【発掘曲】『地球を七回半まわれ』(1973年版)
『地球を七回半まわれ』のアニメーションバージョンがお楽しみ枠で放送されてましたね。1965年の実写版はDVDに入ってるので、それで見ることができましたが、1973年のアニメーションバージョンは存在すら知りませんでした。65年バージョンもリアルタイムでは聴いてないはずなので、多分「おかあさんといっしょ」で聴いて、それで覚えているのでしょう。
♪ 車がくる 車がくる
♪ くるくる くるっと
♪ 高速道路
「くる」と「くるくる」をかける言葉遊びで始まります。二番では「カー」と「カーブ」、三番では「ゴー」(行く)と「ごうごう」(エンジン音)がかけてあって坂田さんの遊び心が感じられますね。実写版では高速道路かと思いきやゴーカートの映像から始まって、こちらも遊び心満載です。
アニメーションではどうかと見ていると、イントロこそ自転車のシーンで始まりますが、すぐに虹色のタイヤ(?)が回り始め、車のヘッドライトが近づいてくるとみるや、流線型の白い車が風を切って走りはじめます。これはこれで爽快ですね。
♪ だれの自動車か
♪ 知らないけれど
♪ 虹の光に のっかって
ここはメロディもB♭からD♭に短三度転調して疾走感と浮遊感を演出しています。女性を二人乗せた車も虹の光の上を疾走していきました。この女性のキャラクター、見たことがあるような気がしますが思い出せません。
アニメーションはマキノプロの担当でこの曲と『雪はのんのん』他計4曲をみんなのうたでは制作されています。マキノプロというのは漫画家の牧野圭一さんが主催されていたプロダクションだそうですね。牧野さんは「アンデルセン物語」のキャラクター原案もつくってらっしゃるそうで、多少テイストは似ています。また手塚治虫さんとも親交があったあったそうで、その縁か1975年には手塚キャラが登場する「地球を七回半まわれ」がポンキッキで放送されました。このポンキッキ版についてはYUAさんがブログで詳しく紹介してらっしゃいます。
マキノ版では二番で風見鶏バージョン、三番でライオンバージョンやペガサスのような車が登場します。間奏では世界の景色をバックにいろんな車が出てきて、ちょっとチキチキマシン猛レースみたいですね。越部さんは1967年に「マッハGoGoGo」の主題歌をつくってらっしゃいますし、この時代は車が人気だったんだなあと改めて思い出しました。
『地球を七回半まわれ』(1973年版)
うた:宍倉正信、杉並児童合唱団
作詞:阪田寛夫
作曲:越部信義
動画:マキノプロ
初回放送:1973年2、3月
| 固定リンク
| コメント (7)
| トラックバック (1)














最近のコメント