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2013年5月 9日 (木)

男性LINEユーザーのプロフィール

女性がLINEユーザーの主力で、親密な他者と占いや流行や恋愛などの身近な話題について頻繁にコミュニケーションを交わす傾向があることを見てきました。では、男性のLINEユーザーはどのような特徴を持っているのでしょうか。

2013年度4月の調査(男性310人、女性117人回答)では、男性LINEの利用率は58%となっていました。女性の76%に比べると低いですが、それでも相当の高率です。Facebookの男性使用率27%やmixiの10%に比べるとはるかに高い利用率といえます。

Line

この男性についてLINE利用と相関の高い項目を拾ってみると上のようになります。まずネット利用関連の項目についてみるとTwitter利用が0.44、Facebook利用が0.39の比較的高い相関となっています。LINEを使う男性はTwitterやFacebookのようなコミュニケーションサービスを同時に使う傾向が高いようです。mixi利用とも0.20の相関がありますので、mixiから乗り換えつつまだmixiを使っている人が男性の中にはいるようですね。メール利用とも0.29の相関がありますのでコミュニケーション志向は一般に強そうです。

携帯・スマートフォンによるネット利用時間とは0.30の相関ですが、携帯電話所持とは-0.28の負の相関ですので主にスマートフォンを用いてLINEを行っていると考えられます。PCネット利用とは-0.28の負の相関でパソコンは余り使わない傾向があります。アンドロイド型タブレット利用との相関が0.20ありましたので、情報収集もPCよりタブレットでということかもしれません。

Line2

次に興味関心事項や態度指標との相関を見てみましょう。男性のLINE利用と相関が高い項目は「ファッション」への関心(相関係数0.30)、「スポーツ番組を見る」(0.26)、「流行」「恋愛」への関心(共に0.25)となりました。「スポーツ」を除くとほぼ女性のLINEユーザーで見られた項目と一致しています。ファッション(関心率男性60%、女性82%)や恋愛(男性60%、女性74%)は女性の関心が高い項目ですので、女性と関心が近い男性が男性LINEユーザーには多いといえるでしょう。女性との交際のツールとして使われている可能性も考えられます。

他方「スポーツ番組」は男性(43%)が女性(18%)より良く見ているジャンルです。同様に男性のLINE利用と正の相関の見られる「野球」への関心(相関係数0.23)、「サッカー」への関心(0.21)も男性の方が20ポイントほど関心の高い項目となっています。これらの野球やサッカーに関心がありスポーツ番組を良くみる男性LINEユーザーは、女性とのコミュニケーションというよりは男性のスポーツファン同士で交流するツールとして使っているのかもしれません。「クラブ活動に打ち込んだ」とも0.20の相関が見られていますが、男性の場合スポーツ系のクラブ活動参加者が多いですので、これもスポーツ系のつながりでLINEを利用している可能性を示唆します。

男性LINEユーザーについては「政治」や「経済」といった社会の動きへの関心との負の相関は見られません。非LINEユーザーと同程度の関心を持っているのでしょう。はっきりした負の相関が見られるのは「アニメを見る」で相関係数は-0.23でした。男性の場合、アニメ視聴は「漫画」「ゲーム」への関心と正の相関があり(それぞれ0.36、0.27)で「深夜番組を見る」(0.19)、「PCネット利用」(0.19)とも弱いながらも正の相関が見られる項目です。総じてインドアのライフスタイルと結びついているのが「アニメを見る」なのですが、これがLINE利用と負の相関があるということは男性のLINE利用とインドアのライフスタイルとは相性が悪いことを示しています。

考えてみればスポーツはアウトドア型の行動ですし、スマートフォンやタブレットの使用もアウトドアの行動に向いています。こうしてみると、男性のLINEユーザーはインドア型で内向的なライフスタイルの持ち主というより、女性との交際やスポーツに積極的なアウトドア型で外向的なライフスタイルの持ち主である傾向が高いといえそうですね。

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