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2014年12月11日 (木)

【軍師官兵衛】第49回 「如水最後の戦い」

いよいよ東軍と西軍の激突が近づいてきました。両陣営の調略合戦も熾烈になる中、西軍は秀頼出陣という切り札を逃してしまいます。フォーカルポイントを明示することで優勢を印象付け、味方の離反の不利を悟らせ、相手の離反を促す効果が期待できるのですが…

劇中では淀君が秀頼を危険に晒すのを嫌がったという風に描かれていました。勝てるのなら三成に最小勝利連合で勝ってもらい、自らはフリーライドしたい。負けるのなら出陣しないことで家康の心象を悪くしないようにしたいという戦略的判断だったのでしょうか。ステップワイズ型の社会的ジレンマで現れがちな行動パターンではあります。

三成としては、秀頼が出陣すれば勝てるが出陣しないと負けると説得できれば良かったのですが、見栄を張って出陣しなくても勝てるといってしまったばかりに結果的に勝機を逃すことになってしまいました。

おねさまも小早川秀秋の使者を徳川方の長政に紹介したり、西軍の足並みが揃ってないですね。北政所にしてみれば、どちらに肩入れするほどの理由もないのでしょうけど。そんな状況だけに一層秀頼を引っ張り出せなかったのが痛かったと思われます。

他方、九州で挙兵した如水軍は大友吉統の軍勢と対決します。九州の地侍たちの間に三成への不満が充満している…というような状況でもないようですから、如水側の戦略としては勝ち馬に乗らせる、あるいは生き残りのために如水につかせるという形になります。不満充満型の挙兵では頼朝のように初戦でつまづいても挽回の余地がありますが、そうでない場合は初戦に圧勝しないと風は起こせません。

その大役を九郎右衛門が務めたわけですが、出陣の際のスローモーションにドキッとしました。この手の演出は「二度と会えない」フラグだったりしますから。果たして九郎右衛門は大友方の豪傑と手に汗を握る一騎討ちを繰り広げますが、相手の矢傷もあって辛勝。一安心しました。

この合戦の場が別府近郊だそうですね。来週別府に行くので奇遇です。最終回の関ヶ原の合戦は総選挙の特番とぶつかるので20日に延期になってしまいました。総選挙も本来天下分け目の合戦なんですが、今回はあんまりそんな感じじゃないのが残念です。14日はBSでは最終回を放送するみたいなのでそちらで見れたら早目にコメントできるかもしれませんね。

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