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2015年8月 5日 (水)

【ブラタモリ】 松江

今回は7月8日に松江城が国宝に指定されたばかりの松江についてです。松江は2010年にいったので懐かしいですね。震災の前、『ゲゲゲの女房』をやってた年です。松江城にも登って宍道湖を見晴らしてきました。2012年に天守閣が江戸初期の築造であることが確認されて晴れて国宝に指定されたそうで良かったですね。おめでとうございます。

松江城は堀尾氏が月山富田城に代えて築いた城です。永らく尼子氏の本拠地だった月山富田城は難攻不落の山城で、戦国時代にはまことに頼もしいお城でした。しかし、戦国時代が終わると山城は商業を勧めるにも城下町をつくるにも不便で、かつて末次氏の居城があった宍道湖のほとりが新しい拠点に選ばれたのでした。この辺の事情は、尼子氏を滅ぼした毛利氏が吉田郡山城から広島城に拠点を移したのと似ていますね。

末次城周辺は番組でも紹介されていた通り、ほぼ一面の湿地帯で人が住むのには適していません。その中でかろうじて人が住める微高地が「白潟」で、ここに商業の拠点ができていました。ここを生かす形で城下町の建設が進められました。堀を縦横に巡らして排水路兼航行路にするとともに、残土を盛り土とします。さらに城の北に伸びる尾根を崩して北西側の湿地帯から排水する水路を作り、こちらの残土も盛り土に使いました。

日本の城下町は江戸初期に出来たところが多くて、番組でも長崎、金沢、川越、仙台が紹介されてましたが、いずれも巧みな土木工事で街が建設されいました。地元の人には周知の事柄が多いのかのしれませんが、こうして各地の例をみていくとこの時期のエネルギーというものを強く感じますね。

明治期に入って治水のために大橋川の拡幅が行われ、宍道湖の汽水化が進んでシジミが採れるようになった…というのも知らなかったエピソードです。この場合は名産品ができて良かったのですが、淡水魚が名産だったとすると逆に打撃を受けていたかもしれません。結果オーライだったのか、悪影響は少ないと判断しての工事だったのか、気になりました。シジミたっぷり汁、美味しそうでしたね。

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