2008年3月28日 (金)

その3 星海公園

初日と二日目は、今年度環境社会学を履修していた大連からの留学生が街中を案内してくれることになってました。学生のお父さんも一緒に来て下さって、恐縮ではあります。

名刺とお土産を交換して、早速市内見学に出かけました。最初の行き先は星海公園。車で15分ほどの所です。ゴミの埋め立て地を整備して作った公園で、東京の夢の島や若洲リンクスみたいな所でしょうか。 事前に見学先の希望を聞かれたときに、「ゴミ処理施設を見られたらみたい」と言ってたので、ここを案内してくれたようです。本当はゴミの焼却場や再生工場を見たかったのですが、これもいいでしょう。

「アジア一広い公園」とのことで確かに広かったです。これだけ広い処分場が満杯になったあと、どこに処分しているのかよく分かりませんでしたが、3日目に列車で移動したときに至る所にゴミが捨ててあるのが見られましたので、それが一つの答えなのでしょう。

日曜とあって、公園にはデートしてるカップルも沢山いました。二人乗りの自転車で海辺を走る人もチラホラ。海が見えるのは中国では幸せなことです。人口一人あたり1cmの海岸線しかないお国柄ですからね。 凧も沢山上がっていました。日本ではお正月の遊びで、最近はお正月でも見掛けなくなりましたが、こちらでは年中凧揚げを楽しむのだそうです。

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その2 入国

日本時間12:30(現地時間11:30)、無事大連につきました。成田では晴れてましたが、大連は曇りで時々小雨もぱらついています。そのせいか、空からみた風景も灰色にくすんでいます。中国に来ること自体初めてで、言葉もほとんど分からない状態。果たしてどうなることでしょうか。

入国審査はパスポートを見せて入国カードを渡せばすぐに終了。第一関門は無事クリアです。荷物もすぐに出て来て第二関門も突破です。空港にはホリデー観光さんの現地係員さんが待っていてくれました。車でホテルまで案内してくれる手はずです。 アムステルダムやフライブルグに行ったときは、知らない街をガラガラ荷物を引いて歩き回ったり、市電に乗ったりしてホテルまでいったものですが、言葉の分からない街で荷物を抱えてうろうろするのはハードルが高いです。ホテルまでの送迎サービスはかなり助かりました。

中国の車は右側通行で、変な感じがしたまま30分ほどでホテル着。パスポートを渡してチェックインの手続きもやってくれました。26日の朝11時にロビーに迎えにくることを打ち合わせて、係員さんとはお別れです。 20階の部屋に入ると思ったより綺麗で広い部屋でビックリしました。シャワーもちゃんとお湯がでます。バスタブのないシャワーのみの部屋だと聞いていたので心配してたのですが、一安心です。窓からは大連の街並みがのぞまれました。

いざ、出陣です。

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その1 出発

2008年3月22日日曜日、大連行きJL797機は定刻をやや遅れて9:40ごろ成田空港を離陸しました。天候は晴れ。機内はガラガラ。ざっと数えたところエコノミークラスの乗客は20人ほどでした。

ちなみに帰りの機内も乗客は15人ほどで、大連直行便の先行きが不安になりますが、乗ってる分には天気はいいし、ゆったり座れるしで実に快適な空の旅でした。富士山や北アルプスの近くを通るたびに右に左に窓際に移動してみることができるなんて芸当はなかなかできるものではありません。

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2008年3月26日 (水)

昨日のことのよう

昨日のことのよう
いまパソコンで写真を整理してたのですが、こうして見てると列車で旅をしたのが昨日のことのように思い出されます。まあ、実際に昨日なのですが。

大連~瀋陽間は約370km。関口さんの旅の百分の一しかない「中国鉄道小紀行」だったのですが、それでも沢山のことを見聞きすることができました。そろそろ順を追ってお話して行きましょう。

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