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2014年8月 8日 (金)

【軍師官兵衛】第31回 「天下人への道」



毛利と和睦して山崎の合戦で明智光秀を破るまでがクライマックスかと思ってましたが、まだ柴田勝家との戦いが残っていました。信長亡きいま家臣団が主導権を巡って争うのは必定です。清洲会議は秀吉の擁する信長の孫、三法師が織田家の当主ときまりますが、柴田の擁する信長三男の信孝も三法師の後見人になり柴田との対立は続行します。

秀 「なんとか穏便に…」
官 「やらなければ、こちらがやられます!」


四方の非織田陣営が結束して包囲している状況なら、織田家臣同志で争う余地は少なく、何らかの妥協がありえたかもしれません。しかし秀吉と毛利が結んでいる状況では、柴田としても相当不利な条件でなければ秀吉と和睦できるとは考えにくいことでしょう。

それを潔しとしないなら、全力で柴田が秀吉をつぶしにくることは必定と官兵衛はみて、先手を打つことを提言したと解釈できるでしょうか。毛利も一枚岩でなく柴田側も調略に乗り出すなか、官兵衛も足利義明に釘を刺しにでかけます。この辺の多数派工作は見応えがあって面白かったですね。

その最中、官兵衛は千宗易の仲立ちで茶人となった荒木村重に再会します。ここで登場するんですね。また出てくるする機会もあるかと思って、ワザと村重についてはググらずに待っていた甲斐がありました。4話目だったかの最初の登場時とはまるで別人のような変わりようを田中哲司さんが見事に演じてらっしゃいます。リアルな戦国時代を感じさせるエピソードだと思いました。

千宗易は伊武雅刀さんが演じてらっしゃいました。お元気そうで何よりです。島くん役だった仲村秀生さんの訃報をきいたばかりなので感慨深いものがありました。総統にはまだまだ元気でご活躍いただきたいと思います。

柴田と秀吉の多数派工作は賤ヶ岳の合戦でクライマックスを迎えます。柴田側3万に対し秀吉側5万と言いますから、山崎の合戦ほどの兵力差ではありません。それでも序盤のリードを保ったまま9回まで漕ぎつけたあたりに官兵衛の功績があったでしょうか。

この戦いでは一旦岐阜に移動した秀吉が、5時間で近江の戦場に引き返してくる「美濃大返し」という見せ場があったのですが、そこは描かれずじまいでした。「中国大返し」とテイストがかぶるからでしょうか。戦闘に入る前の多数派工作で圧勝することには成功しなかっただけに、戦闘の細部が重要になるところではありますが、おそらく尺の関係でその辺は省かれて、勝家敗北、自害まで一気にストーリーが進んで今回は終了です。

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