【再放送曲】『街にだかれて』(1973年)
『虹と雪のバラード』『遠い夏の日のウタ』『たとえば』についでトワ・エ・モワのみんなのうた4曲目の作品です。そして今のところみんなのうたでは最後の作品でもあります。
♪ 雨がふる (雨がふる)
♪ 風がふく (風がふく)
印象的なトランペットのイントロとエレクトーンの調べに乗って二人の掛け合いが始まります。雨が降り風が吹き花が咲く小さな街。そんな街に暮らす人たちにスポットを当てていきます。
♪ 小さな街にだかれて
♪ だかれてねむってる
♪ 愛という名の 星くず
この小さな街をお母さんに見たてているのですね。お母さんの胸に抱かれて眠る星くず達。三番では母の愛に包まれた星くずたちが自らも愛を紡いでいくさまが歌われます。
♪ ほほえんで はにかんで
♪ みつめあい 生きていく…
繊細なギターの伴奏とトランペットの副旋律が細やかな愛情と愛の囁きを表現しているようです。楽譜にはない伴奏や副旋律がぐっと曲を引きたてますね。
♪ きのう生まれた
♪ きのう生まれた きみたち
小さな街に生きる若者たちの姿を高らかに歌い上げます。作詞の杉紀彦さんは後に『パパとあるこう』や『よこはま詩集』を書いてらっしゃいます。それぞれの街に生きる人たちの姿を描いた作品の原型のようにも感じました。
今回の再放送で初めて聴いた作品ですが、とてもいい曲ですね。小さな街で愛情豊かに生きる普通の人こそ素晴らしい。そんなメッセージがトワ・エ・モワの伸びやかな歌声に乗せてしっかりと伝わってくる作品です。公式HPでは「映像を探しています」になってますので音源自体は残っていたのでしょう。今回、再放送されて良かったです。
『街にだかれて』
作詞:杉紀彦
作曲:若松正司
うた:トワ・エ・モワ
映像:実写
初回放送:1973年2月
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