【軍師官兵衛】第13話 「小寺はまだか」
姫路に入った秀吉のところに、小寺政職(まさもと)が挨拶に行くとか行かないとか、そういう話に終始した回です。前回の人質の回ともども、小事にこだわっていると見るか細部を丁寧に描いているとみるか、評価が分かれるところですが、竹中半兵衛が黒田職隆に官兵衛の性格を聞いて対応するエピソードなどが後々生きてくるなら後者と言えるでしょう。半兵衛さん結核なんですね。先々心配です。
結局秀吉の方が小寺政職に会いにいくのですが、献上品に隠れて会いにいくエピソードは実話なんでしょうかね。8千の秀吉軍のうち小寺の軍勢は千にも満たないでしょうから、力で従わせることは十分できそうですし、あそこまで小寺に対して下手に出たことが他の播磨勢に知られると、足元を見られて逆に離反を招きそうな気もするのですが…。秀吉と初対面の政職に本人と分かってもらえないリスクもありますし、現実味のありエピソードとは感じられなかったのですがどうなんでしょうね。まあ、極力武力ではなく調略で味方を増やそうという姿勢を表現しようという意思は伝わってきました。
かくて宇喜多につく上月城攻めがはじまります。官兵衛さんの献策は「囲師必闕(いしひっけつ)」。囲みの一方は必ず開けておけという意味の孫子の兵法で、あえて退路をつくることによって相手に背水の陣を敷かさない作戦です。後退の選択肢があるなかで死守を選択することは、よほど理由がないとできることではありません。全軍撤退か、少なくとも一部撤退を誘発する半兵衛さんもオススメの作戦ですが、果たしてうまくいくのでしょうか? いよいよグダグダの死闘が幕を開けそうです。
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