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2014年7月 4日 (金)

【再放送曲】『ニルスの不思議な旅』(1980年)

【再放送曲】『ニルスの不思議な旅』(1980年)

『ニルスの不思議な旅』を再放送してますね。1980年2月が初回放送、8-9月に再放送をして以来なので34年ぶりの再放送となるようです。

♪ Oh come up, Nile
♪ 旅に出かけよう 準備なんかいらない
♪ 春を探しに空を行けば
♪ 初めて見るものばかり

冒頭の4節に曲のテーマが凝縮されていますね。妖精に小さな姿に変えられてしまったいたずらっ子ニルス。そのままガチョウのモルテンと一緒にラップランドを目指す旅に出発してしまいます。空から見る故郷の大地は新鮮な驚きに満ち満ちていました。

『ニルスの不思議な旅』はもともとはスウェーデンの地理を教えるために作られたお話らしいのですが、単なる地理読本を越えた冒険物語、ニルスの成長物語になっています。日本では1980年1月からNHKのアニメとして1月3ヶ月間放送されました。この曲はそのオープニング主題歌です。

NHKのアニメーションとしては『未来少年コナン』『キャプテン・フューチャー』『マルコポーロの冒険』についで4作目となります。コナンのころは「NHKが漫画をやるなんて!」とショックを受けたものですが、この頃にはすっかり定着して楽しみになっていました。

主題歌か副主題歌がみんなのうたで流れるのも定番で『幸せの予感』(エンディング)、『夢の船乗り』(オープニング)、『大空から見れば』(エンディング)と来てるので今回はオープニングかと思ったら予想通りオープニングがみんなのうたでの紹介となりました。

アニメのオープニングは1分半ほどの尺ですがみんなのうたバージョンは2分半ほどあります。オープニングで聞けない部分や見れないシーンがあるのが楽しみでした。オープニングはサビが終わるとすぐ「冬の訪れ」でトナカイが疾走するシーンになってしまいます。今回発掘されたみんなのうたバージョンでは「夏の湖、緑の森」から間奏部に至るまでたっぷり描かれていることが確認できました。

今回の再放送は映画発掘を受けてのことですが、通常の再放送枠と『お願い!編集長』の100Eね!達成によるみんなのうたリクエスト枠の両方で再放送が行われています。せっかくの別枠なのですから同じ曲ではなくて、発掘済みだけど未放送の曲を放送してもらった方がさらに有意義だったように思いますね。


『ニルスの不思議な旅』
作詞:奈良橋陽子/藤公之介
作曲:たけかわゆきひで
うた:加橋かつみ
動画:岡田敏靖
初回放送:1980年2月

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コメント

私がお願い!編集長にリクエストして、
100Eね!達成したのですが、一度発掘後
放送がないとのことで、ごめんなさいになってしまいましたが
無事再放送されて、嬉しかったです。

投稿: うい | 2020年8月 1日 (土) 20時31分

あら、そうだったんですね。編集長もなかなかハードルが高いですが、無事再放送が見られて何よりでした!

投稿: くじょう | 2020年8月 2日 (日) 11時19分

見出しの歌とは違いますが、ご容赦を。

とうとう、57年待ち続けた「走ろうこうまよ」のペギー版オリジナルが再放送されました。紋切り型ですが、感無量です。もう生きているうちは無理かと、正直諦めていましたので。故ペギー女史の懐かしい声がラジオから流れた瞬間、もう小学一年のあの遠い夏に魂が里帰りでした。記憶よりややテンポが早い感じではありましたが、イントロもほぼ、かすかな記憶通りでした。ややフェイクして歌っている感じですが、これも子供向けの歌を歌うときのペギーの癖で、「チロリン村」のテーマもそんな感じでしたね。

「バラが咲いた」も懐かしい限りでした。同じマイク真木と西六郷、同じ編曲でおそらく放送(1966.6)と同時期に発売されたフィリップスの45回転SPは持っていますが、やっとオリジナルと聴き比べる事ができました。レコード版と比べ、二番(♫バラが散ったバラが散った…)にボーイソプラノのソロが入るのが大きな違いですが、印象では真木氏も、オリジナルの方がのびのびと明朗に歌っている感じで、こちらの方がお勧めです。なお、蛇足ながら、EP版のB面に入っているグルーバーの「あふれる若さ」(1966年4月、NHKサイトでは5月)も貴重品で、これは未だに映像も音声も見つかっていないようなので、おそらく、このEPが今の所唯一の音源でしょう。もっとも、戦前のヴィリー・フォルスト、ハンス・モーザーなどの古いレコード(原題 'S wird schöne Madelrn'geb'n)はYou-tubeにアップされていますが、「みんなのうた」版はやはり格別で、オリジナル放送版でなくても、今となってはソノシートやレコード音源そのものがレア版になっている曲が多いですから。長文深謝。

投稿: KPO | 2020年8月 3日 (月) 09時07分

KPOさん

こちらもようやく『走ろう子馬よ』と『バラが咲いた』を聞くことができました。ペギーさんのお元気な歌声を耳にするとやはり感慨深いものがありますね。小学生のときにリアルタイムで聞かれていたのでしたら、本当にタイムスリップされたような心持ちがされたことでしょう。私が『ひげなしゴゲジャバル』を聞くような感じかもしれません。夕方6時ごろのもう暗い中を新聞を配って歩いていたのが思い出されます。

『バラが咲いた』のソロは上手ですね。最後ワンフレーズ繰り返しかと思ったらお終いでした。時間の関係でしょうがないですね。西六郷のOGの方が当時は一発録りで、うまく行くまで何度もやり直ししたのですごく緊張したとおっしゃってました。でも、そんな緊張を感じさせない素敵な歌声でしたね。

投稿: くじょう | 2020年8月11日 (火) 15時17分

くじょうさま

「バラが咲いた」は、1966年6月の放送で、この年の異例の大ヒットとなりましたが、その月の「歌のメリーゴーラウンド」にハマクラ先生ご本人がゲスト出演され、お得意のギター片手にこの歌をご自分で歌っていました。実を言えば、その歌う姿は記憶に残るものの、長い間放送年月日は確認できずにいたところ、最近やっと例の「NHKクロニクル」で、66年6月24日と分かりました。「クロニクル」のデータには曲名が落ちていたのですが、このとき、もう一曲歌ったのが♫どこへゆく おがわのみずよ・・・という「歌いながら」でした。この歌は「みんなのうた」では放送されなかったためか、もう今ではすっかり忘れ去られ、音源もありませんが、楽譜のみ、水星社版第7集の「メリーゴーラウンド・コーナー」に収録されています。こちらも、「バラが咲いた」「花と小父さん」とともに、ハマクラさんが世に残してくれた、個人的に忘れ得ぬ名曲です。

投稿: KPO | 2020年8月12日 (水) 22時33分

KPOさん

貴重な情報をありがとうございます。水星社の第7集テキストは絵のページがないので、あまりじっくり眺めたことがなかったのですが、確かにテキストの後半には<歌のメリーゴーラウンド>からの曲がならんでいますね。「大した猫」とか「どこにも秋がある」といった曲も気になりますが、浜口さん作詞作曲の「歌いながら」もメリーゴーラウンド編の1曲目に収録されています。

 ♪ どこへゆーく (ソミファソーラソ)
 ♪ 小川の水よ  (ドシドラファラソー)

軽快なメロディに乗せて、歌いながら旅する小川の水に語りかけます。そして僕もまねをして、歌いながら旅を続けようと高らかに歌い上げる、といった内容ですね。2番ではそよ風を追いかけて、愛する街をあとに旅を続けます。元気のよい曲でありつつ、旅の孤独や行方への不安を暗示し、でもやっぱり旅を続ける決意を歌い上げる。短い中にも深みのあるいい曲ですね。素敵な歌を教えていただき、ありがとうございました。

投稿: くじょう | 2020年8月15日 (土) 16時21分

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