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2013年3月 5日 (火)

花神 総集編

花神 総集編
週末はひたすら「花神」の総集編をみてました。1977年、中学3年のときの大河ドラマで非常に懐かしかったです。

本編の映像は現存していないらしくて、いま見られるのは総集編のみです。DVD4枚、8時間半に渡る長尺ですが、それでもやっぱりはしょりにはしょってある感が強いです。というか、吉田松陰や高杉晋作、河井継之助などの主要人物を始め、多くの登場人物が死ぬ場面がじっくり収録されているので、全編死んでばかりの印象が強かったですね。

宇和島で蒸気船をつくるくだりはちょっとだけでしたし、長州ファイブの秘密留学生の渡航をイギリス商人が渋って蔵六が「約束を守らない人間はバーバリアンだ!」と激怒するくだりとか好きだったのにこちらはすっかりカットされてました。

四境戦争のくだりも短かったですね。益田戦争が終わると浜田攻めははしょって、晋作が死ぬくだりが延々と…。四境戦争がどうなったのか、本編を知らないと分からなかったでしょう。

戊辰戦争も2時間とってある割には短く感じました。「戦術としては京の七つ口を押さえればそれでええ。ところが幕府軍は大阪から鳥羽伏見まで街道十三里、縦に深い陣形で押してきちょる。愚かな作戦です!」という蔵六の名セリフはなし、福沢諭吉の「逃げますよ!」とか大隈重信の「あんたにくれるたい!」もなし。

総集編なので筋をたどるだけになるのは仕方ないのですが、技術というものはそもそも細部に宿るものですので、技術者蔵六を描くうえで細部の描写がないのでは本質的な部分が抜けてしまっているようで残念でした。

まあ井上聞多の「デコレラレーションオブウォー!」や高杉晋作が延々と古事記の講釈をするくだりはあったのでいいとしましょうか。

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コメント

私はこの作品に思い出があります。

といいましても本編では無く、テーマ曲です。当時中学生だった私は、学校の学園祭で吹奏部がこの曲を演奏し、私はすっかり感動、そしてテレビの方でもこの曲を聴いて、「こういう曲だったのか」と感動しました。

なにせ当時の日曜夜8時といえば、欽ちゃん司会の「オールスター家族対抗歌合戦」を筆頭に、東京12チャンネル(今のテレビ東京)の「日曜ビッグスペシャル」(今の「日曜ビッグバラエティ」)を中心に見ており(「日曜ビッグ」は「ピンクベアーズ」と芸能人のソフトボール大会が好きだった)、更に77年初期は、テレビ朝日の「気になる季節」(ピンク・レディーが出てたよ。歌もあって楽しかった)も見ており、「大河ドラマ」など目もくれない状態でした。でもこのテーマ曲だけは別でした。今でもこの曲は好きです。

投稿: マーチャン2 | 2013年3月 9日 (土) 23時48分

「花神」のオープニングテーマは私も好きでしたね。出だしのファンファーレからして気分が高まります。一転して船を漕ぎ出すような低音の弦の調べ。海外に漕ぎ出そうとした吉田寅次郎の姿が目に浮かびます。雲の中をどんどん進んでいくオープニングの映像も好きでした。

苦難の道を次々乗り越え、そして再びファンファーレが鳴り響きます。同じ動機を3回変奏しながら繰り返すのは吉田松陰、高杉晋作、大村益次郎の系譜を暗示しているのでしょうか。2分半のなかに明治維新の歴史を凝縮した林光さんの傑作だと思います。今、聞いてもいいですねえ!

投稿: くじょう | 2013年3月16日 (土) 13時16分

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