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2015年9月 3日 (木)

『イギリス革命史』 上下

先週から読んでいた『イギリス革命史』上巻下巻を読み終わりました。清教徒革命から名誉革命にかけての歴史を扱ってますが、半分以上はオランダとフランスの戦争の記述に当てられていました。

最初は「イギリス革命史なのに…」と若干違和感があったのですが、オレンジ公ウィリアムのイギリス遠征が、オランダにとってはフランスとの戦争に勝ち抜くための起死回生の一手だった事情がわかると納得できました。イギリスだけでなくスペイン、神聖ローマ帝国などの列国がルイ14世包囲網が形成されるなかでの出来事が名誉革命だったわけですね。

名誉革命後の権利章典体制下でイングランド銀行の設立が可能になったというのも興味深いです。ルイ14世と戦う戦費調達が主目的ではありますが、多数の国民が出資する国立の銀行が成功するには政府へのある程度の信用が多分不可欠で、名誉革命がそれを可能にした側面があるようです。フランス銀行の失敗との対比について、もっと調べてみたいと思いました。

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