2022年8月 5日 (金)

Kindle版テキストのバックナンバー

Kindle版のみんなのうたテキストは電子版なのでいつでもバックナンバーを買えると思ってましたが、全然そんなことないのですね。在庫を抱える必要も配送の手間もないはずなので、主に権利の関係なのでしょうか。2022年8月現在で買えるのは以下の号のみのようです。

2022年8月・9月

2022年6月・7月

2022年4月・5月

2022年2月・3月

2021年12月・2022年1月

2021年10月・11月

これだけしかヒットしないということはないということなんでしょうね。後から買えるとか思わず、その都度買っておく必要があるようです。

 

 

 

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2022年3月28日 (月)

『今日の日はさようなら』 (1974年)

 ♪ いつまでも絶えることなく
 ♪ 友達でいよう

おなじみのメロディが再放送されています。映像つきでは1975年の再放送以来、47年ぶりになるようですね。駅のシーンは四谷駅みたいです。昔の中央線が懐かしいですね。公園のシーンは舞台や噴水が特徴的で、すぐにどこかわかりそうですが、存外分かりません。最後の電車が右に曲がっていくシーンも画面左上に「救世軍本営」、右上に「日刊工業新聞」の文字が見えて、すぐ場所が分かりそうですが、どちらも今は鉄道沿いにはなくて、やっぱりよく分かりません。50年近い時の流れを感じさせられます。

「みんなのうた」での初回放送は1974年で、私が小学校を卒業するときに流れていました。2,3月のうただったのも卒業シーズンを意識してのことかもしれないですね。当時のテキストには「学校で職場で愛唱されている歌です」とあります。森山良子さんの歌で知られるようになったのが1967年のことですから、すでに広く親しまれていたのでしょう。数年前まで私が参加していたうたの会のエンディングテーマもこの曲でした。最後に

 ♪ 今日の日はさようなら
 ♪ またあう日まで

とうたって解散する感じでした。そういう場面にピッタリの曲ですね。

作詞・作曲者の金子詔一さんがこの曲をつくられたのが1966年のことです。今回調べていて、曲が誕生した場所が調布市のつつじが丘であることをはじめて知りました。つつじが丘というと『おもいでのアルバム』がつくられたところで、京王線の駅の発車メロディーにも『おもいでのアルバム』が使われています。「みんなのうた」の楽曲が2曲もつくられた場所というのは、そうざらにはないのではないでしょうか。ちなみにつつじが丘駅の二つ新宿よりの千歳烏山駅は『それ行け3組』がつくられた烏山北小学校の最寄り駅ですから、3曲も近所でつくられている「みんなのうた」のホットスポットと言ってもいいかもしれません。

Wikipediaによると『今日の日はさようなら』がつくられたつつじが丘児童館に歌碑が建立されているということなので、見に行ってみました。つつじが丘駅から歩いて5分ほどでしょうか。確かに児童館の入り口の左わきに歌碑が建っていました。「今日の日はさようなら歌誕生ゆかりの地調布」という文字が刻まれています。

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左側には楽譜と3番までの歌詞と、歌がうまれたいきさつを記した金属板が掲げられています。「調布で青少年活動をしていたボランティアグループの若者たちが、つどいの最後に「また会おう」の思いを込め、作詞作曲した金子詔一さんのギター伴奏で、声を合わせて歌った曲です」と刻まれています。当時の様子が、目に浮かびますね。

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左側には鉄琴が設置されていました。ドレミファソラシドなのかと思ったら、左からソミファソラララソファ♯ソファミと並んでいます。リズムを合わせて順に叩くと、いーつまでもーたえるーことなくーとなるのでした。粋な仕掛けですね。

信頼、友情、自由、希望。『今日の日はさようなら』では、これらの大切さが平易な歌詞で表現されています。とても分かりやすい表現の背後には、これらが失われてしまうような厳しい状況があったようです。こちらの記事によると、金子さんは1963年に西ドイツに行かれて「ベルリンの壁」を目にされたそうです。散弾の跡がいくつも残る壁。壁を越えようと試みて、毎日、何人もの人が殺されていた…。厳しい現実を目の前にしつつも、ふと空を見上げると翼を広げた鳩が自由に壁の上を飛んでいたのだそうです。

 ♪ 空を飛ぶ鳥のように
 ♪ 自由に生きる

この歌詞はこのような体験を元にして生まれたものだったのですね。

それから56年。この曲の再放送に合わせるかのように、多くの人が切実に自由や希望を求めなければいけないような状況が再び生じてしまいました。偶然と呼ぶにはあまりに悲しいことですが、永遠に立ちはだかると思われたベルリンの壁が消え去ったように、事態が好転することを祈りながら歌わずにはいられません。

 ♪ 明日の日を夢見て
 ♪ 希望の道を…

 

『今日の日はさようなら』
作詞:金子詔一
作曲:金子詔一
編曲:福田和禾子
うた:本田路津子、東京放送児童合唱団
映像:実写
初回放送:1974年2,3月

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2022年3月 6日 (日)

空夢風花 ~60フィナーレ~

それで帰ってから録画しておいた「みんなのうた60フィナーレ」を見ました。フィナーレと言うだけあって、たくさんの曲が次から次へと少しずつ流れて、最終回の回想シーンみたいでしたね。84曲ほどが登場したと思いますが、数え間違いがあるかもしれません。フルで流れたのは芹洋子さんが生で歌われた『おもいでのアルバム』だけで、ワンコーラスも流れていない曲が大半でした。

今回もテキストマイニングの分析が紹介されていましたが、歌詞の頻出語の分析が面白かったです。「ママ」「パパ」が多いのはそんな気がしますが「おかあさん」「おとうさん」は10位以内に入らないのですね。『ママごめんなさい』とか『ママの結婚』とか確かに60年代から「ママ」は続けて登場するけど、最近は「おかあさん」は登場しないと言う事かもしれません。

「バナナ」が多いのは言われてみるとそうですね。「パン」は『パンのマーチ』ぐらいしか浮かんでこないです。名詞部門で9位は意外でした。というか、グラフによると「パン」は70回ぐらいになってますが『パンのマーチ』1曲で70回ぐらいは出てきてそうですね。『ママのママのママ』なんかも「ママ」が増えてる一因なのでしょう。

漢字一文字部門では「空」「夢」「風」「花」の順に多いのですね。これは何かわかる気がします。「空」は万人に開かれていて「みんなのうた」のコンセプトにぴったりの言葉です。「風」は「空」と相性が良いですし、人生の転変を感じさせる言葉でもあります。その先に「花」咲く未来を「夢」見る。これもまた多くの人々の希望ではないでしょうか。「みんな」のうたを象徴する言葉が歌詞に選ばれやすいのかもしれませんね。

日本の歌謡曲全般で分析すると「愛」や「恋」、「女」や「男」が多そうで、それも多くの人にとって大事なモチーフですが、「みんなのうた」はまた別の側面から人生を捉えようとしているのかもしれません。「空」が多いというのは、何かしら嬉しいですね。

ただ、年代別に見ると「空」が上位に入るのは、1990年代までです。2000年代は「風」が首位となり、社会の転変を表しているようです。2010年代は「風」も姿を消して、「笑顔」「優しい」「心」が上位に入っています。笑顔や優しさをダイレクトに歌わなければならない世の中になってきているということかもしれません。「今」「今日」「涙」「明日」「花」「夢」「見る」というワードも、今の生きづらさを暗示しているようです。

2010年代に引き続き、2020年代も早速前途多難ですが、「みんなのうた」も還暦でもありますし、最初のワードに戻って小田さんがおっしゃるように「声」を合わせてあの「歌」をいつかみんなでまた「歌う」ことができるようになって欲しいものですね。どこまでも続く「青い」「空」を見上げながら…

 

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2022年2月23日 (水)

みんなのうた名曲100歌

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昨日Apple Musicでみんなのうたの新曲を検索していたら、こんなのが見つかりました。レコード版の復刻版のようで、レコード自体は家にあるのですが、スマホでシャッフル再生できるのはありがたいですね。去年の暮れに追加されたようです。

おおむね1960年代の曲が100曲並んでいます。カバー曲も多いのですが、オリジナルの歌手が歌っているものも存外たくさん入ってるのがいいですね。再生時間は4時間を超え、一人みんなのうた三昧が楽しめそうです。

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2022年1月30日 (日)

みんなのうた60 セレクション2

セレクション2は90年代、00年代の曲も放送されてましたね。80年代以前5曲、90、00年代4曲、10年代以降3曲とセレクション1より満遍ない選曲だったといえるでしょう。ただ12曲縛りはあったようでロングバージョンの放送はありませんでした。

90年代代表は『アフターマン』。ロケット、コンピュータがザクザクならまだかっこいいですが、実際はプラごみザクザクになりそうですね。「プラ島太郎」というACのポスターで、玉手箱がプラごみだらけというネタを昨日見かけました。アフターマンのみなさんにも申し訳ない玉手箱になりそうです。

00年代からは『ぼくはくま』と『名もない花のように』『あさなゆうな』がエントリーです。まくまくんは三昧でも流れてました。『あさなゆうな』はうちが地デジ化前でアナログで録画していた頃の作品です。今日は綺麗な画像で録画できて良かったです。穏やかな気持ちになれる曲ですね。『名もない花のように』は番組冒頭では2010年と紹介されてましたが、実際は2000年が初回放送でした。

最後は『小さきものたち』。少しずつでも前に進んでいこうという気分になります。セレクション1の最後はエレカシの『風と共に』で「行き先は自由!」という歌詞が印象的でした。どちらもこれからのみんなのうたの決意表明のような気がしますね。

【放送曲一覧】

『ぼくはくま』(2006)

『ビーフストロガノフ』(2014)

『星うらないキラキラ』(1983)

『ラジャ・マハラジャー』(1985)

『アスタ・ルエゴ 〜さよなら月の猫〜』(1977)

『北風小僧の寒太郎』(1974)

『アフターマン』(1994)

『おはようクレヨン』(1987)

『うんだらか うだすぽん』(2017)

『名もない花のように』(2000)

『あさなゆうな』(2009)

『小さきものたち』(2021)

 

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2022年1月26日 (水)

みんなのうた60AI特番 続き

みんなのうた60 AIスペシャルの続きです。「気持ち」を表す語句と曲名の対応を一覧表にしてみました。番組では順位が示されていましたが、ここでは1位を5点、2位を4点…などの形で得点に換算してあります。

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こうすると『月のワルツ』は「好き」ポイントが5点、「不思議」ポイントが4点とか、『メトロポリタン美術館』は「好き」が4点、「楽しい」が4点、「懐かしい」が3点、「不思議」が3点だった、とか解釈することができるようになります。『月のワルツ』は不思議な世界観が好きだったという思い出が多かったようですね。『メトロポリタン美術館』は「不思議」「楽しい」「好き」「懐かしい」といった、多様な感情を喚起する作品だったようです。

気持ち得点の合計を求めてみますと、『メトロポリタン美術館』が14点で1位、『WAになっておどろう』が10点で2位、『月のワルツ』と『太陽と月の子供たち』9点で3位タイとなります。『WAになっておどろう』は楽しくて元気が出て笑顔になれる曲、『太陽と月の子供たち』は優しい気持ちなって元気が出て好きだった曲となりそうです。それぞれ納得できる気がしますね。

元データがあれば、もっと多くの曲についてこういう特徴づけができるのですが、放送で紹介されていたデータからだけでもこんな分析をすることができました。

表は省略しますが、学校に関する語句を加えて同様の一覧表を作成してみました。そして合計ポイントが上位の曲について語句との関連や曲と曲との関連を双対尺度法という方法で視覚化してみました。双対尺度法はザックリいうと似たパターンをもつ曲や語句を近くに、似てない曲や語句を遠くに配置する方法で、テキストマイニングするときの定番の分析方法です。

その結果が次の図になります。

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ちょっとごちゃごちゃしていて見づらいですが、右上の方に「笑う」「元気」「楽しい」といった語句が並んでいて互いに関連が深いことを示しています。もう少し、真ん中よりには「不思議」「好き」「小学校」「懐かしい」といった語句も見られます。『まっくら森の歌』『メトロポリタン美術館』『月のワルツ』はこの近くに位置していますね。小学校のころ好きだった、懐かしい不思議ソングということになるでしょうか。

左の方には「クラス」「先生」「卒業」といった学校生活を示す語句が並んでいます。「中学校」がここの近くにあるのが興味深いですね。『YELL』や『手紙』のような学校生活が一番実感されるのが中学生時代ということかもしれません。

『それ行け3組』『せんせ ほんまにほんま』『ありがとう・さようなら』は小学校時代を扱った楽曲なのですが、学校生活のカテゴリーとして思い出に残っているようです。「小学校」という語句は「小学校のころ好きだった曲」という意味合いでも使われるせいか『メトロポリタン美術館』や『北風小僧の寒太郎』の近くに位置していますが、『それ行け3組』とかはまた違った記憶への残り方をしているのでしょう。

図の右下方面に目を転じると「優しい」「幼稚園」という語句があり、『お弁当ばこのうた』が対応しています。子供が幼稚園のころ作った優しい思い出に結びついているのでしょうか。

さらに右下に離れて「泣く」があります。他の気持ちと比べて涙の要素がかなり異質であることが伺えます。この図で対応しているのは『きっとしあわせ』で、子育てに追われる慌ただしい日々のなかで、子供が生まれたときの感動を思い起こす曲でした。いっとき、ものすごい勢いで連続して再放送してましたね。確かに泣いてしまう親御さんも多かったことでしょう。子供が生まれるという、人生の大きな節目を思い起こさせる感情で確かに他の気持ちとは異なっています。

この図にはあがっていませんが、『こだぬきポンポ』や『小犬のプルー』も「泣く」に対応する曲でした。これらは別れという人生の大きな出来事を扱っています。番組では『エレファン』も紹介されていましたね。これもまさに永遠の別れをテーマにしています。「泣く」というのは冠婚葬祭級の人生の大きな出来事に結びつく感情で、そういう意味で「楽しい」とか「笑う」とかとは違った別格な位置づけになっているのでしょう。

その中でも子供の誕生は大きなウェイトを占めているようで、「優しい」や「幼稚園」が「泣く」に近い方向性をもっているのは、そのためなのかもしれません。子供や孫の誕生とともに両親や祖父母の世代が繰り返しみんなのうたの世界に立ち返ってきているさまを、右下の語句たちは示している可能性があります。

以上、少ないデータをもとにやや強引に推論してみましたが、元データをつかってきちんとテキストマイニングすれば「みんなのうた」には大きく次の3つの側面があると、もう少し自信をもっていえるようになるかもしれません。「みんなのうた」は元気で楽しくときに不思議な子供たちのうたであるとともに、それは学校生活の友であり、人生の節目節目に寄り添う人生の伴走者でもあると。

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2022年1月25日 (火)

みんなのうた60 AI特番

「みんなのうた60特番 AIでせまる! とっておきの思い出スペシャル!」を見ました。AIと言っても深層学習とかするわけではなく、通常のテキストマイニングでしたが、それなりに面白かったですね。

「思い出」の文章に登場する単語を、対象となる曲名に紐づけながら集計するという、一番簡単なテキストマイニングの手法が使われていました。頻出単語は1位「学校」、2位「テレビ」、3位「子ども」、4位「映像、アニメ」、5位「歌詞」、6位「気持ち」、7位「思い出」、8位「歌声」だったようです。

<小中学校や幼稚園に通っていた子供のころ、テレビから流れてくる歌声や映像にくぎ付けになり、歌詞を聞くにつれ当時の気持ちが蘇ってくる…>といったお便りが多かったことが伺えます。みんなのうたが子供の心に強く残り、小学校や中学校のころの気持ちによりそう存在であったことが確認できますね。私にとってもそうですし、多くの人にとってもそうだったことでしょう。

「学校」と「気持ち」のカテゴリーに含まれる語句と、それぞれの語句に紐づけられる曲名も紹介されていました。「学校」については次の通りです。おそらく「学校」のカテゴリーのなかでも頻度が高かった順で、さらに曲名も頻度が高かった順になります。

「小学校」…『月のワルツ』『メトロポリタン美術館』『コンピューターおばあちゃん』『恋するニワトリ』『ありがとう・さようなら』
『月のワルツ』が小学生部門の一位なのが意外です。90年代生まれの方の回答が結構多かったのかもしれませんね。『ありがとう・さようなら』は小学校の卒業式の記憶と結びつくでしょう。『恋するニワトリ』がここに入っているのも面白いです。

「中学校」…『手紙 ~拝啓十五の君へ~』『巣立つ日まで』『月のワルツ』『ふるさと』『YELL』
『手紙』は順当ですね。『YELL』と並んでNコンの課題曲でもありました。『巣立つ日まで』は私の中学生時代の思い出の曲です。そういう人も多かったようですね。映像が発掘されて良かったです。

「幼稚園」…『お弁当ばこのうた ~あなたへのお手紙』『おもいでのアルバム』『赤鬼と青鬼のタンゴ』『北風小僧の寒太郎』『おはようクレヨン』
幼稚園部門で『お弁当ばこ』は意外です。幼稚園時代の記憶というよりも、子供が幼稚園の頃にお弁当を作ってました、という思い出話なのでしょうか。『おもいでのアルバム』も本人というよりご両親の思い出なのでしょう。あとの3曲は自分が幼稚園時代にきいた歌ということかもしれませんね。

「高校生」…『算数チャチャチャ』『月のワルツ』『高校3年生』『お弁当ばこのうた ~あなたへのお手紙』『太陽と月のこどもたち』
高校部門で『算数チャチャチャ』はよく分かります。「sinを割ることcosはtanのことさ」とか、「2辺が1:√3、斜辺が2となるね」とか、まさしく高校時代に重宝しました。そういう人が多かったみたいですね。『お弁当ばこ』がこちらにも入っているのは、今度はつくってもらった側の記憶なのでしょう。

「先生」…『せんせ ほんまにほんま』『ありがとう・さようなら』『それ行け3組』『手紙 ~拝啓十五の君へ~』『ふるさと』
『せんせ ほんまにほんま』はそのまんまですね。担任の先生が結婚したやめた経験のある人も多そうです。先生がマントヒヒだった人も多かったのかもしれません。

「クラス」…『それ行け3組』『手紙 ~拝啓十五の君へ~』『ありがとう・さようなら』『証(あかし)』『コンピューターおばあちゃん』
ここに『それ行け3組』が入るのはうなづけます。『証(あかし)』が入っているのもいいですね。クラスメートとの思い出なのかもしれません。『コンピューターおばあちゃん』はクラスで歌ったのでしょうか。

「卒業」…『ありがとう・さようなら』『手紙 ~拝啓十五の君へ~』『YELL』『ふるさと』『友 ~旅立ちの時~』
ここは卒業ソングが並びます。『卒業前 ~10日で100の出来事~』とか『旅立ちのうた』とか『翼が今』とかも入ってほしいところですが、激戦区なので涙を飲んだかもしれません。

「大学生」…『太陽と月のこどもたち』『メトロポリタン美術館』『月のワルツ』『魔法の料理 ~君から君へ~』『セルの恋』
「大学生」のいう語句自体が思い出の中にあまり出てきてないせいか、いまいちつながりがつかめない曲が多いですね。『太陽と月』は子供が大学生になった感慨が寄せられているのかもしれません。『魔法の料理』は大学生になって子供のころを振り返ったときの記憶と重なる感じでしょうか。

長くなりましたので「気持ち」編は、また後程にしましょう。

 

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2022年1月23日 (日)

みんなのうた60 セレクション1

夜中の放送だったので、録画してさっきみました。再生してみるまでどんな曲があったのかわからないのは、ちょっと「ガチャ感」があって楽しいですね。開けてみると定番キャラの他に新キャラもいくつか混じっていて、ほんとにガチャみたいでした。ゲーム会社が時々「ガチャ〇〇連キャンペーン」をやるのは、新規ユーザーの獲得を目指すとともに、休眠ユーザーにキャッチアップの機会を提供してアクティブユーザーに戻ってもらう狙いがありますが、今回のセレクションや10日の三昧には同様の狙いがあるのかなという気がしました。『金魚のジョン』と『風と共に』は三昧とかぶっていましたが、運営の推しキャラなのかもしれません。『風と共に』は録画できていなかったので、個人的には大助かりでした。

曲目は次の通りです。

『コンピューターおばあちゃん』(1981)

『金魚のジョン』(2020)

『おじいちゃんちへいこう』(2016)

『わらいかわせみに話すなよ』(1962)

『赤鬼と青鬼のタンゴ』(1984)

『天使のパンツ』(1977)

『3341』(2018)

『しあわせのうた』(1984)

『まっくら森の歌』(1985)

『山鳩ワルツ』(2018)

『大きな古時計』(1973)

『風と共に』(2017)

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初回放送の年代をグラフにしてみると、「昔のうた」と「最近のうた」に二極化している様子が鮮明になりますね。12曲のうち、80年代以前の曲が7曲、10年代以降の曲が5曲、90年代と00年代は何と0曲です。やはり昔の曲に親しんだユーザーに最近の曲を聴いてもらってアクティブユーザーになってもらおうという趣旨の企画なのでしょう。

「最近のうた」の中でも『おじいちゃんちへいこう』と『山鳩ワルツ』はノスタルジー系の作品で、『おじいちゃんちへいこう』は最近活動休業が報じられている氷川きよしさんが歌ったことでも話題になりました。『山鳩ワルツ』はブッブーポッポーブッブーポッポーという山鳩の鳴き声が何ともいえず郷愁をかきたてます。昭和へと~続く峠の道~♪ の部分は、私もよく口ずさみますが、昭和ユーザーの心をつかむ効果がありそうです。ちなみに「昭和」という元号が歌詞に登場するのは、この曲だけのような気がします。「明治」は『コンピューターおばあちゃん』に登場しますが、「大正」「平成」はなかったように思います。時代を明示する言葉は使いにくいのかもしれないですね。

『金魚のジョン』は金魚といういかにも死んじゃいそうな生き物がテーマでバッドエンディングが頭をよぎりますが、おじいちゃんちでのびのび暮らすハッピーエンドで何よりです。これもおじいちゃん受けする曲として入っているのかもしれません。ちなみに2018年の『きんぎょすくい』も金魚のはかなさをテーマにした名曲です。みんなのうたのショートバージョンのアニメーションも好きですが、You Tubeに上がっているロングバージョンの動画も素晴らしいです。

『3341』はいまどきの若者の心情を歌った曲で、ほんとはそういう作品が最近のみんなのうたにも沢山あるのですが、今回のセレクションでも少し紹介されています。スマートフォンの画面越しに眺める演出も今風ですね。スマートフォンがみんなのうたに最初に登場したのがいつかは確認してませんが、2010年の『フレ!フレ!大丈夫』ではまだ携帯電話が使われてましたので2010年代前半のどこかになるでしょうか。ちなみに3341(さんさんよんいち)は「さみしい」と読むのだそうです。この辺はポケベルの時代を感じさせますね。

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2022年1月10日 (月)

みんなのうた60三昧

「みんなのうた60三昧」はじまりましたね。最初の曲は『こんど、君と』でした。今となっては懐かしいですが、いい曲ですね。『老人のつぶやき』もどんな曲だったのか気になります。と思っていたら、紹介してくれるのですね。ありがたいです。

素敵な曲ですね。1975年の頃は、青春を歌ったような歌が多かったので、ミスマッチと判断されたかもしれませんけども、今なら違和感がない気がします。

『音の庭』『いつか見る虹』と比較的最近の曲が続きます。なかなかいいんじゃないでしょうか。モルダウはもう少し前の曲になってしまいましたけどね。『小さな木の実』と続く林田さんのチョイスも渋いです。私の録音では、この続きに『トレロカモミロ』が入ってるんですが、どう続くでしょうか。

と思っていたら、『コンピューターおばあちゃん』でした。テイストは近いですね。雰囲気が一変します。リクエスト枠で『ひげなしゴゲジャバル』。林田さんはご存じないのか、すっと読めなかったですね。それから『勇気一つを友にして』。いずれも中学生のころに聴いていた曲です。ここからはどんどん流すそうですね。楽しみです。

家族、動物、恋の歌特集だそうです。特集みんなのうたみたいですね。時期はずれの大掃除をしながら聞いています。毎年やってくれたらはかどるんですが。三女という存在も今は少なくなった気がします。『ママの結婚』はいっときものすごい勢いで、再放送してました。これのアニメは好きです。背中の羽がパタパタするのが泣けますね。『PoPo Loouise』は久しぶりに全曲を聴きました。こんな曲だったんだ。阿部アナもやっぱり意味がわからないみたいですね。

『グランパ』は飯山で偶然に高橋まゆみさんの人形に出会ったのが思い出深いです。『雪だるま』はなぜかしら60年代のテイストを感じます。『ママのママ』は妙に泣けますね。

Can you see ? I'm SUSHI』は2018年ですか。コロナ以前は遥か以前のように感じますね。わさび〜が耳に残ります。インバウンドとかも歴史上の用語かもしれません。

さて動物特集ですが、まさかの眼鏡橋談義ですね。『わたしのにゃんこ』も『クロ』も号泣曲です。猫の曲は泣いちゃいますね。林田さんのラッコ姿は見てみたいかも。ぽんぽこあの子は男の子だとずっと思ってましたが、女の子だったのかしれないですね。そしてここで『クロ』ですか…。『こうもりバット』は紳士でいいですね。『丘シカ』は全然覚えられませんでした。『ジョン』はハッピーエンドで何よりです。最近では『金魚すくい』が好きだったけどかかりませんでしたね。

『セル』はラジオでは結末がわからないですね。『グラスホッパー』みたいにナレーションが入るといいかも。『恋つぼみ』を聴くとチュウチュウが続いて頭の中で再生されます。

途中所用で抜けてましたが『二人ぼっち時間』はおしゃれで好きな曲ですね。21世紀のドレミの歌というのも納得です。『さようならコンサート』は熱中スタジアムのときに私がリクエストしてスタジオでは流れたのですが、放送では流れなかった曲です。今日は流れて良かったです。

1/24 に「AIで迫るみんなのうた思い出スペシャル」というをやるんですね。思い出をテキストマイニングするようでそれは是非見てみたいです。

最後は再び『こんど、君と』で締めです。いいですね。阿部さん、林田さん、井ノ原さんお疲れ様でした!

【曲目リスト】

『こんど、君と』

『おはようクレヨン』

『音の庭』

『いつか見る虹 モルダウから』

『小さな木の実』

『コンピューターおばあちゃん』

『ひげなしゴゲジャバル』

『勇気一つを友として』

『お兄ちゃんずるい』

『三女おさがり節』

『ママの結婚』

『PoPo Loouise』

『グランパツイスト』

『タン・タン・タン』

『雪だるま家族』

『大きなおなか』

『ママのママのママのママ』

『お弁当箱のうた あなたへのお手紙』

『父さんの汽笛』

『愛を着て』

『グーグーチョキチョキ』

Can you see ? I'm SUSHI』

『子犬のプルー』

『わたしのにゃんこ』

『ロバちょっとすねた』

『悲しきマングース』

『いたずラッコ』

『こだぬきポンポ』

『ペンギンパラダイス』

『クロ』

『ねむい犬』

『考えのあるカンガルー』

『こうもりバットは紳士なバット』

丘シカ地下イカ坂』

『アスタルエゴ』

『金魚のジョン』

『赤い花白い花』

『ヒロミ』

『恋のスベスベマンジュウガニ』

『セルの恋』

『恋つぼみ』

『遠距離やろ?ウチら』

『恋なんです』

『しまうまとライオン』

『とげめくスピカ』

『カゼノトオリミチ』

『光る小道』

『ともだちのうた』

『トム・ビリリ』

『一・ニ・三』

『木靴を履いて』

『五匹の蛙』

『ドレミの歌』

『手のひらを太陽に』

『赤い河の谷間』

『グリーングリーン』

『妹はおなかが痛いんだ』

『ぶんぬけた』

『そっくりハウス』

『花咲かにゃんこ』

『ちいさい秋見つけた』

『一週間』

『山寺の和尚さん』

『はじめての僕デス』

『風と共に』

passion』

『まるで世界』(カバー)

『まるで世界』(オリジナル)

『地球を7回半まわれ』

『りんごのうた』

『二人ぼっち時間』

『切手のない贈り物』

『さようならコンサート』

『テトペッテンソン』

『さとうきび畑』

『ふたりは80才』

『素敵な夜』

『すっぽんぽんぽん』

『高校三年生』(弾き語り)

『月のワルツ』

『瞳を閉じて』

『メトロポリタン美術館』

『恋するにわとり』

『太陽と月のこどもたち』

 

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2021年5月 8日 (土)

みんなのうた60フェス!

今日は「みんなのうた60フェス」の生放送の日でした。本当は、公開放送で抽選に当たれば会場で聞けたかも…なのですが、緊急事態宣言をうけて公開放送は中止になって残念でした。それでも番組自体は生放送で行われて、数多くのアーティストがステージで歌ってくださいました。舞台の背後には映像も流されて豪華でしたね。やっぱり、会場で見たかったです。

生演奏されたのは22曲で多くはフルコーラスでした。ロングバージョンやメドレー演奏は一部の演奏でしたが、井ノ原さんと林田さんのトークも短めで、次から次へと歌が流れる構成は特番の王道と言えるでしょう。

最初は『おお牧場はみどり』(1961)を全員で合唱。ホイ!で盛り上がってましたが、拍手がパラパラなのがやはり寂しいです。本来なら大きく拍手してたところですが。総合テレビ、土曜日の19:30~という「ブラタモリ」の時間帯に林田アナが登場するのは、ちょっと感慨深いものがありますね。

Foorinの皆さんが登場して『パプリカ』を歌うのかと思ったら『山口さんちのツトム君』(1976)でした。『ツトム君』は聞いたことなかったみたいですね。そうかもしれません。でもユミちゃんと同じ振付けで歌う姿はとても可愛らしかったです。歌詞がちょっと怪しいのはご愛敬でしょう。

『ちいさい秋みつけた』(1962)は、古川雄大さん、森山直太朗さん、山崎育三郎さんのコーラスです。さすがに上手いですね。現地で聞きたかったです。バックの映像は1972年版でしょうか。

『スシ食いねェ!』(1985) はNEWSの皆さんと子供たち。21種類のスシをあしらったマスクで登場です。バックの映像はアニメーションでした。この放送用に制作されたのでようか。『一円玉の旅がらす』(1990)は氷川きよしさんが歌いました。映像はオリジナルのアニメーションです。あの歩道橋はどこなのか、改めて見てて気になりました。

『クラリネットこわしちゃった』(1963)、『おしりかじり虫』(2007)、『南の島のハメハメハ大王』(1976)は日向坂46の皆さんのメドレー。3グループに分かれてリレーで歌い、最後は『ハメハメハ大王』を全員の振付けで合唱。波の揺らめきがうまく表現されていました。Foorinの皆さんが再び登場して今度こそ『パプリカ』(2018)。バックには米津玄師バージョンのアニメーションが流れてましたが、ステージではオリジナルメンバーが踊ってますのでほとんど実写映像ですね。


『切手のないおくりもの』(1978)は財津和夫さんと映像に出演した皆さんのスペシャルコーラスでした。1978年版の映像に加えて、Zoom風に高校生の皆さん、高齢者の皆さん、商店街のお父さんやお母さんたちがリレー式に歌ってらっしゃいました。最後は全員そろって再び1番を合唱。これはいいですね。財津さんの目もうるんでらしたように思いました。財津さんは映像出演だったようなので、公開放送だったらどんな形になったのか、ちょっと気になります。


森山直太朗さんが『竹田の子守唄』(1974)を歌われてましたが、高いキーでびっくり! さすがですねえ。バックの映像はアニメーションでした。古川雄大さんが『勇気一つを友にして』(1975)。これは毛利さんのアニメーションです。ステージは何か所かあるようですね。平原綾香さんは『メトロポリタン美術館』(1984)。クローディアの動きをまねた振付けやエジプトの壁画風の動きが可愛らしかったです。次々歌が流れるのがいいですね。

『バラが咲いた』(1966)は石丸幹二さんが歌ってらっしゃいました。映像はアニメーションです。この映像のバージョンでも放送してほしいですね。『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』(2008)と『足跡』(2020)はLitter Glee Monsterの皆さんでです。『手紙』はワンコーラスでしたが、『足跡』は本家だけあってうまいです。生でききたかったですねえ。

『コンピューターおばあちゃん』(1981)は再び日向坂46の皆さんです。ちょっとメロディラインがみんなのうたバージョンとは違ってましたね。複雑な振付けが美しかったです。「夢の宇宙旅行、きっとできる日が来る!」のセリフが熱がこもっていて、ちょっと涙が出そうになりました。この歌ができて40年、宇宙旅行ができるにはいましばらくかかりそうです。

母の日イブということもあって、NEWSの皆さんが『ベスト・フレンド ~Best Friend~』(1992)を熱唱してくださいました。『大きな古時計』(1992)は山崎育三郎さんです。これもうまいですねえ。映像は2002年の平井堅さんのときのバージョンです。

『ありがとう さようなら』(1985)は石丸幹二さんと平原綾香さんのデュエットです。そろそろ締めという感じの曲ですね。「市街」「市街」…と並んだ習字が今更ながら気になりました。なぜ「市街」だったのでしょう。氷川きよしさんの『北風小僧の寒太郎』(1974)もよかったですね。

最後は何かと思ったら『WAになっておどろう ~イレ アイエ~』(1997)でした。確かにフィナーレにふさわしい曲でしょう。オープニング同様、全員の合唱です。公開放送だったら、客席も一緒に歌えたかもしれないですね。返す返す残念ではありますが、沢山の歌がしっかりきけて楽しい番組でした。70周年の公開放送を待ちたいです。今度は何事もありませんように!

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