土器や大きな石器を装備した縄文文化がこのあたりで始まったようです。

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2012年9月 6日 (木)

朗読の時間

ラジオサーバーで録音した「朗読の時間」を携帯プレーヤーにうつしました。最初はラジオサーバーがパソコンで認識されなくて焦ったのですけどね。何度もコードを刺し直したり、パソコンを再起動させたりしてもダメ…

SDカードを買ってくるしかないかと出かける前に、もしかしたらと思って、別のコードで試してみたら、手応えあり! 試してみるものですね。パソコンにコピーして携帯プレーヤーにうつして、これでウォーキングしながら朗読を聴くことができるようになりました。

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線路撤去

調布付近、地上線路の撤去が行われてますね。新宿よりの線路が一部なくなってました。

地上駅のホームや駅舎の解体はまだ先っぽいですが、夜は明かりも消えて廃線廃墟の趣になってます。

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また縄文

しばらく弥生時代の本を読んでたのですが、また縄文時代にさかのぼることにしました。いきつもどりつすることで理解が深まる部分もありますし、そもそも縄文時代は長いので簡単にひとくくりにできないんですよね。

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