2013年3月24日 (日)

アイスマン解凍

NHKスペシャル「完全解凍!アイスマン」面白うございました。いろいろ分かるものです。腰痛の鍼治療を受けていたらしいのは確かに大きな驚きですね。その後ヨーロッパでは鍼灸の技術は受け継がれてないらしいのが気になりますが。

あと山中を2、3日に渡って逃げ回っていたとする推測とハーブで調理した肉で満腹していたらしい点とも結びつきにくいです。逃げながらゆっくり料理は出来ないでしょうから、あらかじめ調理した肉を歩きながら頬張ったのでしょうか。

矢を抜いて証拠隠滅を図った推測が正しければ、アイスマンは戦いで死んだわけでもないのでしょう。敵を倒したのなら証拠隠滅の必要もないでしょうし。所持品もたくさん残っているので物取り目当ての犯行で死んだのでもなさそうです。個人的な怨恨か政治的な暗殺か。謎が更に深まったようにも思われますね。

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2012年2月21日 (火)

NHKアーカイブス「新八犬伝」

日曜日にNHKアーカイブスでやっていた「新八犬伝」の録画をさっきみました。いやいや、懐かしいですね!

第1回と第86回、それに最終回をみることができました。坂本九ちゃんが若いです。にもかかわらず語りのうまいこと! なんでこんなに話芸が達者でらしたのでしょうね。Wikipediaで九ちゃんに経歴を見てみたのですが、特に話芸系の経歴はもってらっしゃらないのですけどねえ。生まれ持ったものだったのでしょうか。

細かいストーリーもかなり思い出しました。安房の国、富山(とみさん)に行ってみたいですね。伏姫の像とかもあるようですし。犬塚信乃のいた武蔵の国、大塚って山手線の大塚駅あたりっぽいです。当時はあんなに寂しそうなところだったのに‥。

小学生のころにはよく

「抜けば玉散る氷の刃、これぞ名刀村雨~!」

「さもしい浪人、網乾左母二郎~!」

とかよく言い合って遊んだものです。お気に入りの八犬士を名乗って八犬伝ごっこもしましたね。自分は犬飼現八担当でした。そのせいか第86回の芳流閣の屋根の上の決闘のシーン見覚えがありました。「いかんせん、なまくら刀。
根元からポッキリ折れた~」なんてセリフは録音があって何度も聞いたものですが、映像は一回しか見てないはずだったのですが…。

最終回、そういえば八犬士たちは空の彼方に飛んでいったのでしたね。これも見て思い出しました。浜路たちが気の毒ではありましたが…。金碗大輔の切腹と玉梓が怨霊の昇天が印象的です。「ガンバの冒険」のノロイと並ぶトラウマキャラだった玉梓が怨霊。最後の最後まで怖かった怨霊に心を込めて語りかける金碗大輔。憎しみの連鎖を断つということとはどういうことかを教えてくれる最終回でした。今見ても、感じいるものがありました。やっぱり、名作ですね!

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2010年1月14日 (木)

海のトントリ

年末からNHKBSで「海のトリトン」を再放送しています。久しぶりにオープニングを見て、子供の頃に「海のトントリ」と呼んでいたのを思い出しました。オープニングの映像で火山から「海のトリトリ」という文字が飛び出して来るのですが、出て来る順番が「海の」「トン」「トリ」なんですよね。そんなわけでうちのクラスでは「トントリ」で通っていました。

当時は気にしてなかったのですが、「原作 手塚治虫」に続いて「プロデューサー 西崎義展」なんて文字が出て来るので、ギョッとしてしまいます。オリハルコンが波動砲並みの破壊力をもつのはN崎氏の趣味なんでしょうかねえ。

その次に「演出 富野喜幸」と出てくるのは富野由悠季氏のことですから、今思うと何とも豪華な作品です。長い航海の果てに敵の本拠に乗り込んで、敵の一族を全滅させるラストもN崎氏の趣味かと思ったら、富野氏の演出だったようです。特に「ようやく生き残ったわずか数千人ばかりのポセイドン族を全滅させるためにお前は闘ったのだぁ~~!」という衝撃の結末は、富野氏が独断で盛り込んだものだとさっきウィキペディアに書いてあるのをみて、新たに衝撃を受けました。小学生だった当時、このセリフを聴いて茫然としたのを今でも覚えていますが、実はN崎氏や手塚氏も茫然としたのかもしれませんね。

オープニングテーマの歌い手が誰かというのも、さっきビデオを見て知りました。ささきいさおでも水木一郎でもなくて、そういえば誰だっけなと疑問に思っていたのですが、正解はヒデ夕木。キャプテン・フューチャーの主題歌を歌ってた人でした。ウィキペディアを見ると「この~木なんの木、気になる気になる~」も歌ってたそうです。

エンディングテーマの作詞・伊勢正三、作曲・南こうせつというのも驚きでした。「神田川」がヒットする前の話になるようですが、意外な曲を歌ってたのですね。発見だらけの再放送です。

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